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PFFディレクターBLOGRSS

2012/07/26 20:46:27

ニュース(?)の続きです

●独立映画鍋
前回のブログでお知らせした「独立映画鍋
「発足記者会見や懇親会に出席してレポートを・・・」と計画していたのですが、PFFのチラシを作成する佳境と重なり、結局参加できずに終わってしまいました。がっくり。
大変な盛況だったと聞きました。

"インディペンデント映画"、"独立映画"、"自主映画"、いわゆる「メジャー」ではない映画を指す言葉が、映画祭を中心に世界で様々に生まれたこの20年間。
ふと気付くと、その20年間を体験して、今、感じるのは、「自主映画しかみない人、自主映画しか知らない人」の層が厚くなってきたことです。
これが、「映画」の現実。
同じ「映画」という言葉を使いながら、実は全く違うところを見ている・・・・ということが、じわじわと明確になってきている昨今。
全ての「映画」を網羅するには、どうすればいいのか?
という悩みも、そのうち過去のものになるのであろうか?
と考えてみたこの数日間。

映画に於ける、変化することと変わらないこと。なんとなく感じるけれど、言語化したことがなかったな~と、そんなことも考えている今日この頃です。


●第22回PFFスカラシップ作品『HOMESICK』本日クランクイン!

2010年に審査員特別賞を『世界グッドモーニング!!』で受賞した廣原暁監督による、最新PFFスカラシップ作品『HOMESICK』の撮影が猛暑の中始まりました!
完成ほやほやの状態で、9月27日木曜の夜、第34回PFF最後を飾る上映作品として(28日の映画祭最終日は、表彰式と引き続きのグランプリ作品のみ上映です)お披露目します。
大変楽しみです!

更に更に、人気作品『世界グッドモーニング!!』を、タイトルそのものの唄をうたう、廣原世界をインスパイアするバンド「ARTLESS NOTE」のライブつきで特別上映することも決定しました!!!!
9月27日は、『世界グッドモーニング!!』をみてから『HOMESICK』をみよう、という、廣原暁dayとなっております~~~


●「映画屋とその仲間たち」最後の活動に出発します

昨年の5月、「できることをできるペースで、ともかく1年間、隔月でやっていこう」と発足した、有志によるボランティア活動(その名前が「映画屋とその仲間たち」です)が、この週末、28日と29日に最後の活動を迎え、今後は、参加各人の個別の活動に移ります。

これまで、「みんなの映画館」と名付けられた映画上映活動を中心に、フリーマーケット、カフェ、お手紙プロジェクト、などの活動を展開してきましたが、最後の2日間は、その少し拡大版。
上映作品も、ゲストによるイヴェントも、多彩です。

28日(土)
岩手県岩泉町 岩泉町民会館1階大ホールを会場に
10:00頃~ 『大鹿村騒動記』上映 阪本順治監督来場
13:30頃~ シンガーソングライター奥華子さんのミニライブ
15:00頃~ 『青いうた~のど自慢青春編~』上映 金田敬監督&清水優さん来場
他、三浦誠己さん、尾上寛之さん、永岡佑さん、が来場します。
29日(日)
宮城県南三陸町のホテル観洋を会場に
9:00頃~『パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻』
9:45頃~『ワンピース ストロングワールド』
12:00頃~『エクレール・お菓子放浪記』上映
12:30頃~ 大橋トリオさん、東川亜希子さん、羊毛さん、アンダーグラフさん、らのミニライブ
14:30頃~『大阪ハムレット』上映 光石富士朗監督来場


などが予定されています。

さて、ここで御願いです。
この活動の問い合わせ先はありません!!!
もし興味を持って、参加したいと思われた方、会場へのお問い合わせはご遠慮ください。
岩泉町の町民会館も、ホテル観洋も、通常の業務で多忙を極めておられますので、「映画屋とその仲間たち」の活動について問い合わせには応じられません。
どうか、その場所を自力で発見し、自主的な活動をしに来てほしいというのが、今回の参加者の願いです。
PFF事務局からは2名が参加します。そして私は、今回も映画祭準備で追われ、参加できません。


●若いプロデューサーから

最近最も感動したと、以下のスピーチを紹介されました。
リオ会議でのウルグアイ・ムヒカ大統領のスピーチ

このスピーチが展開された場所にいた方のレポートも少しはいっています。

社会的な弱者と強者。その順位付けや、残酷な仕打ち、が、年々嵩じてきているようなこの世界。
例えば、PFF事務局は、"入選作品を決定する"という力においては、応募者にとって"強者"です。同時に、そのスタートラインとなる"作品を応募してもらう"こと、そして、映画祭に"来場してもらう"ということにおいては、"弱者"です。
・・・というのは、ぜんぜんいい例とは言えませんが、
「人や組織は、単純に位置づけできるものではない。世界はもっと複雑で、面白い。」そのことを描くのが、映画ですから、「映画を沢山みる、自分の収入を映画やそのほか色々な表現のために能動的に使う」というのは、「日常的に意識していないけれど重要なこと」を思い出すチャンスに繋がるのだと思います。
より暮らしやすい世界、他社も自分自身も傷つけない、フェアな世界への「自分の役割」を知ることのたやすい世界、への、第一歩となるのは、やはり映画をみることの効果は大きいと思うのでした。

ああ、といいながら、ただいま、映画祭プログラム最後の大詰めで胃が痛いのでした。
つまり、映画で悩まされております。

プロフィール

PFFディレクター
荒木啓子 Keiko Araki

雑誌編集、イベント企画、劇場映画やTVドラマの製作・宣伝などの仕事を経て、1990年より映画祭に携わる。1992年、PFFディレクターに就任。PFF全国開催への拡大や、PFFスカラシップのレギュラー化、海外への自主製作映画の紹介に尽力。国内外で映画による交流を図っている。

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