本年「PFFアワード2013」には、511作品の応募をいただきました。4か月の審査期間を経て厳選された16作品から、あなたのための1作品に遭遇してください。21世紀の自主映画、驚くほどのエンターテインメントです。
「PFFアワード」についての詳細は、「PFFアワードについて」をご覧ください。
理解者がひとりもいなくても、私は人間を肯定する
[2013年/26分/カラー]
監督・脚本・撮影・編集・出演:田島由深/撮影:冨田了平/録音:高橋郁美、椎葉 爽/音楽:江崎文武、小野稔隆/歌:乾 菫子
出演:持田裕也、山崎昭寿、枡潟和音、中村伸子、井川有梨
森で人知れず歌われる美しい歌。土手に放置された謎の立て看板。そんな「お願いされずに」存在するアートたち、を見つめる人達、を見つめるこの映画は、表現の喜びと不確かさに対する愛情でキラキラしている。
1990年生まれ。東京都出身。文化服装学院服装科在学中。
東京芸術大学音楽学部音楽環境創造科の卒業制作です。最初は舞台芸術のゼミにいましたが、途中からコンセプチュアル・アートにシフト。「最も哀れな人達こそ最も世界を憐れむことができる」そんな希望の物語を模索した結果、映像作品に。大学の4年間は、「アートとは」など頭で考えることが多く、もっと自分の手で何かを丁寧に作り上げることにも興味が出てきて、今は服作りの基礎を学んでいます。
【繰り返し観ている作品】『モダン・タイムス』(38年)/【最近観て面白かった作品】『ムーンライズ・キングダム』(12年)
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