近年、京都会場で京都賞を受賞した2作品を一挙上映します!
PFFアワード2013 京都賞
京都で大学に通っていた監督・河津宏亮は、父の借金が原因で両親が離婚するという寝耳に水の報を受け、カメラを片手に熊本の実家に。どうやら3年程前から父は家も出ていたらしい。早速父に会いに行くが、疲れ切った一人暮らしの生活ぶりをみて複雑な気持ちになる。だが久々に共に日々を過ごすうちに、今まで知らなかった父の姿が見え、自身の中にも変化が起こり始めたころ、奇跡のように大切な記憶が目の前に現れる。
1990年生まれ。熊本県出身。京都造形芸術大学映画学科映画監督コース卒業。大学の卒業制作で劇映画を撮ろうと決めたものの、脚本が描けない状態のまま実家に帰り撮影した本作で、ドキュメンタリー初挑戦にしてPFFアワード入選。現在は映像制作会社に勤務しながら次回作を構想中。
[2013年/45分/カラー]
監督・撮影・編集:河津宏亮 音楽:岡田匡紀
出演:河津忠継