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PFFアワード2009入選監督特集

「ぴあフィルムフェスティバル」のコンペティション部門「PFFアワード」では、毎年“新しい才能”をご紹介しています。今年は、569本の応募作の中から16作品16監督を選出。平均年齢25歳という、若さのみなぎる年になりました。そこでこのページでは、新世代を担う彼らの素顔を大公開!お気に入りの監督を見つけたら、是非会場で作品をご覧下さい。

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飯塚 諒監督

23歳/1985年千葉県出身/ニート

入選作品

『靄の中』

卒業を間近に控えながら不登校ぎみで、出席日数が満たせそうになくなってきた高校生、守。突発的な暴力や殺人への衝動を抱くとともに、山村での農業にあこがれるという、背反した気持ちの揺らぎが描かれる。

監督に5つの質問です!

1.あなたはなぜ映画を撮るのですか?
小5の自分が撮ると決めたから。
特に難しい理由はないです。
2.入選作品には自分らしさを表せてますか?それはどんなところですか?
同年代への馴染めなさ、ベッドタウンチルドレンが抱く田舎への憧れ、大人に感じる不潔感。映画で描いたこれらの内容は自分らしさでもあり、現代の社会状況が生じさせるものでもあります。
3.好きな映画、または監督とその理由
『肉弾』 監督:岡本喜八
超人的なイメージを抱かせる特攻隊。しかし、実際の彼らは「おまんちょしたい」「『お国の為』じゃ死にきれない」と考えていた普通の青年だった。特攻という激しいイメージと人間臭い主人公とのギャップが堪らない。
4.最近関心があること
んー、特に関心があるのは「如何にしてワンナイトラブは成立するか」ということです。あ、けど「発展途上国の経済成長に伴う映画産業の変化」にも関心があります。
南米を旅してきて、bricsの1つに触れてきたせいかな。
5.将来の夢は何ですか?
映画監督になる。と敢えて言っておきます。

蔦 哲一朗監督

24歳/1984年徳島県出身/映画館アルバイト

入選作品

『夢の島』

夢の島で働く青年作業員が爆弾テロに走る。事件の真相究明に尽力する刑事は、やがてそれが偶然にも何度か会話を交わしたことのある彼の犯行だと知る。果たして、青年作業員の犯行動機とはいったい何だったのか。

監督に5つの質問です!

1.あなたはなぜ映画を撮るのですか?
世直しのため60%、自分の生きる楽しみとして30%、不純な動機が10%。
2.入選作品には自分らしさを表せてますか?それはどんなところですか?
主人公の行動の動機に自分が以前から抱く社会の不満をもってきたという意味では、自分らしさを表現できたと思います。ただ、完成した映画としては、まだまだ自分の意図したものが描ききれなかったので、今後の課題にしていきたいです。
3.好きな映画、または監督とその理由
好きなのはジブリです。ジブリなら何でもいけちゃいます。理由はやはり小さい頃から見続けてきて、自分を形成しているような映画たちだからですかね。それと、これはチャップリンや黒澤明監督などの映画にも言えることですが、劇場を出た後に何かこう生きる力みたいなのを貰えるからですかね。
4.最近関心があること
温暖化は本当に起こるのか、友達の今後(映像業界で生き残っていけるのか)、小豆島の内海ダム再開発問題、早稲田松竹のプログラム、どうしたらみんなが映画館で映画を観るようになるか、吉高由里子、食料自給率、林業、など。
5.将来の夢は何ですか?
とりあえず今は映画監督。その後のプランは秘密。

武田真悟監督

22歳/1986年愛知県出身/立教大学現代心理学部映像身体学科

入選作品

『恋愛革命』

写真家志望の青年、透と付き合っていた翠は、彼の束縛的な愛情表現に疲れ、別れを決意する。しかし、これを受け入れられない透は翠の後をつけ回すことに。そこへ美術家志望の青年が助けに入ったと見えたが…。

監督に5つの質問です!

1.あなたはなぜ映画を撮るのですか?
単純ですが、映画が好きだからです。自分が感動させられた、たくさんの映画があり、そんな映画を自分も作りたいと思うからです。
2.入選作品には自分らしさを表せてますか?それはどんなところですか?
女性が強く描かれるところはよく指摘されます。男性もまた自己主張は強いんですが。実際には、自分の周りにこういう人達はいません。もしいたとしたら、彼らと友達になっているでしょうか…。少し疑問です。
3.好きな映画、または監督とその理由
カール・ドライヤー、クリント・イーストウッド。
泣きます。
4.最近関心があること
イチローの打率と定額給付金。
今年のイチローは凄い。定額給付金は貰うタイミングを逃し続けています。
5.将来の夢は何ですか?
小さい頃は、サッカー選手。その次はずっと古生物学者になりたかったです。今は、やはり映画で生計をたてられるようになりたいです。

任 書剣監督

33歳/1975年中国出身/メディア関係

入選作品

『私の叙情的な時代』

南京出身の留学生・趙明は、韓国人留学生、初老の日本人男性、台湾出身の女性、中国からの不法滞在母子などと知り合う。それまで如才なく生きてきた趙明は、彼らとの交流を通して、お金よりも大切な何かを学ぶ。

監督に5つの質問です!

1.あなたはなぜ映画を撮るのですか?
映像で自分の感情や言いたいことをほかの人に伝えるには、映画が一番総合的な方法だと考えています。
2.入選作品には自分らしさを表せてますか?それはどんなところですか?
日本で外国人として留学生活を送ってきました。その留学生の目線で見た日本を『私の叙情的な時代』で表現できたと思います。
3.好きな映画、または監督とその理由
数えきれないほどたくさんあります。その好きの理由も様々です。
4.最近関心があること
地球温暖化の対応策
金融危機
核問題などを巡る北朝鮮の行方
日本の教授が栽培法を開発した南アフリカ原産の植物「アイスプラント」の商品化、中国の塩化アルカリ性土地での試験の結果
インターネットの普及による既存マスメディアへの影響
アメリカのデジタル放送開始後のコンテンツの変化
5.将来の夢は何ですか?
山も川もある自然環境のいいところでのんびり生活すること。昼はカーテンを閉めてじっくり寝て、夜中は読書に映画観賞。時々友人を誘って釣りにも出かける。

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