PFFアワード2023について
「PFFアワード」は、誰でも参加できる自主映画のコンペティションです。 応募される作品の長さ(短編・中編・長編)、ジャンル(ドラマ、CG、アニメーション、ドキュメンタリーetc)や、応募者の年齢などの制限はありません。
PFFアワード2023は、2022年3月24日以降に完成した作品を対象に、2023年2月1日~3月23日の期間、公募しました。そうして集まった557の作品を、PFFディレクターを中心に、映画監督、プロデューサー、劇場スタッフ、ライター等からなるセレクション・メンバー16名で拝見しました。
「1作品を3名が必ず最初から最後まで、1分1秒もらさず観る」というルールのもと、「1次審査」がスタートしました。1次審査会議では、セレクション・メンバー全員が集まり、鑑賞した3人の審査員が他のメンバーにぜひみせたい作品を推薦し1次審査通過作品を決定。
続く「2次審査」では、1次審査通過作品を、セレクション・メンバー全員で鑑賞。全員が集まる2次審査会議は、2日間に渡り、個々の作品に対する考えを出し尽くしました。そこから最終的なプログラミングはPFFディレクターに委ねられ、入選作品が決定しました。
こうして選ばれた22本の入選作品は、「第45回ぴあフィルムフェスティバル2023」9月の東京会場で2回、10月の京都会場で1回のスクリーン上映を行います。入選作品は、最終審査員やPFFオフィシャルパートナー各社が審査を行い、9月22日の表彰式にて、グランプリなど各賞を発表します。
「PFFアワード2023」
セレクション・メンバー
- 荒木啓子(PFFディレクター)
- 植木咲楽(映画監督)
- 榎本高太郎(映画製作管理/映画版権営業)
- 大久保 渉(ライター/編集者/パブリシスト)
- 樺沢優希(字幕翻訳者/映画館スタッフ)
- 久保田ゆり(PFFスタッフ)
- 今 祐仁(イェール大学映画研究者)
- 杉野志保(映画配給会社社員)
- 竹中翔子(映画館支配人)
- 長井 龍(映画プロデューサー)
- 中根若恵(映画研究者)
- 中山洋孝(映画批評家)
- 新谷和輝(ラテンアメリカ映画研究者)
- 森川和歌子(映画人材育成事業スタッフ)
- 吉田由利香(デザイナー/元映画館館長)
- 和島香太郎(映画監督)
*敬称略。50音順。
入選作品データ
入選本数 | 22本 |
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年齢 | 平均:26.1歳 最年少:20歳 最年長:35歳 |
上映時間 | 平均:40.0分 最短:4分 最長:110分 |