第29回ぴあフィルムフェスティバル
コンペティション部門 PFFアワード2007 ― 最終審査員紹介
鈴木則文
映画監督
鈴木則文

1933年静岡県生まれ。
'56年、東映京都撮影所に助監督として入社。加藤泰監督をはじめ、様々な監督の下についた後、'65年、藤田まこと主演『大阪ど根性物語・どえらい奴』で監督デビュー。藤純子主演「緋牡丹博徒」シリーズの脚本でも名を馳せ、東映ポルノ路線や「女番長(スケバン)」シリーズなどを多数監督。多岐川裕美主演『聖獣学園』は、欧米でもカルト的評価が高い。大ヒットした菅原文太主演「トラック野郎」シリーズから、真田広之主演『忍者武芸帳・百地三太夫』、お色気コメディ『パンツの穴』まで、娯楽映画一筋の職人監督。座右の銘は芭蕉の「不易流行」。

【主な監督作品】
1965年『大阪ど根性物語・どえらい奴』、1967年『侠客道』1968年『兄弟仁義・逆縁の杯』、1968年『緋牡丹博徒・一宿一飯』、1969年『関東テキヤ一家』、1970年『シルクハットの大親分』、1971年『女番長ブルース・牝蜂の逆襲』、1972年『温泉スッポン芸者』、1972年『エロ将軍と二十一人の愛妾』、1973年『まむしの兄弟・恐喝三億円』、1974年『聖獣学園』、1975年『トラック野郎・御意見無用』、1977年『ドカベン』、1978年『多羅尾伴内』、1979年『堕靡泥の星 美少女狩り』、1983年『伊賀野カバ丸』、1984年『パンツの穴』、1986年『大奥十八景』、1986年『塀の中のプレイ・ボール』、1989年『文学賞殺人事件 大いなる助走』

石井竜也
アーティスト
石井竜也

1959年生まれ。
文化学院美術科卒業後、'85年、カールスモーキー石井名義で「米米CLUB」のヴォーカリストとしてデビュー。バンドが絶大なる人気を誇る一方、ソロ活動も精力的に行う。さらに、愛知万博レギュラープログラムの総合プロデュースや広島平和記念公園でのインスタレーション・イベント開催をはじめ、舞台美術、空間プロデュース、衣装・アクセサリー・食器・家具などのデザイン、絵画・オブジェ制作など多岐にわたるアーティスト活動を展開。映画監督としてもファンタジー色溢れる作品を発表している。

【主な監督作品】
1994年『河童』、1996年『ACRI』

吉野朔実
漫画家
吉野朔実

1959年大阪府生まれ。
'80年、雑誌「ぶ〜け」にてデビュー。「ぶ〜け」を中心に活躍した後、「Flowers」、「IKKI」などの雑誌に数多くの作品を連載。代表作は『少年は荒野をめざす』『ジュリエットの卵』など。クールかつ分析的な作風が特徴。「本の雑誌」では書評エッセイ漫画を執筆し、「吉野朔実劇場」として刊行されている。映画にも造詣が深く、雑誌でも映画エッセイやイラストを連載。『こんな映画が、―吉野朔実のシネマガイド―』(PARCO出版刊)などの著書がある。

【主な作品】
『月下の一群』、『HAPPY AGE』、『少年は荒野をめざす』、『ジュリエットの卵』、『いたいけな瞳』、『ECCENTRICS』、『ぼくだけが知っている』、『恋愛的瞬間』、『記憶の技法』、『瞳子』、『period』

根岸洋之
映画プロデューサー
根岸洋之

1961年生まれ。
早稲田大学商学部卒業後、日活に入社。ロマンポルノの現場を経て、'90年ドラマ『離婚・恐婚・連婚』(森崎東監督)でプロデューサーデビュー。以降『月光の囁き』、『害虫』(塩田明彦監督)、『水の女』(杉森秀則監督)などをプロデュース。一方で、TV『ニッポン娯楽映画の系譜』の監督、単行本『唄えば天国』の編著なども手がけ'05年より制作会社ピクニックに参加。ヒット作『リンダリンダリンダ』(山下敦弘監督)を経て『神童』(萩生田宏治監督)、『キズナドラマ』、『天然コケッコー』(山下敦弘監督)と意欲作を次々に製作中。

【主なプロデュース作品】
1990年『離婚・恐婚・連婚』(TV・森崎 東監督)、1992年『幽霊の棲む旅館』(TV短編・中田秀夫監督)、1997年『インフェルノ蹂躙』(OV・北川篤也監督)、1999年『のど自慢』(井筒和幸監督)、1999年『月光の囁き』(塩田明彦監督)、2002年『害虫』(塩田明彦監督)、2005年『リンダリンダリンダ』(山下敦弘監督)、2007年『神童』(萩生田宏治監督)、2007年『天然コケッコー』(山下敦弘監督)

浅野忠信
俳優
浅野忠信

1973年神奈川県生まれ。
'90年『バタアシ金魚』(松岡錠司監督)でスクリーンデビュー。以降、新進気鋭からベテランまでジャンルを問わず、様々な監督の作品に出演し、現在日本を代表する俳優の一人として揺るぎなく確固たる地位を占めている。'04年には『トーリ』で初監督。ウォン・カーウァイ、ホウ・シャオシェン、ペンエーグ・ラッタナルアーンなど海外の有名監督からもオファーが相次ぎ、その演技力の素晴らしさは世界的に評価されている。待機作には今秋公開の『サッド・ヴァケイション』(青山真治監督)、'08年新春公開予定の『母べえ』(山田洋次監督)などがある。

【主な出演作品】
1990年『バタアシ金魚』(松岡錠司監督)、1992年『青春デンデケデケデケ』(大林宣彦監督)、1996年『Helpless』(青山真治監督)、1996年『ACRI』(石井竜也監督)、1996年『FOCUS』(井坂 聡監督)、1998年『ねじ式』(石井輝男監督)、1999年『双生児』(塚本晋也監督)、1999年『地雷を踏んだらサヨウナラ』(五十嵐匠監督)、1999年『御法度』(大島 渚監督)、2000年『五条霊戦記』(石井聰亙監督)、2001年『風花』(相米慎二監督)、2001年『殺し屋1』(三池崇史監督)、2002年『水の女』(杉森秀則監督)、2003年『アカルイミライ』(黒沢清監督)、2003年『座頭市』(北野武監督)、2004年『地球で最後のふたり』(ペンエーグ・ラッタナルアーン監督)、2004年『珈琲時光』(ホウ・シャオシェン監督)、2005年『埋もれ木』(小栗康平監督)、2006年『花よりもなほ』(是枝裕和監督)、2007年『インビジブル・ウェーブ』(ペンエーグ・ラッタナルアーン監督)

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