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2016/07/08

第38回PFF コンペティション部門「PFFアワード2016」入選作品発表!

約4か月に及ぶ審査を経て決定した、「第38回PFF」のコンペティション部門「PFFアワード2016」の入選作品を発表します。

下記20本の入選作品は、9月10日(土)から東京国立近代美術館フィルムセンターで開催の「第38回PFF」で上映し、その後、京都・神戸・名古屋・福岡と全国の会場を巡回します。


■PFFディレクター 荒木啓子より

PFFアワードの入選作品を決定する過程では、セレクションメンバーが集まり、できるだけ多くの語り合う時間を持つことを大切にしています。つまり「発見」をする時間です。ある映画について、各人が受け取ったものを言語化して提示し、全員で思考していく時間が、各人の思わぬ眼をひらいてきます。それが、映画の力の発露と考えるのです。これまで、一次審査会議、二次審査会議と、それぞれ朝から夜中まで各回12時間ほどの時間を設定してきたのですが、足りない・・・と改めて思う本年の選考は、うれしい難しさでした。

これから発表する「入選作品」とは、現在、映画がどれだけの多様性を持つ創作物なのか、をみせてくれる作品群です。そして、個人の情熱が、どれだけの可能性を持っているかを示してくれるショウケースでもあります。出来ることなら、全人類にこの自主映画のひとつのかたまりを観て欲しいと、セレクションの間じゅう、願ってやまなくなります。

そして本年は、以下20作品が入選作品としてPFFの会場で上映されますが、映画祭プログラムの8枠ぶんという制限のなか、セレクションメンバー間で大きな議論になりながら外れた映画について、ここでご紹介します。近藤啓介さんの『APOLO』は、アイデアと、ロケーション活用、魅力的な俳優たちを配し、最後まで話題沸騰した作品。同じ大阪芸術大学で製作された『虎穴にイラズンバ』の設定も思い出させるような「過去」を通しての描写も興味深い一作です。高野徹さんの『恋はフェリーに乗って』も他にはない恋愛空気で支持者の多い作品でした。相馬あかりさんの『最後に着る服』は昨年の応募作同様、独特の世界観が強烈な印象を残し、話題が尽きません。そして、成良恭平さんのLINE画面映画『ちょっとだけ嫌いになった』が話題に。人間は出てきません。

応募作品を拝見するということは、アイデアが湧き上がってから完成するまでの、手間暇のかかる映画づくりを完遂された皆様に、感服する時間であり、人間の想像力に改めて期待する時間です。ご応募誠にありがとうございました。そして、PFF会場で是非多くの方が自主映画の体験をしてくださることを願ってやみません。

皆さまのご来場をお待ちしております。


■「PFFアワード2016」入選作品

*作品名五十音順。上映時間、年齢は応募時のものです。


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『ヴァニタス』106分
監督:内山拓也(23歳 / 新潟県出身)


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『おーい、大石』26分
監督:菊沢将憲(41歳 / 福岡県出身)


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『回転(サイクリング)』16分
監督:山本 英(24歳 / 広島県出身)


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『傀儡』77分
監督:松本千晶(22歳 / 神奈川県出身)


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『限界突破応援団』30分
監督:渡邉 聡(23歳 / 福岡県出身)


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『シジフォスの地獄』19分
監督:伊藤 舜(22歳 / 神奈川県出身)


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『食卓』47分
監督:小松 孝(34歳 / 埼玉県出身)


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『楽しい学校生活』5分
監督:前畑侑紀(21歳 / 鹿児島県出身)


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『ツケモノの子』22分
監督:阿部 平(22歳 / 福島県出身)


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『溶ける』45分
監督:井樫 彩(20歳 / 北海道出身)


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『Drill&Messy』40分
監督:吉川鮎太(21歳 / 京都府出身)


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『波と共に』26分
監督:川添ビイラル(25歳 / 兵庫県出身)


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『人間のために』62分
監督:三浦 翔(23歳 / 兵庫県出身)


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『バット、フロム、トゥモロー』60分
監督:鈴木竜也(21歳 / 宮城県出身)


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『花に嵐』76分
監督:岩切一空(23歳 / 東京都出身)


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『福島桜紀行』30分
監督:鉾井 喬(31歳 / 神奈川県出身)


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『また一緒に寝ようね』43分
監督:首藤 凜(21歳 / 東京都出身)


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『もっけのさいわい』45分
監督:中泉裕矢(36歳 / 茨城県出身)


