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来場ゲスト情報更新!
1/13(木)『豚とふたりのコインランドリー』に蘇鈺淳監督、1/15(土)『ライブイン茅ヶ崎』『の・ようなもの』にライムスター宇多丸さん、1/16(日)『夜の帳につつまれて』に松林悠依監督、『ばちらぬん』に石田健太さん(出演)、三井康大さん(出演)が、新たに来場決定しました。
今週末1/15(土)、「森田芳光70祭」にライムスター宇多丸さん来場決定!
1/15(土)の「森田芳光70祭」『ライブイン茅ヶ崎』『の・ようなもの』の上映後トークに、森田監督の熱狂的ファンであるライムスター宇多丸さんの登壇が急遽決定しました!
来場ゲスト情報更新!
1月8日(土)の『裸足で鳴らしてみせろ』に工藤梨穂監督と主演の佐々木詩音さん、1月10日(月・祝)の『壁当て』に井上朝陽監督の来場が決定しました。
「第43回ぴあフィルムフェスティバル in 京都」の公式サイトをオープンしました!
新着情報は、こちらに随時発表していきます。
上映作品
「PFFアワード2021」
この新しさ、可笑しさ、切実さ…。
観ればきっと心に刺さる、
489本の応募作から選ばれた天下無双の18作品。
※最終審査員:池松壮亮(俳優)、今泉力哉(映画監督)、柴崎友香(作家)、岨手由貴子(映画監督)、高田 亮(脚本家)*50音順。敬称略。
『愛ちゃん物語♡』
★エンタテインメント賞(ホリプロ賞)&映画ファン賞(ぴあニスト賞)
監督:大野キャンディス真奈
母を失い、厳しい父のもと友情も知らずに生きてきた高校生の愛。ある日、聖子さんとの出会いで、彼女の世界は一変する!衣装や美術などのこだわりも詰まった、あらゆる観客を楽しませる、ポップでキュートな成長物語。
『苺のジャムとマーガリン』
監督:宮永咲弥花
- ゲスト
- 宮永監督、三代朋也氏(出演)
大好きな彼が好きな、苺のジャムとマーガリン。日々喜びや苦悩を感じる多感な時期に、高校生たちはいかに自らを表現するのだろうか?当時高校生だった、宮永監督の危うくてヒリヒリするようなワードセンスに、心がザワつく!
『壁当て』
監督:井上朝陽
- ゲスト
- 井上監督
一人で壁に向かって野球の練習に励む少年。そこに現れた、チームメイトのライバル。"壁当て"の淡々としたリズム、最小限のセリフで、2人のヒリヒリした関係を緻密に描く。そして、人を観察するような猫の存在感!
『巨人の惑星』
監督:石川泰地
自分の世界に引きこもる、大学時代の友人。彼は「夜の東京には巨人がいる」と熱弁しだす…。巨人は彼の妄想なのか?所々入れ込まれるユーモアに、俯瞰的な視点も楽しい。最後までしっかり目を凝らして観るべし!
『帰路』
監督:高橋伊吹
- ゲスト
- 高橋監督
10時42分、少年は高校を抜け出す…。何も起こっていないようで何かが起こっている家への帰路。10代にしか撮れないような、目まぐるしくきらめくセンス!当時高校生だった高橋監督は現在、立命館大学に在学中。
『グッバイ!』
★準グランプリ
監督:中塚風花
- ゲスト
- 中塚監督
就職、上京という変化の時期を迎えた監督が、自らカメラを持ち、家族と、世界と向きあった、手探りのセルフドキュメンタリー。フィクションでは描けない、奇跡のようなカットと言葉の数々に、今泉力哉監督も驚愕!
『県民投票』
監督:大場丈夫
原発再稼働の是非を問う「県民投票」をめぐるドキュメンタリー。自分自身で政治について考える大切さをよびかけ、対話を重ねる人々を映すカメラは実際の茨城県議会に入り、議論の様子が映されているのも衝撃!
