PFFアワード2016 準グランプリ&ジェムストーン賞(日活賞)&日本映画ペンクラブ賞&観客賞(名古屋・福岡)
『花に嵐』
監督:岩切一空(23歳/東京都出身)
大学入学後、誘われるがまま映画サークルに入った"僕"は、部室に置いてあったカメラを借りて映像日記を撮り始める。新しい環境の中、行く先々で"僕"の前に必ず現れる一人の女の子。新入生?上級生?なんとなく気になってしまう彼女に、"僕"は未完に終わった映画の続きを撮ってほしいと頼まれる。
新しい環境で次々と出会う女性に振り回される、巻き込まれ型主人公。擬似ドキュメンタリーのような体裁をとりながらカメラを回し続ける"僕"は、次第にまだ存在しないフィクションの一部になっていく。