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『山村てれび氏』21分
監督:阿部理沙(31歳 / 東京都出身)


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『私の窓』41分
監督:渡邊桃子(22歳 / 長野県出身)


■一次審査通過作品

※作品名五十音順。

『APOLO』
監督:近藤啓介
『イート』
監督:横山久美子
『うたかた』
監督:勝木 駿
『海へゆく話』
監督:飯塚花笑
『Enter the Fiend』
監督:鬼木幸治
『築かない』
監督:松崎敬太
『今日も、今日とて』
監督:かつりか
『九月の海の子どもたち』
監督:鯨岡弘識
『くさいけど「愛してる」』
監督:永井和男
『恋はフェリーに乗って』
監督:高野 徹
『虎穴にイラズンバ』
監督:竹中貞人
『心の貧しい者』
監督:宮本 亮
『殺し屋シュウヘイ』
監督:壷井 濯
『最後に着る服』
監督:相馬あかり
『サマーナイトタウン』
監督:向井 円
『365』
監督:岡 真太郎
『自然と兆候 / 4つの詩から』
監督:岩崎孝正
『自転車の外へ』
監督:廣瀬有紀
『少年飛行兵の笑顔』
監督:柴田夏未
『スタッフ』
監督:稲川 悠司
『青春ごっこ』
監督:大関 遼
『ソーリーベイベー』
監督:田村専一
『溜息が叫び出す』
監督:佐々木友紀
『ちょっとだけ嫌いになった』
監督:成良恭平
『トータスの旅』
監督:永山正史
『どろん』
監督:嶺 豪一
『ニナ』
監督:中澤香織
『人間シャララ宣言』
監督:柘植勇人
『母がる』
監督:大河原 恵
『ひめくり暮らし』
監督:野村友佳子
『ファイティングマンソング』
監督:米島克哉
『不死身の草』
監督:大貫靖弘
『僕が君の手足になるよ』
監督:yamagon
『見栄を張る』
監督:藤村明世
『MR.MISERY IN THE MOUNTAIN』
監督:DONG-WHAN KIM
『ミツキ』
監督:鈴木沙弥香
『向こう側の女の子』
監督:井野郁佳
『夢からさめてしまわぬように、』
監督:乙黒恭平
『四人姉妹』
監督:高崎哲治
『より道』
監督:たかひろや
『リリカルナース??危機一髪!』
監督:平田 健
『隣人のゆくえ』
監督:柴口 勲
『私の彼氏、だった人』
監督:藤木裕介


■「PFFアワード2016」セレクション・メンバー

荒木啓子(PFFディレクター) 内田伸輝(映画監督)
江村克樹(PFFスタッフ) 小原 治(映画館スタッフ)
片岡真由美(映画ライター) 木村奈緒(フリーライター)
小坂井友美(ぴあ中部支局編集担当) 汐田海平(プロデューサー)
杉浦真衣(書店員) 長井 龍(レコード会社社員)
中山雄介(PFFスタッフ) 原 武史(レンタルビデオ店スタッフ)
前田実香(映画館スタッフ) 皆川ちか(ライター)
森重裕喬(「Cinema tocoro」メンバー) 結城秀勇(ライター・映写技師)

*敬称略。五十音順


■応募作品・入選作品データ

【応募全体データ】
応募本数 ... 483本
年齢 ... 平均:29.7歳 最年少:16歳 最年長:60歳
男女比 ... 男性(381本):78.9% 女性(102本):21.1%
上映時間 ... 平均:39.0分 最短:1分 最長:131分

【入選作品データ】
入選本数 ... 20本
年齢 ... 平均:25.3歳 最年少:20歳 最年長:41歳
男女比 ... 男性(15本):75% 女性(5本):25%
上映時間 ... 平均:42.0分 最短:5分 最長:106分


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「第38回PFF」ビジュアルイメージ

「第38回PFF」
9月10日(土)~23日(金) 東京国立近代美術館フィルムセンター(京橋)にて開催! *月曜休館
【公式サイト】
<速報>映画祭「第38回PFF」プログラム・第1弾発表!

京都:10月29日(土)~11月4日(金) 会場:京都シネマ
神戸:11月3日(木・祝)~6日(日) 会場:神戸アートビレッジセンター
名古屋:11月11日(金)~13日(日) 会場:愛知芸術文化センター
福岡:2017年4月 会場:福岡市総合図書館

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