『五里霧中』
監督:曽 子明
廃墟の並ぶ中国の町で、闇商売でしのぐ若者たち。主人公パンは恋人や後輩が新天地へ向かおうとする中、どうにかもがいていく…。閉塞感や焦り、葛藤を表現するためのロケーション選びや撮影センスが素晴らしい。
『サイクルレース』
監督:倉澤紘己
自転車のレースの途中、気づけば道を外れて1人走り続け…。延々と続く道、自転車のリズム、見守る電灯。点描画のような粗い粒子のアニメーションと、響き続ける音のすさまじさが、独創的な魅力を放っている。
『Journey to the 母性の目覚め』
★審査員特別賞
監督:岡田詩歌
中学校への登校中、突然"母性"に目覚めた私。結婚や妊娠、子育て、様々な年代で私につきまとう母性をめぐる言説。5分間のポップな映像の中に、多様で鋭い視点と、多彩なテクニックが大胆に渦巻いて輝く傑作。
『転回』
★審査員特別賞
監督:岩﨑敢志
- ゲスト
- 加藤紗希氏(出演)
志向の違う若手芸術家カップルの元に、界隈では有名な芸術家の男が現れたことで、2人の感情や意識に変化が訪れる…。密度の高い会話、強度のあるショットなど、狭い空間で緻密に計算された演出と撮影に唸る!
『ばちらぬん』
★グランプリ
監督:東盛あいか
- ゲスト
- 東盛監督、石田健太氏(出演)、三井康大氏(出演)
タイトルは「忘れない」という与那国語。消滅危機言語だ。与那国の持つ記憶や文化を、フィクションとドキュメンタリーの融合で昇華させた実験作。何かを伝えることの純粋で強い意志が全編に漲り、池松壮亮さん絶賛。
『Parallax』
監督:野辺ハヤト
- ゲスト
- 野辺監督
列になって並ぶ謎の生き物たち。ある者は選ばれ、ある者は選ばれない…。抽象的な映像と音楽がシンクロし、自分の中のさまざまなイメージが解放されていく。「視差」を意味するタイトル通り、自由な解釈が楽しい!
『豚とふたりのコインランドリー』
★審査員特別賞
監督:蘇 鈺淳
- ゲスト
- 蘇監督
台北のコインランドリー。洗濯に来た男とそこにいた女の時間をワンカットで描いた野心作。人生で数多ある、偶然の短い出会いの瞬間を捉えた、まるで魔法のような22分間。鑑賞後も続く余韻に、人を信じたくなる。
『距ててて』
★観客賞
監督:加藤紗希
- ゲスト
- 加藤監督、豊島晴香氏(脚本)
同じ家に住むアコとサンを中心として描かれる、家で暮らす者、訪れる者、出ていく者。様々なアプローチで時間・空間表現に挑むオムニバス。そして映画は家の外へ!予想を超える驚きの展開は、他に似たものがない!
『みなみとあした』
監督:林崎征大
2011年3月10日。先輩の家で恋愛相談をしている大学生みなみを中心に、男女4人の恋や友情が交差する一夜。震災前日という、かつてあった時間に、ありえたかもしれない物語が観客の記憶を刺激していく。
『夜の帳につつまれて』
監督:松林悠依
- ゲスト
- 松林監督
裕也は、育児放棄されていた小学生・海斗を連れて旅に出る。親切な人々との出会いや母親との再会を通し、裕也は自分自身を見つめ直す。生きることの温かさと苦しさを力強く描く、初監督とは思えぬ堂々たる長編に拍手。
『ROUTINE』
監督:宮原拓也
清掃員ミトの職場に現れた青年。無言でジャグリングばかりしている不思議な男だが、その才能を清掃作業にも活かせる事に気づく…。リズミカルな動きとメロディがクセになる、気持ちのいいバディ映画!監督はドラマーでもある。
「PFFアワード」グランプリ受賞監督の長編デビュー作2本を、
劇場公開に先駆けて関西エリア初上映!
『猫と塩、または砂糖』
監督:小松 孝
出演:田村健太郎、宮崎美子、吉田凜音、池田成志、諏訪太朗
社会を拒絶した長男、慎ましい母、アル中&糖尿病の父の3人で暮らす、佐藤家。そこへ母の元カレとその娘も加わった、奇妙な同居生活がスタートする…『食卓』小松孝監督のシニカルなユーモアと、クセのある演出は必見!
