中国では矢口史靖監督登壇。「8ミリ・マッドネス!!~自主映画パンク時代~」

映画祭ニュース

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現在開催中の、中国最大級のインディペンデント映画祭「西寧FIRST青年映画祭(英語名First Film Festival)」にて、世界縦断プロジェクト「8ミリ・マッドネス!!~自主映画パンク時代~」が、特集されます。

開催地の西寧(シーニン)は、チベット高原にも近い青海省にあり、北京から3時間ほど飛んだ高度の高い街。この街のシネコンで展開され、運営には全国から数千人のヴォランティアが集まるという噂も。中国のインディペンデント映画を中心としたコンペティションには、毎年、著名な中国語圏の映画人が集合することでも知られています。コンペティションに今年初めての日本映画参加となる『いさなとり』の上映が実現したニュースは先日お伝えしましたが、「8ミリ・マッドネス!!~自主映画パンク時代~」の特集も展開されます。

「8ミリ・マッドネス!!~自主映画パンク時代~」全11作品上映に際しては、その1本『雨女』(PFFアワード1990グランプリ作品)の監督で、中国でも高い人気の矢口史靖監督が映画祭の熱烈オファーを受けて参加。最新劇場公開作品『WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常』の特別上映も行われ盛り上がりをみせそうです。
また、もともと北京で始まった映画祭ですので、西寧の開催終了後、北京でも数々のイベントが催されるとのこと。北京在住の方もご注目ください。

今回の上映に際しては、国際交流基金北京日本文化センターの協力のもと、中国語字幕作成とゲスト招聘が実現しました。
現地には、矢口監督、『いさなとり』藤川史人監督、PFFディレクター荒木啓子が参加し、アフタートークなどに参加します。

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矢口史靖監督(左)、藤川史人監督(右)


■第10回西?FIRST青年?影展
日程:2016年7月21日(木)~30日(土)
【公式サイト】

■第38回PFF
日程:9月10日(土)~23日(金)
会場:東京国立近代美術館フィルムセンター *月曜休館
【公式サイト】

<上映作品・第1弾発表>「8ミリ・マッドネス!!~自主映画パンク時代~」