【特集企画部門】

第30回PFFプロデュース作品
「メイメイ」完成初露

PFFは、1984年より、
PFFアワードの入選監督を対象に、
新人監督育成のための長編映画制作を続けています。
今年は、『豚とふたりのコインランドリー』で
PFFアワード2021審査員特別賞を受賞した
蘇鈺淳(スー・ユチュン)監督の『メイメイ』をお披露目します。

©2025 ぴあ、ホリプロ、電通、博報堂、一般社団法人PFF

メイメイ

2025年/日本/100分予定/カラー/デジタル上映
監督:蘇 鈺淳(スー・ユチュン)
プロデューサー:天野真弓/撮影:柳島克己/照明:根本伸一/音響:黄 永昌/美術:井上心平、園部陽一郎/音楽:曾 韻方/編集:大川景子/助監督:平波 亘/ラインプロデューサー:仙田麻子
出演:王 渝萱(ワン・ユーシュエン)、王 渝屏(ワン・ユーピン)、朝井大智、水間ロン、門田宗大、高 妍(ガオ・イェン)、森下能幸
製作:ぴあ、ホリプロ、電通、博報堂、一般社団法人PFF

言葉はなくてもわかってほしい…
家族だから

母国を離れて日本で俳優をする妹と、台湾の大企業で働く姉。歳が離れ、性格も似ていないふたりの隔たりを、実の姉妹である台湾の俳優のふたりが日本を舞台に演じる。自身も台湾から日本に移り住んだ蘇鈺淳監督が家族関係をベースに、コミュニケーションの不確かさや人と人とのつながりの不可思議さを描く。

監督プロフィール

蘇 鈺淳 Su YuChun

1994年生まれ、台湾出身。台湾藝術大学卒業後、東京藝術大学大学院映像研究科監督領域に進学。入試のために制作した短編『豚とふたりのコインランドリー』がPFFアワード2021で審査員特別賞を受賞。
修了制作の『走れない人の走り方』は、2024年4月にテアトル新宿他、全国のミニシアターで公開されて評判となり、2024年度公開作品の中から、将来性のある新人監督を選出して賞を贈る「第29回新藤兼人賞」の最終選考監督のひとりにも選ばれた。