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過去への贖罪が行き着く先にあるもの

かつて小学校の教師をしていた金子は、生徒のいじめにより退職し、現在は実家の一軒家でひとり静かな生活を送っている。ある日、教え子である深見が、大学の卒業制作として、金子のドキュメンタリーを撮ろうとカメラを向け始めるが…。巧みな構造で、加害者と被害者の心理描写を恐ろしい程に活写したサスペンス。

監督・脚本:鴨林諄宜/撮影・カラーグレーディング:松田恒太/照明:勅使川原笙太、内田宗一郎/録音・整音:藤澤悠人/編集:松本大志/助監督:山中隆史、西崎羽美、太田理恵/車両:勅使川原笙太/機材協力:色川翔太、河野恭平、中江文江

出演:今野雅夫、宮本伊織、宮田亜紀、山本真莉、池内祥人

予告編

監督プロフィール

鴨林諄宜 Kamobayashi Tomonari

1999年、大阪府生まれ。京都芸術大学映画学科で映画制作を始め、卒業後、映画を撮り続けるために映画美学校に通う。現在はアルバイトをしながら、大学と映画美学校で出会った人々と自主制作を続ける。

1999年、大阪府生まれ。京都芸術大学映画学科で映画制作を始め、卒業後、映画を撮り続けるために映画美学校に通う。現在はアルバイトをしながら、大学と映画美学校で出会った人々と自主制作を続ける。

監督インタビュー

Q.なぜ映画をつくりたかったのか?
どうして、この作品をつくることにしたのか?

自主映画などの撮影場所として良く使われる一軒家がある。一軒家の家主である今野さんは、いつも快く家をロケ場所として提供してくださり数々の映画が撮られた。この一軒家と今野さんは切り離せないもので中学生から住まれていて今も住み続けている。一軒家自体は数々の映画で撮られたが、実際にそこに住む人と、その場所を切り離さずに劇映画として撮ってみると、どのような映画になるのかと興味が湧き撮ってみたいと思った。