◎招待作品部門 映画の想像力が炸裂する「SF・怪奇映画特集」
“核の冬”が訪れた世界の日常を描く問題作
Письма мёртвого человека
[1986年/35mm/カラー/88分/ソ連]
想定外のミスから起きた核戦争で“核の冬”が訪れた世界。核シェルターに入れず博物館の地下に逃げ込み、緩慢な死を迎えつつある人々の日常を描き、生きる意味を問いかける。監督は『ストーカー』で助監督を務め、放射能に満ちた世界を描く映画を多く作った。
マンハイム国際映画祭グランプリ、国際映画批評家連盟賞(1986年)