『裸足で鳴らしてみせろ』
監督:工藤梨穂
出演:佐々木詩音、諏訪珠理、伊藤歌歩、甲本雅裕、風吹ジュン
- ゲスト
- 工藤監督、佐々木詩音氏(出演)、諏訪珠理氏(出演)
「代わりに世界を見てきてほしい」。盲目の養母ミドリのため、二人の青年はレコーダーを手に"世界旅行"へ…。『オーファンズ・ブルース』の工藤梨穂監督による、観る者を揺さぶる力作。ロッテルダム国際映画祭に出品決定。
監督特集
軽やかにしなやかに、
37歳にして既に長編監督作が7本!
世界が注目するタイのデジタル世代の俊英は必見!!
後援:タイ王国大使館 字幕協力:大阪アジアン映画祭、東京国際映画祭
『36のシーン』
監督:ナワポン・タムロンラタナリット
出演:コラミット・ワッチャラサティアン、ワンロット・ルンカムジャット
釜山国際映画祭ニューカレンツ部門最高賞を受賞した長編処女作。ロケハン係のサーイと美術監督のウムの淡い恋の行方を36のワンシーン・ワンショットで紡ぐ。アナログとデジタルを自在に行き来する実験的手法に驚嘆。
『マリー・イズ・ハッピー』
監督:ナワポン・タムロンラタナリット
出演:パッチャー・プーンピリヤ、チョンニカーン・ネートジュイ、ワスポン クリアンプラパーキット
実在する女子高生マリーが投稿した400通以上ものツイートを使用し物語が繰り広げられる新感覚ガールズムービー。思春期の心の揺らぎや危うさを演技初挑戦の主演2人が見事に表現。ヴェネチア国際映画祭出品。
『あの店長』
監督:ナワポン・タムロンラタナリット
出演:ペンエーグ・ラッタナルアーン、ソンヨット・スックマークアナン、バンジョン・ピサンタナクーン
かつてバンコクに存在した海賊版ビデオショップについて、元常連客や関係者たちが回想するドキュメンタリー。謎めいた店長や出会った数々の映画について語るうち、いつしかテーマは海賊版の存在意義というスリリングなものへ。
『フリーランス』
監督:ナワポン・タムロンラタナリット
出演:サニー・スワンメーターノン、タビカ・ホーン、ヴィオレット・ウォーティア
タイ最大手の映画会社に大抜擢され制作した初メジャー作品にして、自国アカデミー賞8冠。過酷な労働を続けるフリーランスのデザイナーと女医が織り成すラブコメディ。原題は『病むな、休むな、医者を好きになるな』。
『ダイ・トゥモロー』
監督:ナワポン・タムロンラタナリット
出演:チュティモン・ジョンジャルーンスックジン、サニー・スワンメーターノン、パッチャヤー・プーンピリヤ
「自分が明日死んでしまうかも…」と感じた監督が、遺書のつもりでつくったという実験作。フィクションとインタビューを交えながら、誰にも必ず訪れる死を、独自の視点で美しく詩的に綴っている。ベルリン国際映画祭出品。
『BNK48: Girls Don't Cry』
監督:ナワポン・タムロンラタナリット
出演:チャープラン・アーリークン、スチャヤー・セーンコート、ジラダーパー・インタジャック
バンコクで活動する、AKB48の姉妹グループBNK48。日々、過酷な競争に身を置く少女たちが、カメラの前で、個性を満開に気持ちを吐露していく姿を、シンプルなインタビュー映像に凝縮させた、ナワポンの距離が鬼か神。
『ハッピー・オールド・フィルムズ1』
監督:ナワポン・タムロンラタナリット
北野武を思わせるドライな暴力シーンや、岩井俊二のような少女たちの繊細で残酷な世界など、邦画の影響を受けつつも、独創的で多彩な作風がすでに確立しているのがわかる、ここでしか見られない貴重な短編3本立て。
『ハッピー・オールド・フィルムズ2』
監督:ナワポン・タムロンラタナリット
このアイデアは、どこから出てくる?!驚きと喜び満載の短編作品、CM、ミュージックビデオなど、監督が自ら選んだ16編。その後の長編作品に発展していった作品もあり、ナワポン監督の脳細胞がぎゅっと詰まったプログラム。
没後10年、天才・森田芳光を再発見する特集。
1978年のPFF入選作など、監督の原点と言える伝説の8ミリも。
企画協力:ニューズ・コーポレイション(森田芳光事務所)
『ライブイン茅ヶ崎』
監督:森田芳光
出演:青木真巳、石井 保、三沢信子
- ゲスト
- 三沢和子氏(映画プロデューサー)、ライムスター宇多丸氏
茅ヶ崎で生まれ育った湘南ボーイ達の飾り気のないリアルな日常が、独特のリズミカルな構成で綴られる、瑞々しい青春映画。森田監督の最後の8mm映画であり、商業映画へのステップとなった記念碑的作品。
