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「ぴあフィルムフェスティバル in 京都2023」、プログラム発表。京都に縁の深い大森一樹監督特集のほか、鈴木卓爾、山中瑶子、鶴岡慧子監督らも来場!

ひと足先にチラシが完成しました!⇒【「PFF in 京都2023」チラシ】

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10月14日(土)より、京都文化博物館で開催する「ぴあフィルムフェスティバル in 京都2023」のプログラムが決定しました。

コンペティション「PFFアワード2023」の入選22作品に加え、招待作品部門「イカすぜ!70~80年代」の6企画20作品を一挙上映する8日間です。


■コンペティション「PFFアワード2023」

557本の応募作から選ばれた、22作品を一挙上映します。

京都芸術大学に在学中の『鳥籠』立花遼監督、大阪芸術大学&立命館大学出身で大阪在住の『ハーフタイム』張曜元監督ら、入選監督も来場予定です。

また、観客の皆さんに投票いただく「京都観客賞」を実施します。ぜひ投票してください!

<上映作品>
10月20日(金)18:00~
Aプログラム『完璧な若い女性』+『ホモ・アミークス』

10月21日(土)11:30~
Bプログラム『リテイク』+『ちょっと吐くね』

10月15日(日)17:45~
Cプログラム『鳥籠』+『サッドカラー』

10月22日(日)11:30~
Dプログラム『USE BY YOUTH』+『ただいまはいまだ』

10月21日(土)14:45~
Eプログラム『移動する記憶装置展』+『また来週』

10月21日(土)17:30~
Fプログラム『ふれる』+『Flip-Up Tonic』+『ParkingArea』

10月22日(日)14:00~
Gプログラム『逃避』+『うらぼんえ』+『こころざしと東京の街』

10月19日(木)18:00~
Hプログラム『リバーシブル/リバーシブル』+『肉にまつわる日常の話』+『Sewing Love』

10月22日(日)16:45~
Iプログラム『じゃ、また。』+『ハーフタイム』+『不在の出来事』


■招待作品部門「イカすぜ!70~80年代」

①大森一樹監督再発見

京都府立医科大学在学中に制作し、一躍その名を轟かせた『暗くなるまで待てない!』をはじめ、貴重な自主映画時代の8ミリ&16ミリの全9作品を3プログラムに分けて上映します。貴重な70年代の京都の街並みを背景にした作品も含まれています。

かつて大森監督の助監督をつとめた緒方明監督が、東京開催に続きすべての回で、アフタートーク。貴重なエピソードを披露します。さらに、15日(日)のプログラムには、大森監督自主映画時代の主演俳優である、南浮泰造さんに来場いただき、緒方監督との対談が実現しました。

<上映作品>
10月14日(土)11:30~
【自主映画時代①8mm3作品】※デジタル上映
『革命狂時代』+『ヒロシマから遠く離れて』+『明日に向って走れない!』
ゲスト:緒方明監督

10月14日(土)14:00~
【自主映画時代②8mm4作品】※デジタル上映
『空飛ぶ円盤を見た男1』+『空飛ぶ円盤を見た男2 銀幕死闘編』+『空飛ぶ円盤を見た男3 エネルギーマン』『死ぬにはまにあわない!』
ゲスト:緒方明監督

10月15日(日)11:00~
【自主映画時代③16mm2作品】※16mmフィルム上映
『暗くなるまで待てない!』+『夏子と長いお別れ』
ゲスト:緒方明監督、南浮泰造さん(出演)


②斎藤久志監督再発見

斎藤久志監督のプログラムでは、自主映画時代から斎藤監督作品に出演し、現在は京都芸術大学で教鞭をとる鈴木卓爾監督が来場。秘蔵映像&数々のエピソードで、斎藤久志監督の映画術をお話いただきます。

10月14日(土)17:00~
<スペシャルトーク>
「鈴木卓爾氏が斎藤監督を語り、秘蔵映画をみせる」
ゲスト:鈴木卓爾監督


③日比野幸子プロデューサー再発見

PFFスタート時から審査員として参加した日比野幸子さんは、海外へとその視点を拡げ、80年代にはまだ誰も注目していなかったアジアや東欧の新鋭を紹介し続けました。今回は、ホウ・シャオシェン監督、イ・チャンホ監督の2作品を紹介します。

<上映作品>
10月17日(火)15:00~
『風櫃の少年』

10月19日(木)15:00~
『旅人は休まない』※35mmフィルム上映(提供:福岡市総合図書館)


④山中瑶子『あみこ』への道

東京でも好評を博した、山中監督のプログラムを京都でも実施!『あみこ』+『おやすみ、また向こう岸で』の山中監督トーク回に加え、山中監督が衝撃を受けた2作品を上映します。

<上映作品>
10月17日(火)18:00~
『あみこ』+『おやすみ、また向こう岸で』
ゲスト:山中瑶子監督

10月18日(水)15:00~
『ポゼッション』

10月18日(水)18:00~
『ホーリー・マウンテン』


⑤鶴岡慧子監督セレクト

早逝したバーバラ・ローデン監督の初長編作品に衝撃を受けた鶴岡監督が、デビュー作の創作について伝えます。現在、神戸芸術工科大学で教鞭をとる、ご自身の初長編であるPFFグランプリ作品も同時上映!

<上映作品>
10月15日(日)13:45~
『くじらのまち』『WANDA ワンダ』
ゲスト:鶴岡慧子監督


⑥驚異の傑作!

山川直人監督&石井聰亙監督による、70~80年代を代表する伝説の自主映画を2本立て上映。8ミリ作品を修正したデジタル版での上映です。

<上映作品>
10月20日(金)15:00~
『ビハインド』『1/880000の孤独』※デジタル上映


タイムテーブル、チケット情報に関しては、改めて発表します。どうぞお楽しみに。


「ぴあフィルムフェスティバル in 京都2023」開催概要
日程:10月14日(土)~22日(日) ※月曜休館
会場:京都文化博物館(京都市中京区三条高倉)