第31回ぴあフィルムフェスティバル

JAPAN国際コンテンツフェスティバル

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福岡会場

招待作品部門 イーストウッド!

不遇の大部屋俳優からテレビスターへ、そして、マカロニ・ウェスタンで異国の地で初の映画主演。その遅咲きで異色のキャリアを、映画監督デビューへの地道な技術習得へと結びつけたクリント・イーストウッド。東京での特集「イーストウッド!~映画監督クリント・イーストウッド誕生~」から、日本未公開の作品を福岡で初上映します。

クリント・イーストウッド

1930年5月31日サンフランシスコに生まれる。
兵役中に映画の仕事に興味を持ち、54年ユニヴァーサル・スタジオのスクリーンテストに合格し俳優契約。2年間で7本の映画に端役出演後契約解除。その後もアルバイトをしながらRKO映画やテレビの出演を続け、59年テレビシリーズ「ローハイド」の準主役ロディ・イェーツ役に抜擢され人気を不動のものにする。64年、主演に招かれたイタリア+スペイン+西ドイツ合作西部劇「荒野の用心棒」がヨーロッパで大ヒット。暫くイタリアでの主演を続ける。67年自身の製作会社「マルパソ」設立。以後、映画を中心とした活躍を続け、当たり役「ダーティハリー」(71年)でアメリカNo.1マネーメイキングスターとなる。その後も様々な挑戦を続け、現在まで53本の主演や監督作品をヒットさせてきた稀有な巨匠。

主演

白い肌の異常な夜

THE BEGUILED 1971年/105分/カラー/日本語字幕投影
監督:ドン・シーゲル 出演:ジェラルディン・ペイジ、エリザベス・ハートマン、ジョー・アン・ハリス、ダーリーン・カー

「マンハッタン無宿」(68)で出会った監督シーゲルに強く魅かれたイーストウッドは、彼と共同でこれまでのイメージを裏切る、アクションのない、女だけの館で生き延びようとする負傷兵という異様な設定の異様な役に挑戦。全米興行は失敗したが欧州では傑作に位置付けられた。

日本未公開

白い肌の異常な夜:ストーリーテラー

THE BEGUILED: THE STORYTELLER 1971年/12分/カラー/日本語字幕投影
出演:ドン・シーゲル

ドン・シーゲルを通じ、映画監督の仕事について更に心魅かれたイーストウッドは、この短編=今で言うメイキング、を監督し、映画監督の仕事について考察する。TV番組や特典映像で一部紹介された本作が全編紹介されるのは、日本ではPFFが初めてになる。
*『白い肌の異常な夜』と同時上映

福岡
10月30日(金) 14:00

監督 日本未公開

愛のそよ風

BREEZY 1973年/105分/カラー/日本語字幕投影
出演:ウィリアム・ホールデン、ケイ・レンツ、ロジャー・C・カーメル、マージ・デュセイ、ジョーン・ホチキス

71年初監督&主演作品「恐怖のメロディ」、73年初西部劇監督&主演「荒野のストレンジャー」、そして監督3作目のこの「愛のそよ風」で初めて監督に専念。壮年の男性と若い女性の切ない恋愛映画という意表をつく作品で、低迷していた大スター、ウィリアム・ホールデンを輝かせた。

福岡
10月30日(金) 16:30

招待作品部門 大島渚講座

1960~70年代、日本のみならず、世界の映画人は皆“オオシマ”を意識しながら映画をつくっていた。あらゆる映画づくりが行き詰まりを感じる今、現在こそ、そのオリジナルな力に迫らんと企画された大島渚講座。
第一線で活躍中の映画監督たちが、大島作品の凄さを解説するということの面白さに、東京会場で大きな反響を呼んだこの企画を、福岡では2講座展開します。

協力:大島渚プロダクション、川喜多記念映画文化財団、松竹

大島渚

1932年京都府出身。
59年、『愛と希望の街(原題:鳩を売る少年)』で監督デビュー。『絞死刑』(68年)『少年』(69年)『儀式』(71年)など政治的考察を力強く投影した異色作を連発。国際的な注目を浴びる。代表作に、『愛のコリーダ』(76年)、『戦場のメリークリスマス』(83年)、『御法度』(99年)など。

『太陽の墓場』
※カラーでの上映です。

『太陽の墓場』講座 講師:瀬々敬久

松竹での長編3作目で後世への影響も計り知れない大傑作。大阪・西成のスラム街釜ヶ崎でロケを敢行した圧倒的なエネルギーとエロス溢れる最下層生活者のパワー。ロカビリーのスター佐々木功や心中事件でスキャンダルを呼んだ炎加世子をキャスティングする大島のセンスも光る。

上映作品:『太陽の墓場』

1960年/87分/カラー 出演:炎 加世子、川津祐介、佐々木 功、浜村 純、津川雅彦、伴 淳三郎

福岡
10月29日(木) 14:00

『日本春歌考』
※カラーでの上映です。

『日本春歌考』講座 講師:瀬々敬久

私たちが日常的に何気なく口ずさむ歌が、時代性、政治性を持つことを示す「歌の戦争映画」にもなっているこの男子の性的妄想を主題にした映画は、即興性を重視し、俳優たちと共に創りあげるという手法を早々に採用したことにも注目。荒木一郎の体現する虚無も素晴らしい超傑作。

上映作品:『日本春歌考』

1967年/103分/カラー 出演:荒木一郎、岩渕孝次、串田和美、佐藤 博、宮本信子

福岡
10月29日(木) 16:00
講師:瀬々敬久
京都大学在学中の自主映画『ギャングよ、向こうは晴れているか』で高い評価を受け獅子プロに所属。ピンク映画『課外授業・暴行』('89年)で監督デビュー。政治、歴史、社会問題、事件などを根底に据えた作品を発表し続け一般映画にも進出。昨年『感染列島』が大ヒットを記録した。最新作は『ドキュメンタリー 頭脳警察』。

招待作品部門 第19回PFFスカラシップ

1984年に始まったPFFの育成プログラム「PFFスカラシップ」。
コンペティション部門「PFFアワード」の入賞者によるオリジナル1作品を、PFFがトータルプロデュースする最新作です。

川の底からこんにちは

2009年/35ミリ/112分/カラー
監督・脚本:石井裕也 出演:満島ひかり、遠藤 雅、相原綺羅、志賀廣太郎、岩松 了
PFFパートナーズ[ぴあ、TBS、TOKYO FM、IMAGICA、エイベックス・エンタテインメント、USEN]提携作品 特別協賛:コダック株式会社 助成:文化芸術振興費補助金

上京5年目、5つの職場で、5人目の彼氏、健一とその連れ子、加代子と悶々とした日々を送る佐和子。しじみ加工会社を営んでいる父、忠男が病に倒れたとの連絡を受け、仕事を辞め、実家に戻る決心をした佐和子だが…。
佐和子を演じるのは『愛のむきだし』で強い印象を残した満島ひかり。彼女を中心に、さまざまな年代の登場人物たちが自分勝手にわがままに、しかし一所懸命に生き抜く姿を活写する、人間味溢れる群像劇が誕生した。

福岡
10月29日(木) 19:00
石井裕也

1983年生まれ。
日本大学大学院芸術学研究科映像芸術専攻修士課程修了。PFFアワード2007にて『剥き出しにっぽん』がグランプリを受賞。海外では香港アジア・フィルム・アワード第1回「エドワード・ヤン記念」アジア新人監督大賞を受賞。その後、第19回PFFスカラシップ企画コンペにて権利を獲得。

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