「イカすぜ!70~80年代:大森一樹再発見」斉藤由貴さん、室井滋さんよりコメント到着。chao!さんによる、描き下ろしイラストも完成!
いよいよ9月9日(土)から開催となる、「第45回ぴあフィルムフェスティバル2023」。
映画祭を前に、「イカすぜ!70~80年代:大森一樹再発見」に向け、女優の斉藤由貴さん、室井滋さんからのコメントが到着しました。
「斉藤由貴3部作」として知られる、『恋する女たち』『トットチャンネル』『「さよなら」の女たち』に主演した斉藤由貴さん。20日(水)に上映する、テレビドラマ『女優時代』についても触れていただいています。
また、学生時代に数多くの自主映画していた室井滋さんは、当時PFFの審査員を務めていた大森監督との出会いを振り返っていただきました。
大森一樹監督と縁の深い、お二人のコメントをご紹介します。
■斉藤由貴さん(女優)
大森監督と映画以外の場所でお仕事するのは、この『女優時代』が初めてでした。
映画の監督とテレビドラマの監督、向き合い方や空気感とか、何か違うのだろうか?と思いましたが、少なくとも私には、自分らしく楽しんで作品を作るという大森監督独特の気楽さと自由さは、映画とテレビという畑の違いはあれど、そのままのように感じました。いつも飄々としてて、軽い感じなのに目は笑っていない(笑)。
そんな大森監督が撮った、乙羽信子という女優の生き様を、稚拙ながら精一杯、演じました。
文字通り、古き良き時代を、ペーソスやセンチメンタルを楽しんでいただける作品だと思います。
■室井滋さん(女優)
私にとって大森監督は初めて出会った大人の監督さんでした。
PFFに応募した仲間達の8ミリ映画の中から私を見つけて下さり、映画『風の歌を聴け』で"三番目の女の子"に配役して...。
監督には感謝しかありません。もう、あの照れ臭そうな笑顔を拝見できないと思うと、胸がグーッと重い音をたてます。
今回、上映会で監督が大切にされた"初心"を再発見できたらいいなぁと思っております。
さらに、人気イラストレーターのchao!さんに、本企画をモチーフにした、レトロポップなイラストを描き下ろしていただきました。
80年代の大森監督作品をイメージした、当時流行のファッションを着こなすキュートな男女が描かれています。限定ポストカードとして、会場で配布予定です。
貴重なスクリーンでの上映に加え、緒方明監督&モルモット吉田さんによるトークイベントも充実の「大森一樹再発見」プログラム。ぜひご注目ください。