本年「PFFアワード2013」には、511作品の応募をいただきました。4か月の審査期間を経て厳選された16作品から、あなたのための1作品に遭遇してください。21世紀の自主映画、驚くほどのエンターテインメントです。
「PFFアワード」についての詳細は、「PFFアワードについて」をご覧ください。
ハイチ発の新型ウィルスにより増殖したゾンビを「飼って」みる
[2013年/49分/カラー]
監督・脚本:富樫 渉/脚本:亀井壮太郎/撮影:小川健太、倉田洋輔/編集:村越 徹/録音:大和昌樹、三森将希/美術・メイク:成田まなみ
出演:村松 健、藤 達成、亀田梨紗、板橋駿谷
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世の中に溢れたゾンビ達と共に生きる日本人の生活を、あくまでも日常的な視点でディテールたっぷりに描く、非アクション指向の正当派ゾンビ映画。生も死も実感しにくい現代、主人公はゾンビを自宅に招き入れる。
1984年生まれ。埼玉県出身。日本映画学校ジャーナルゼミ卒業。
大学時代を演劇学科で過ごし、その後日本映画学校に入りました。この作品は映画学校在学中に、課題や卒業制作ではなく仲間と好き勝手に作ったものです。当時「自由に作れる映画」=「ゾンビ」と何故か思い込んでいて、その思い込みが制作のきっかけになったように思います。卒業後、仕事の忙しさにかまけて仕上げが中断。スタッフ・キャストからやんわりプレッシャーを受けながら合間で作業し、3年を経てやっと完成できました。
【繰り返し観ている作品】『ゴーストバスターズ2』(89年)/【最近観て面白かった作品】『東京上空いらっしゃいませ』(90年)
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