第33回ぴあフィルムフェスティバル

第33回ぴあフィルムフェスティバル

JAPAN国際コンテンツフェスティバル

上映作品紹介「PFFアワード2011」

審査員特別賞受賞作品

(TAITO)』

同僚の自殺で炙り出される内奥

類型的な正義と悪の境界で漂うだけに終わらず、本物の邪悪と醜悪を見逃すな! その正義は『善』なのか?『悪』はどこだ?

2011年/ビデオ/70分/カラー
監督・脚本:緑朗 撮影:緑朗、中村謙吾、鈴木 龍、佐々重彰 編集:緑朗、中村謙吾 出演:松村龍樹、深津健介、佐藤宜全、田中一生、唐戸ゆかり、藤井牧子、北村美岬、渡辺拓真、川田智美、緑朗

監督:緑朗 (ろくろう)

27歳。愛知県出身。
「意味も存在も不確かなものを撮りたかった」というのが、作品のテーマであり、タイトルを選んだ理由だ。本作は、自身が体験した実話が元になっている。「結局誰も真実はわからないのに、悲劇も喜劇も簡単に消費されていく」ことに危機感を持つ。「今の世の中は“よく見る”ことが、ぞんざいになってる」。専門学校卒業後、自動車の整備士として働いた。その後、ニュージーランドに1年ほど滞在。世界各国から来た“自由に生きている人たち”と出会い、俳優を志すことを決意、帰国後ENBUゼミナールに通った。しかし、「自分の表現したいものを俳優で演じるには、自分自身で映画を作らなければ」と思い立つ。そうして撮った短編映画2本は、いずれも人間の弱さ、生きる哀しさが基軸にある。「こうした現状があるということをよく見てほしい、そして、その先の社会に行くにはどうしたらいいのかを考えたい」。

動画紹介

上映日時

東京
2011年9月25日(日) 18:00 / 2011年9月28日(水) 14:30
神戸
2011年12月26日(月) 18:00
京都
2012年3月23日(金) 18:15
名古屋
2012年7月3日(火) 18:00
福岡
2012年7月7日(土) 11:45

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