上映作品紹介

◎招待作品部門 京都賞受賞作プログラム

近年、京都会場で京都賞を受賞した2作品を一挙上映します!

PFFアワード2014 京都賞

『怪獣の日』

監督:中川和博

特撮映画愛溢れる現代の怪獣映画

太平洋沖に現われた未知の怪獣。自衛隊と米軍の共同作戦で活動を停止させることに成功したが、やがてその遺骸は日本の沿岸に漂着する。無策な政府からの補助金を目当てに怪獣の遺骸を建屋で囲んで観光名物にしようとする住民たちと、未知の生態の死に懸念を示し、それに反対する学者たちの怪獣をめぐる攻防。作り手たちの静かな怒りがメタファーとなり画面を満たす、怪獣映画愛にも溢れた本格エンターテインメント。

監督紹介

中川和博Kazuhiro Nakagawa

1986年生まれ。奈良県出身。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。高校時代から自主映画を撮り始める。夜空に星が見えなくなった近未来の東京を描く『ほしをさがして』(09)続く本作は14年7月、毎年シカゴで開催される、ゴジラと日本の怪獣ファンのためのイベント「G-FEST」に招待された。

予告編
上映日時

[2014年/30分/カラー]
監督・脚本・編集:中川和博 撮影:田中平太 録音:米澤 徹 照明:藤井聡史 VFX:上田倫人 CGI:田村 健
出演:イワゴウサトシ、三沢幸育、山下ケイジ、高木公介、松澤輝朝、たなべ勝也

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