第32回ぴあフィルムフェスティバル

JAPAN国際コンテンツフェスティバル

PFFアワードについて

最終審査員紹介

根岸吉太郎

1950年、東京都出身。1974年早稲田大学第一文学部演劇学科卒業後、日活に助監督として入社。藤田敏八、曽根中生に師事。1978年日活作品『オリオンの殺意より、情事の方程式』で監督デビュー。その後にっかつロマンポルノを10作品近く監督。1981年、ATGで製作した『遠雷』で、ブルーリボン賞監督賞、芸術祭選奨新人賞を受賞し、新進気鋭の若手監督として一躍脚光を浴び、続く『探偵物語』('83)『永遠の1/2』('87)などで着実に映画監督としての評価を高めていった。1990年代には一旦映画から離れ、松田聖子のステージ演出や、アーティストビデオ(中島みゆき「夜会」シリーズ)を手掛けるなど、多角的な活動を展開。2005年に『絆』で監督復帰し、次いで『雪に願うこと』('05)が、東京国際映画祭で史上初の4冠獲得を成し遂げ、各映画賞の監督賞を総なめにした。昨年のモントリオール世界映画祭に出品した『ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~』が、監督賞を受賞したことが記憶に新しい。

橋口亮輔

1962年、長崎県出身。「PFFアワード1986」で『ヒュルル…1985』が入選、3年後の「PFFアワード1989」では『夕辺の秘密』がグランプリを受賞。1992年にPFFスカラシップの監督権を得て、翌年、第6回PFFスカラシップ作品『二十才の微熱』を製作。同作は、映画評論家の淀川長治に絶賛され、劇場記録を塗り替える大ヒットとなった。その後、YESレーベル作品『渚のシンドバッド』('95)はロッテルダム国際映画祭グランプリに輝き、国内でも毎日映画コンクール最優秀脚本賞を受賞。人とのつながりを求めて子供を作ろうとする女性とゲイカップルを描いた第3作『ハッシュ!』('01)も、カンヌ国際映画祭監督週間部門に正式招待されたほか、国内でも数多くの映画賞を受賞した。それから6年を経て、一昨年に『ぐるりのこと。』を製作。夫婦の崩壊と再生の記録を克明に描いた同作では、女優、木村多江へ多くの女優賞を、リリー・フランキーへ数々の新人賞を受賞させるなど、その確かな演出力が話題となった。

角田光代

1967年、神奈川県出身。早稲田大学第一文学部卒業。1990年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞し、デビュー。1996年「まどろむ夜のUFO」で野間文芸新人賞を受賞。2003年、家族の意味を見つめ綴った連作短編集「空中庭園」は、第3回婦人公論文芸賞を受賞した後、小泉今日子を主演に迎え、監督、豊田利晃によって映画化された。そして2005年、小説、「対岸の彼女」では、第132回直木賞受賞。膨大な執筆活動の傍ら、文藝賞、すばる文学賞など、数々の文学賞選考委員も務めている。

板尾創路

1963年、大阪府出身。86年に蔵野孝洋(ほんこん)とコンビ「130R」を結成。その独特な存在感、飄々としたキャラクター、多彩な才能で近年は個人での活動が目立っている。コントやバラエティのほか、テレビドラマや映画、舞台など、俳優としての活躍する他、著書「板尾日記」(リトルモア刊)も5巻を数え好評。更に、シンガーソングライターとしても話題のコラボレーションが続く。映画出演では、『ナイン・ソウルズ』『空中庭園』『女の子ものがたり』『空気人形』他、多くの作品で忘れがたい演技をみせる。そして本年『板尾創路の脱獄王』で長編映画監督デビュー。同作は、第19回日本映画批評家大賞・新人監督賞、第29回藤本賞・新人賞を受賞するなど、大きな話題となった。

久保田 修

1963年、長野県出身。大学在学中より自主映画の制作をスタート。卒業後、ミュージックビデオのディレクター/プロデューサーを経た後、1996年、岩井俊二監督の『スワロウテイル』にアソシエイト・プロデューサーとして参加。その後、エドワード・ヤン監督作『ヤンヤン 夏の想い出』('99)、犬童一心監督『金髪の草原』('99)などを手掛けた後、2000年よりIMJエンタテインメントにて映画製作をスタート。第1作目は大谷健太郎監督の『とらばいゆ』。そして『黄泉がえり』('02/塩田明彦監督)や『NANA』('05/大谷健太郎監督)などのヒット作を生み出す。2003年、犬童一心監督の『ジョゼと虎と魚たち』で藤本賞を受賞。その後も犬童監督作品では『メゾン・ド・ヒミコ』('05)、『グーグーだって猫である』('08)などに関わる。他の主なプロデュース作品は、『砂時計』('08/佐藤信介監督)、『イキガミ』('08/瀧本智行監督)、『ノーボーイズ、ノークライ』('09/キム・ヨンナム監督)など。今年は、4月に『ソラニン』(三木孝浩監督)、『半分の月がのぼる空』(深川栄洋監督)、『ダーリンは外国人』(宇恵和昭監督)、『武士道シックスティ-ン』(古厩智之監督)が公開され、『ボックス!』(李闘士男監督)が5月に公開された。

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