「パルコ フィクション」 上映：6月21日（金）　18:30〜　映像ホール ★監督来場予定 百貨店"パルコ"をネタに 矢口＆鈴木コンビが贈る痛快ムービー！！ 「パルコをテーマにしたら、あとは何をしてもいい映画」としてスタートした「パルコ フィクション」。 そんな命を受けた鈴木卓爾監督と矢口史靖監督は、ホントに思いっきり遊んで、楽しい楽しいエンターテインメント短編5話オムニバス映画を撮ってしまいました。 絶対ありえない設定をリアルに描いてしまう鈴木卓爾監督と日本映画界きってのエンターテインメント監督・矢口史靖が、"パルコ"という名前の由来やパルコCMの秘密、またまた、不思議なパルコ店員さんの日常を面白おかしくみせてくれます。 両監督は大学時代の先輩と後輩。鈴木卓爾監督は矢口監督の「裸足のピクニック」や「ひみつの花園」の共同脚本家でもあり、また、2人でワンシーン・ワンカット短編集「ワンピース」を制作したりしています。出演は、鈴木＆矢口ワールドには欠かせない田中要次、唯野未歩子、真野きりな、猫田直等が大集結しています。 今回撮影はオールデジタルでおこなわれました。現場のスタッフも新しいメディアに対する期待と不安で緊張感も高まっていたといいます。映画の質感にどんどん近づいてきているデジタルシネマの可能性を是非みて欲しい作品です。 （2002年／65分／ビデオ） 監　督：矢口史靖、鈴木卓爾 出　演：田中要次、真野きりな、近藤公園、村上東奈、猫田 直、 　　　　 唯野未歩子、荒川良々　ほか ＊7月20日（土）より、シネクイントにてレイトロードショー 矢口史靖監督プロフィール 1967年　神奈川県生まれ 東京造形大学在学中、1年先輩の鈴木卓爾と出会い、本格的に8ミリを撮るようになる。1990年、初の長編8ミリ映画「雨女」がPFFアワード'90でグランプリを獲得。1993年、PFFスカラシップ作品「裸足のピクニック」で劇場映画デビュー。以降、「ひみつの花園」（1997）、「アドレナリンドライブ」（1999）、「ウォーターボーイズ」（2001）を発表する。 鈴木卓爾監督プロフィール 1967年　静岡県生まれ 高校3年生の時アニメーション8ミリ作品「街頭奇想の夜」を初監督。1988年、PFFアワード'88で「にじ」が審査員特別賞を受賞。矢口史靖監督とワンシーン・ワンカット短編ドラマ集「ワンピース」を共同制作する。役者としても活躍し、市川準監督「ざわざわ下北沢」（1999）、利重剛監督「クロエ」（2000）、斎藤久志監督「いたいふたり」（2001）などに出演している。