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氾濫から見極める大切なもの

テレビ局で視聴者からの電話対応のアルバイトをする時田は、寄せられるクレームを聞き流して過ごしている。そんなある夜、バイトの後輩・船井から、夜道で男に手を掴まれたと電話が掛かってくるが、日々の染み着いた対応が取り返しのつかない事態となる。監督のアルバイト経験からインスピレーションを得た、真に胸に迫る物語。

監督・脚本・編集:原田 捷/助監督:吉田 嶺/撮影:大石泰司/照明:鈴木聖都/録音:林田颯汰/制作:佐川尚央/撮影助手:伊藤圭佑、高上雄太/録音助手:童 寧馨

出演:兼高 哲、愛織、原 恭士郎、田村魁成、相馬航佑、谷口昌英、天野眞之、尾崎行丈

予告編

監督プロフィール

原田 捷 Harada Joe

2001年、神奈川県生まれ。早稲田大学文学部で哲学、映画理論を専攻。映画美学校、ニューシネマワークショップなどで映画制作を学ぶ。現在は都内映画館でアルバイトしながら、自主映画を制作している。

2001年、神奈川県生まれ。早稲田大学文学部で哲学、映画理論を専攻。映画美学校、ニューシネマワークショップなどで映画制作を学ぶ。現在は都内映画館でアルバイトしながら、自主映画を制作している。

監督インタビュー

Q.なぜ映画をつくりたかったのか?
どうして、この作品をつくることにしたのか?

私は人と関わることに臆病であると同時にその欲望も強いのですが、映画を撮るから手伝ってほしいと声をかけることは比較的ハードルが低かったので、つくりはじめました。
この作品については、当時私の経験していた、アルバイトで電話を大量に受ける、渋谷を歩く、親しい人と電話するといったことに共通のある難しさを感じ、それはこの時代の多くの人がそれぞれの仕方で感じている描く価値のあるものかもしれないと思い、本作をつくりはじめました。