『俺は園子温だ!!』
監督:園 子温
自分の誕生日までの3週間、暗い室内でカメラに向かって呟きを繰り返す自撮りシーンから、一転、カメラは突然走り出し、22歳の園子温は奇声を発し、自分の髪を剃る。映画という媒体を利用して、自身の存在証明を過激に追求する一方、映画の存在そのものにも鋭く迫る。既存の映画のルールを壊し続けてきた園監督の創作エネルギーがここに凝縮。
福岡開幕まで
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日本映画史に新たに加わる1ページ、それは、熱狂の8mm映画の歴史。第一線で活躍する監督たちの原点とも言える8mm自主映画を、21世紀のデジタル技術により英語字幕つき世界巡回企画として実現。日本で高度に発達した「8mm自主映画」のエネルギーが、世界を驚かせ始めました。いま、改めて伝えたい、自主映画のパワーです!
自分の誕生日までの3週間、暗い室内でカメラに向かって呟きを繰り返す自撮りシーンから、一転、カメラは突然走り出し、22歳の園子温は奇声を発し、自分の髪を剃る。映画という媒体を利用して、自身の存在証明を過激に追求する一方、映画の存在そのものにも鋭く迫る。既存の映画のルールを壊し続けてきた園監督の創作エネルギーがここに凝縮。
1961年、愛知県出身。法政大学入学後に8mm映画を手掛ける。これまでの作品に、『桂子ですけど』(97年)、『愛のむきだし』(08年)、『冷たい熱帯魚』(11年)、『ヒミズ』(12年)、『希望の国』(12年)、『ひそひそ星』(16年)などがある。
[1984年/37分/カラー]
監督・制作・脚本:園 子温/撮影:園 子温、山道亮介
出演:園 子温、中川ろここ、大岡一生、ユキコ、お花畑狂介