『の・ようなもの』
監督:森田芳光
出演:秋吉久美子、伊藤克信、尾藤イサオ
- ゲスト
- 三沢和子氏(映画プロデューサー)、ライムスター宇多丸氏
古典落語の修業に励む二ツ目の落語家の恋と青春を描いた、
森田監督の鮮烈な劇場映画デビュー作。
35mm長編映画を自主制作するという、まさかの挑戦に話題沸騰。軽快でスタイリッシュ、そして愛らしい夢の映画だ。
『(ハル)』
監督:森田芳光
出演:深津絵里、内野聖陽、戸田菜穂
- ゲスト
- 三沢和子氏(映画プロデューサー)
パソコン通信によって見知らぬ男女が出会い、恋が生まれるまでを描いたラブストーリー。96年当時、まだ一般化していない「メール」を世界で初めて取り入れた。メール特有の距離感や心の繋がりが、今だからこそより鮮明に伝わる!
PFFとピーター・バラカン氏のコラボ企画「ブラック&ブラック」で日本初上映した音楽映画を特別上映!
タイムテーブル
*開場時間は上映時間の15分前。
*やむを得ない事情により、プログラムおよび来場ゲストが予告なく変更になる場合もございます。ご了承ください。
チケット
12月11日(土)朝10時より、
チケットぴあにて発売!
(Pコード:551-866)
※会場でのチケット販売(当日券)はございません。ご注意ください。
※各回上映開始時間まで販売します。
一般・シニア | 学生・障がい者・友の会 |
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1,300円 | 800円 |
※日時指定/全席自由席(整理番号制)
※学生、障がい者、友の会の方は、入場時に証明できるものをご提示ください。
購入方法
①インターネット購入
(https://t.pia.jp/pia/search_all.do?kw=PFF)
- ※チケットは会場では発券できません。必ず、セブン-イレブンかファミリーマートで発券の上ご来場ください。
②セブン-イレブンで直接購入
会場案内
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ご入館にあたってのお願い
マスク着用のない方の入館をお断りします。
来館者全員に検温を行います。
37.5 度以上の方は入館をお断りします。
下記に該当する方はご来館をお控えください。
- 新型コロナウイルス感染症について、陽性判定、あるいは医師に自宅待機指示を受けている方
- 検査結果待ち、あるいは体調不良の諸症状がある方 ・ご自身の身近に感染の疑いがある方
- 過去14日以内に、陽性の方と濃厚接触がある方、感染が拡大している国・地域への訪問歴がある方
会場 | 京都文化博物館(京都府京都市中京区東片町623−1) |
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URL | https://www.bunpaku.or.jp/info/access/ |
アクセス |
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PFFとは
ぴあフィルムフェスティバル(PFF)は、
"映画の新しい才能の発見と育成"をテーマにした映画祭
PFFは、"映画の新しい才能の発見と育成"をテーマに、当時、まだ観る機会の少なかったインディペンデント映画の面白さを広く伝えるため、1977年にスタートした映画祭です。
メインプログラムは、第1回より続く世界でも珍しい自主映画のコンペティション「PFFアワード」。入選者の中からは、後にプロの映画監督として活躍する人たちが160名を越え、若く新しい才能が集う場所として、広く認知されるようになりました。
コンペティション部門と同時に、国内外の多彩な映画を招待上映しています。
フランソワ・トリュフォー、ルイス・ブニュエル、侯孝賢、マキノ雅弘、ミヒャエル・ハネケ、テオ・アンゲロプロス、ロバート・アルトマン、ダグラス・サーク、クリント・イーストウッド、大島渚、若松孝二、羽仁進、サミュエル・フラー、ロバート・アルドリッチといった監督の特集企画を組むなど、"映画祭ならでは"の企画を続けています。
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