上映作品紹介

◎招待作品部門 映画内映画

東京では、映画学校生とその永遠なるテーマに果敢に挑んだ鈴木卓爾監督、長崎俊一監督のプレミア2作品に加え、映画魂の塊、森崎東監督とフランソワ・トリュフォー監督が映画撮影現場を描く2傑作を上映。名古屋では、名古屋学芸大学の映画プロジェクトとして製作された『唇はどこ?』の名古屋お披露目上映。映画づくりの歓びと苦しみと“何か”を浴びてください!

完成披露プレミア上映

『ジョギング渡り鳥』

監督:鈴木卓爾

宇宙人と映画制作現場が入り混じる実験作

長い旅路を経て、地球に辿り着いた途端に母船が壊れ、地球から帰れなくなったモコモコ星人たち。すると彼らは町の人々をカメラとマイクで観察し始めた…カメラの前に立つキャストが、スタッフも担い、やがて映画が逸脱していく。映画美学校アクターズ・コースの講師を務めた鈴木卓爾監督が、参加者全員を「並走させて撮る」という試みに挑んだ、映画制作の可能性を探る意欲作。爽快感あふれるエモーショナルなラストシーンは必見!

監督紹介

鈴木卓爾Takuji Suzuki

1967年生まれ。静岡県出身。『にじ』がPFFアワード88にて審査員特別賞を受賞。大学の後輩・矢口史靖監督の『裸足のピクニック』(93年)にて脚本・助監督を担当後、ドラマ手法の映画の道へ進む。監督作に『私は猫ストーカー』(09年)『ゲゲゲの女房』(10年)『楽隊のうさぎ』(13年)等。斎藤久志監督の『夏の思い出異常快楽殺人者』(95年)出演をきっかけに、俳優としても活動。

予告編
上映日時
  • 【 東 京 】2015年9月19日(土) 10:30~
    ※上映前に、監督&出演者13名による舞台挨拶あり。上映後に鈴木卓爾監督、諏訪敦彦監督、来場!

[2015年/日本/159分/カラー]
監督・場面構成:鈴木卓爾/人物&台詞・芝居カメラ撮影:映画美学校アクターズコース第1期高等科/世界観サブテキスト:中川ゆかり/撮影:中瀬 慧/音響:川口陽一
出演:中川ゆかり、古谷利雄、永山由里恵、古川博巳、坂口真由美、茶円 茜、小田 篤、矢野昌幸、古内啓子、小田原直也、柏原隆介

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