『雨女』
監督:矢口史靖
降りしきる雨のなか、貧乏暮らしの女2人はスーパーマーケットを襲い、キャベツ畑を荒らし、牛をも殺す。ドキュメンタリー、B級ホラー、前衛映画と、ジャンルを混在させ、他者に構わず暴走する2人とともに映画は驚異の疾走をみせる。大学生時代の2年半をかけて本作を完成させた矢口監督は、その後日本を代表するエンターテインメント映画監督となった。
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日本映画史に新たに加わる1ページ、それは、熱狂の8mm映画の歴史。第一線で活躍する監督たちの原点とも言える8mm自主映画を、21世紀のデジタル技術により英語字幕つき世界巡回企画として実現。日本で高度に発達した「8mm自主映画」のエネルギーが、世界を驚かせ始めました。いま、改めて伝えたい、自主映画のパワーです!
降りしきる雨のなか、貧乏暮らしの女2人はスーパーマーケットを襲い、キャベツ畑を荒らし、牛をも殺す。ドキュメンタリー、B級ホラー、前衛映画と、ジャンルを混在させ、他者に構わず暴走する2人とともに映画は驚異の疾走をみせる。大学生時代の2年半をかけて本作を完成させた矢口監督は、その後日本を代表するエンターテインメント映画監督となった。
1967年、神奈川県出身。『裸足のピクニック』(93年)で商業映画デビュー。これまでの作品に『ウォーターボーイズ』(01年)、『スウィングガールズ』(04年)、『ハッピーフライト』(08年)、『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』(14年)などがある。
[1990年/72分/カラー]
監督・制作・脚本・撮影:矢口史靖
出演:槙井美和、駒場香代子、山口昭三郎