橋口亮輔監督&鈴木敏夫プロデューサー「映画の新しい表現」
新人俳優たちとオリジナルストーリーに挑んだ名作『恋人たち』で、考え尽された映像と科白、そして肉体の動きにより能弁で濃厚な映画的世界を示した橋口亮輔監督と、橋口ファンを公言するスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが、映画の表現について検証します。参考上映作品は『ウィークエンド』。映画にとって、新しい表現とは何か?この壮大で永遠の課題に、答えは出るか?スリリングな時間の予感が溢れます。
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もっと知っておきたい映画のノウハウを、講座形式で公開する、日本一役に立つ授業。それが「映画のコツ」シリーズ。参考上映作品を観た後で、お互いに敬意を持った登壇者たちが、対談あるいは鼎談を展開。「いま、映画を志す人」と「あらゆる映画ファン」にお届けする、ここでしか観れない!、ここでしか聞けない!が満載の贅沢な時間です。
新人俳優たちとオリジナルストーリーに挑んだ名作『恋人たち』で、考え尽された映像と科白、そして肉体の動きにより能弁で濃厚な映画的世界を示した橋口亮輔監督と、橋口ファンを公言するスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが、映画の表現について検証します。参考上映作品は『ウィークエンド』。映画にとって、新しい表現とは何か?この壮大で永遠の課題に、答えは出るか?スリリングな時間の予感が溢れます。
[2011年/カラー/96分/原題:WEEKEND]
監督:アンドリュー・ヘイ 出演:トム・カレン、クリス・ニュー、ジョナサン・レース 協力:THE FILM COLLABORATIVE
『さざなみ』のアンドリュー・ヘイ監督が、ゲイクラブで出会った青年2人の奇跡の週末を描いた作品。ゲイ版『ビフォア・サンライズ』と評され、世界中の映画祭で数々の賞を受賞した。
1962年、長崎県出身。92年、デビュー作となったPFFスカラシップ作品『二十歳の微熱』が劇場記録を塗り替える大ヒット。最新作『恋人たち』(15年)では、国内の映画賞を総なめにした。主な作品は『ハッシュ!』(01年)、『ぐるりのこと。』(08年)など。
1948年、愛知県出身。スタジオジブリ設立に参加。89年から専従となり以後『風立ちぬ』まで全劇場作品及び、三鷹の森ジブリ美術館のプロデュースを手がける。最新作に『レッドタートル ある島の物語』(9月17日公開)、最新著書に「ジブリの仲間たち」(新潮新書)がある。