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多幸感が溢れる男4人の卒業旅行

大学生活最後の旅に出た男性4人組は、卒業後に別の道を歩むことが決まっている。将来への不安や葛藤からの逃避行のように旅をする彼ら。心地よい時間が流れる中、ワカマツはある問題を抱えていた。印象的な長回しやロングショットを用いながら、私的で詩的な旅の記録が、大切な記憶とは何か、を観客に問い掛ける一本。

監督・脚本:庄司 皓/撮影: 松中晏人/製作:伊藤凜太朗/編集: 金 善中/助監督:東海林憲吾/音声:増田真也/照明:千代澤令大/音楽:若松大輝/脚本協力: 磯田健太/機材協力: 孫崎雄太/スチール: 渡部桔平

出演:若松大輝、森本志門、黒嵜遼介、西來英太

予告編

監督プロフィール

庄司 皓 Shouji Kou

2002年、宮城県生まれ。同志社大学政策学科卒業。大学のサークルで映画づくりを始める。ジョナス・メカスの『ウォールデン』(69)を観たことをきっかけに、本作を制作。現在、会社員。

2002年、宮城県生まれ。同志社大学政策学科卒業。大学のサークルで映画づくりを始める。ジョナス・メカスの『ウォールデン』(69)を観たことをきっかけに、本作を制作。現在、会社員。

監督インタビュー

Q.なぜ映画をつくりたかったのか?
どうして、この作品をつくることにしたのか?

記憶というものは、自分が思い出さない間どこかの引き出しにあって、綺麗にしまっておいてくれるのだろうか。あるいは、長い間思い出されなければ、そのまま静かに消え去ってしまうのか。
そんな問いを始まりにした本作は、うだるような夏の隙間から溢れていくような、取るに足らない会話を集めた拾遺集のような映画です。きっと忘れてしまう彼らの代わりに、皆さんが彼らの過ごした時間を覚えておいてくれませんでしょうか。