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PFFディレクターBLOGRSS

2011/09/28 05:05:52

あと3日

第21回PFFスカラシップ作品『恋に至る病』のお披露目(総勢7名で舞台挨拶です!アーバンも登場予定!)と、表彰式の準備に突入したら、はっと気づけばもう28日です。第33回PFFもあと3日を残すのみ。PFFアワード作品も、残るは11作品の上映。本日は3プログラム6作品、明日は2プログラム5作品をご覧いただきます。毎回上映後に、ご来場くださった監督と、短いながらトークの時間を持っています。私か、時に事務局の江村がご紹介させていただいておりますが、29日は、共催の東京国立近代美術館フィルムセンターの研究員の方に初めてご登場願う予定でおります。私たちとは全く違う環境で映画に日々触れておられる方々が、どのようにPFFアワード入選作品をご覧になるか、どんなトークが交わされるか楽しみです。
今年のPFFアワード17作品、「ぴあ映画生活」とも協力して、作品紹介を厚く展開しております。それらを始めとする作品情報からも、作品が気になっていたけれども見逃した方は、今後のPFF全国展開での上映や、国内外の映画祭上映情報を随時HPでお知らせしますので、チェックしてください。

今年の招待作品は、昨年までと比較して、予測不可能なプログラムを増やし過ぎたかなあと今、ふと考えています。『サタンタンゴ』7時間半がほんとうの嵐とともに始まり、終わったのが象徴的だったように(お知らせ:30日深夜よりオールナイト上映がオーディトリウム渋谷であります。プリント状態は、8割強大変美しく、ところどころ、傷とノイズがありますが、是非!今度こそ最後の上映です!)、長谷川和彦監督をお迎えしてのトークも、終わってみればゴジさんの健在ぶりがはっきりわかって嬉しくなる時間となりましたが、やはり、先に繋がることを祈ってしまいます。黒沢清監督をお迎えした回は、「教える、というのはなんて大変なんだろう・・」ということをしみじみと実感する時間となりました。非常に深い話に突入できたかもしれない話題が時間切れになったのは惜しかった。黒沢監督には、「映画長話」へのサインまでご快諾いただき、恐縮しています。
・・・・って、主催者がまた感想書いてしまった・・・

この「映画長話」(リトルモア発行)。ほんとに映画の長話です。楽しそう。そんな中、202ページにある「日本の個人の金融資産の七五パーセントぐらいを六十歳以上の老人が持っている。ほぼ八百兆円です。その人たちを映画に投資させなければならない。これほどの資産の偏りは日本だけでしょう(略)」という一節は怖かった。最近、部屋探しをしたときの怖い思い出が甦りました。自分が古いアパート好きなのがよくわかった部屋探し。とあるかつての高級マンションでは、自転車置き場に埃だらけの自転車が満載。しかし、「自転車置き場に空きはない」ということで、新規の持ち込みは不可能。不動産屋の話によると、アパートの会議で議題に上がる度に、既得権を持った住民が「あの自転車は必要」とがんとし撤去に応じないそうな。老夫妻の居住なのに、埃の積もった子供の自転車が3台、とかね。「守る」「手放さない」のは別のものにしてほしいなあ・・と思ったものです。
あ、話題が別の方向へ行きそうなので終わりましょう。
第33回PFF、今日28日と、明日29日は当日券がございます。30日、表彰式は完売ですが、式のあとのグランプリ上映のみに参加可能な当日券の発売を行います。
まだPFF未体験の方、是非一度ご参加ください。

プロフィール

PFFディレクター
荒木啓子 Keiko Araki

雑誌編集、イベント企画、劇場映画やTVドラマの製作・宣伝などの仕事を経て、1990年より映画祭に携わる。1992年、PFFディレクターに就任。PFF全国開催への拡大や、PFFスカラシップのレギュラー化、海外への自主製作映画の紹介に尽力。国内外で映画による交流を図っている。

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