赤い空の下で抗う高校生の憂鬱
環境の汚染で空が真っ赤に染まった日本。札幌から東京に進学した高校生・柏木糸は、閉塞感が漂う社会の中で友達と出会い、初恋を経験する。選べない世界で、それでも何かを掴もうともがく青年の姿を独特な色彩で鮮烈に描く。若干17歳にして数多くの作品を制作する監督が、大胆に、そして繊細に”社会の在り方”を活写。
総監督:瀬川 翔
出演:西山侑希、沓澤 幸、柳橋歩武、西畑 馨、河野帆香、金子先生、世良先生、古田莉子
Q.なぜ映画をつくりたかったのか?
どうして、この作品をつくることにしたのか?
制作体制が大きく揺れる中、高校1〜2年にかけて制作しました。中学から制作していたこともあって、部活ではなく有志の活動ではありましたが、自然と制作できる状態にありつけたのが経緯です。協力してくれた皆さんには本当に感謝しています。映像制作は煮詰まると最高に嬉しい瞬間があるので、その為に続けてきました。作品の制作理由としましては、まだ僕自身よく表せないので内容から酌量していただきたいです。