coFesta2012

PFFアワードについて

最終審査員

最終審査員は5名。映画監督を含むクリエイターで構成され、毎年違う顔ぶれです。
賞は数時間にわたる討議の末に決定し、東京会場最後を飾る表彰式で発表されます。

高橋伴明 (映画監督/京都造形芸術大学教授)
Banmei Takahashi/Film Director, Professor

1949年生まれ。奈良県出身。
『婦女暴行脱走犯』(72年)にて監督デビューし、50数本のピンク映画を監督。『TATTOO[刺青]あり』(82年)でヨコハマ映画祭監督賞受賞。『愛の新世界』(94年)でおおさか映画祭監督賞受賞。ほかに『獅子王たちの夏』(91年)、『迅雷 組長の身代金』(96年)、『光の雨』(01年)、『火火』(04年)、『禅 ZEN』(09年)、『BOX 袴田事件 命とは』(10年)、京都造形芸術大学映画学科【北白川派映画芸術運動】第二弾『MADE IN JAPAN-こらッ!-』(11年)など多数。また『逆噴射家族』(84年/監督・石井聰亙)のプロデューサーを務めるなど、脚本・演出・プロデュースなどの分野でも幅広く活躍している。監督最新作は、1914年日韓併合下の朝鮮に渡った林業技師浅川巧と、イ・チョンリムの友情を描いた話題作『道~白磁の人~』(12年)。

行定 勲 (映画監督)
Isao Yukisada/Film Director

助監督として岩井俊二監督作品等に参加し、長編第2作『ひまわり』(00年)で釜山国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞。『GO』(01年)では日本アカデミー最優秀監督賞など数々の賞を受賞。2002年には『ロックンロールミシン』『JUSTICE』、04年には『きょうのできごと』、大ヒットした『世界の中心で、愛をさけぶ』、05年には『北の零年』『春の雪』、10年には『今度は愛妻家』が公開。同年、『パレード』(吉田修一原作)にてベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞するなど海外での評価も高い。携帯用配信動画『女たちは二度遊ぶ』は、過去最高の視聴率を達成。最新作は井上荒野原作・阿部寛主演『つやのよる』。13年新春全国公開予定。故郷の「エフエム熊本」で月1回の生放送ラジオ番組「月刊行定勲」も継続している。

川内倫子 (写真家)
Rinko Kawauchi/Photograher

1972年生まれ。滋賀県出身。
2002年に『うたたね』『花火』(リトルモア)で第27回木村伊兵衛写真賞受賞。09年、ICP主催の第25回インフィニティ賞芸術部門受賞。主な個展に、05年「AILA + Cui Cui + the eyes, the ears,」(カルティエ財団美術館、パリ)、07年「Semear」(サンパウロ近代美術館)、12年「照度 あめつち 影を見る」(東京都写真美術館)などがある。最新刊に『照度 あめつち 影を見る』(青幻舎)、『光と影Light and Shadow』(私家版)。

新井浩文 (俳優)
Hirofumi Arai/Actor

1979年生まれ。青森県出身。
行定勲監督の『GO』(01年)にてスクリーンデビュー。『青い春』(02年)で高崎映画祭最優秀新人男優賞を受賞。その後『さよなら、クロ』(03年)、『赤目四十八瀧心中未遂』(03年)、『ジョゼと虎と魚たち』(03年)、『血と骨』(04年)等に出演し、花村萬月の芥川賞受賞作品を映画化した05年『ゲルマニウムの夜』では困難なキャラクターで単独初主演を果たす。『松ヶ根乱射事件』(07年)、『劒岳 点の記』(09年)、『BOX 袴田事件 命とは』(10年)、『モテキ』(11年)、『宇宙兄弟』(12年)、『ヘルタースケルター』(12年)、『莫逆家族-バクギャクファミーリア』(12年)等多彩な監督たちの多彩な映画に出演。今後も『アウトレイジ ビヨンド』(12年)、『赤い季節』(12年)、『その夜の侍』(12年)、『永遠の0』(13年公開予定)等、様々な役での出演作が待機中。

川村元気 (映画プロデューサー)
Genki Kawamura/Film Producer

1979年生まれ。神奈川県出身。
2001年東宝に入社。05年、26歳で映画『電車男』を企画し、興行収入37億円の大ヒットを記録。その後も『スキージャンプ・ペア』(06年)、『陰日向に咲く』(08年)、『デトロイト・メタル・シティ』(08年)などの個性的なヒット作を企画。10年には『悪人』『告白』を企画し、海外の映画祭で多数受賞。国内でも、キネマ旬報ベストテンの1位、2位に選出され、日本アカデミー賞各賞を分け合った。また同年、米TheHollywood Reporter誌の「Next Generation Asia 2010」にプロデューサーとして選出され、11年には「第30回藤本賞」を史上最年少で受賞した。その後も、『モテキ』(11年)、『宇宙兄弟』(12年)などのヒット作を企画したほか、『friendsもののけ島のナキ』(11年)、『おおかみこどもの雨と雪』(12年)などアニメーション映画にも参画している。

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