男優でみる
川瀬陽太+佐藤幹雄+伊藤 猛
プログラム
川瀬陽太+佐藤幹雄+伊藤 猛写真
上映:6月26日(水) 11:00〜 映像ホール
★ゲスト来場予定
PINKを支え奥行きを深める、世代の異なる三大俳優。
独自の存在感を味逢わう三本立て。
ピンク映画の特徴の1つが、多くの女優達が激しく入れ替わる中、男優陣が不動なこと。
本プログラムでは、90年代以降に活躍を見せた3人の俳優を取り上げる。
美術スタッフ出身の川瀬陽太。モデル出身の佐藤幹雄。劇団「銀幕少年王」出身の伊藤 猛。
「演じる者」である以前に「つくり手」であった彼等は、その責任と誇りを十二分に理解して、カメラの前に立っている。だからこそ、様々な世代の男性を流麗に演じることができ、そしてそんな彼等無しに、現代のピンク映画は存在しないといっても過言ではないのだ。
上映作品
「終わらないセックス」写真 「終わらないセックス」
脚本タイトル:「夜、啼く蝉。」

1995年/64min./16ミリ
監督:瀬々敬久 
出演:工藤翔子、川瀬陽太、伊藤猛、小林節彦
快楽に走る女性の虚無感と、その女性をひたむきに愛する男性の姿を入り組んだ時間軸で描く。デビューしたての川瀬陽太が純粋で孤独な男の心情を見事に演じている。
「OLの愛汁 ラブジュース」写真 「OLの愛汁 ラブジュース」
脚本タイトル:「ふわふわとベッドの上で」

1999年/57min./35ミリ
監督:田尻裕司 
出演:久保田あづみ、佐藤幹雄、林由美香
30歳目前のOLが8歳年下の男と恋に落ちる。日常感覚に溢れて描写される主人公たちのライフスタイルやセックスシーン。主演の佐藤幹雄等のが自然体な演技をみせる。
「連続ONANIE 乱れっぱなし」写真 「連続ONANIE 乱れっぱなし」
脚本タイトル:「竜神と朱蓮華」

1994年/64min./16ミリ
監督:上野俊哉 
出演:伊藤猛、相川瞳、葉月螢、佐野和宏
大雪原のひなびた温泉町を舞台に近親相姦する兄妹だが、兄は妹を絞殺。その記憶に呪われたように女を殺す兄は、修羅の迷宮に迷い込んでいく…。伊藤猛主演作。