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PFFディレクターBLOGRSS

2009/09/14 19:35:14

言葉が出来なくても大丈夫

10月のバンクーバー国際映画祭には、アジアの新人監督による長編映画のコンペティション「ドラゴン&タイガーアワード」があります。
そののプログラマーは、イギリスの映画評論家、トニー・レインズ氏です。
30年に渡り、日本を含むアジアの映画を海外に紹介しているトニーさんは、バンクーバーの為に6月に来日します。

バンクーバー国際映画祭にはPFFアワード作品を積極的に出品したいと思っています。
というのも、ホスピタリティが驚くほど充実しているからです。
全ての参加監督に、手厚い日本人スタッフのケアが行き届き、上映の質疑応答には、非常に優秀で心温かい通訳が用意されています。
食事のケアも充分され、ホテルも立派で(但し自己負担では高くて泊まれませんが...)、言葉がわからなくても、海外体験が初めてでも、なんの心配も要らない映画祭だからです。
空港に到着してから、空港から飛び立つまで、哀しいことが一度も起きない映画祭は、まず殆どありませんが、バンクーバーは大丈夫と感じます。
そして、何より、新人監督の作品を観る経験を積んだ、観客の優しさ、穏やかさが、際立っています。
注意事項は、バンクーバーの10月は陽が落ちれば冬。厚いコートを忘れないで欲しいことくらいです。
4月のドイツ・フランクフルトのNIPPON CONNECTIONも、日本好きが大集合するお祭りですから、学園祭に参加するような楽しい時間が過ごせます。
言葉の心配も、会場に入れば全くありません。ドイツは、ホテルが安いのも助かります。
"言葉がわからず、ひとりで自主映画を持って、初めて海外映画祭に参加する"のが不安な人に、お薦めしたい映画祭はこの2つかな?と思います。
今年のバンクーバーには、コンペティションに『ぴゅーりたん』で佐々木監督、招待作品として『夢の島』で蔦監督が参加します。

海外といえば、ここ数年、海外で大変人気のあった2作品『俺たちの世界』(中島良監督「PFFアワード2007」審査員特別賞)と『無防備』(市井昌秀監督「PFFアワード2008」グランプリ)が劇場公開されます。
どちらも、映画館のスクリーンでその熱を受け取って欲しい力作です。
市井監督は、前作『隼』も大変人気があり、今もときどき海外からのコンタクトがあります。
話は突然変わりますが、ポール・ウェラーの息子がGacktの大変なファンだそうで、これは最近一番驚いた外国のお話です。
私はスタイル・カウンシル登場をロンドンでみました。そういえば、ジャムの最後の演奏も。
......全然関係ない話でした。

プロフィール

PFFディレクター
荒木啓子 Keiko Araki

雑誌編集、イベント企画、劇場映画やTVドラマの製作・宣伝などの仕事を経て、1990年より映画祭に携わる。1992年、PFFディレクターに就任。PFF全国開催への拡大や、PFFスカラシップのレギュラー化、海外への自主製作映画の紹介に尽力。国内外で映画による交流を図っている。

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