PFFがロバート・アルトマン、ダグラス・サーク、クリント・イーストウッドに続いて贈る「アメリカの輝ける才能」シリーズ。ゴダール、ヴェンダース、ファスビンダー、スコセッシらが惚れた異才(偉才)フラー。その誰にも真似できないエモーション!
日本初上映作品
日本でも発売予定の自伝『サミュエル・フラー自伝 わたしはいかに書き、闘い、映画をつくってきたか』刊行時に、ひとり娘サマンサ・フラーが父を敬愛する人々と共に制作したドキュメンタリー作品。ジム・ジャームッシュ、ヴィム・ヴェンダース、ジェイムズ・フランコはじめフラー心酔者や出演俳優たちが自伝のリレー朗読をしつつ語るフラー像にニュース映像や映画が交錯し、唯一無二な映画監督の存在が立ち上がっていく!
1912年生まれ。アメリカ出身。
新聞記者、小説家、映画脚本家などを経て、1949年に『地獄への挑戦』で監督デビュー。ジャーナリスティックな感性や第二次大戦従軍経験を活かし、常に脚本も自身で執筆。強烈な暴力描写・登場人物の心理探究・社会的不正に対する抗議を織り込んだ自由で独特な低予算娯楽作品を大プロデューサーの運営するメジャースタジオ下でありながら数多く生み出し、後年、多くの映画作家に強い影響を与えた。フランスでは特に人気が沸騰。ジャン=リュック・ゴダール『気狂いピエロ』での自身の役以降、ヴィム・ヴェンダース、スティーヴン・スピルバーグら若手監督の作品に俳優として多数の出演も。1997年没。
1975年生まれ。ロサンゼルス出身。父サミュエル・フラーと母クリスタ・ラングの間に生まれる。仏・ソルボンヌで哲学などを学んでいたが、1997年の父サミュエルの他界をきっかけにロサンゼルスに戻り、ガラスビジネスに従事。父の生誕100年を翌年に迎えた2011年に父サミュエルのドキュメンタリー製作に着手。現在も映画製作の傍らサミュエル・フラー作品のアーカイブ化に努めている。
[2013年/アメリカ/80分/カラー]
監督・プロデューサー:サマンサ・フラー/エグゼクティブ・プロデューサー:クリスタ・ラング・フラー/プロデューサー:ジリアン・ウォレス・ホーバット/撮影監督:シーマス・マッガーベイ
出演:ジェームズ・フランコ、ジェニファー・ビールス、ビル・デューク、ジェームズ・トバック、ケリー・ワード、ケリー・ワード、ペリー・ラング、ロバート・キャラダイン、マーク・ハミル、ジョー・ダンテ、ティム・ロス、ヴィム・ヴェンダース、モンテ・ヘルマン、バック・ヘンリー、コンスタンス・タワーズ、ウイリアム・フリードキン
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