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        <title>PFFデイレクターBLOG</title>
        <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/</link>
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        <language>ja</language>
        <copyright>Copyright 2010</copyright>
        <lastBuildDate>Sun, 29 Aug 2010 22:03:45 +0900</lastBuildDate>
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            <title>ブログにあるまじき長さですいません</title>
            <description><![CDATA[<div class="news-img" style="width:240px;"><img alt="" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/akunin.jpg" width="240" height="160" />
<span class="text10">『悪人』</small></span><br />
<img alt="" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/gegege.jpg" width="240" height="160" />
<span class="text10">『ゲゲゲの女房』</span><br />
<img alt="" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/antanoie.jpg" width="240" height="160" />
<span class="text10">『あんたの家』</span></div>TSUTAYA渋谷店４階のPFFブースをリニューアルしました。
これから2ヶ月は、「その本気さにやられました」というテーマで、『悪人』の公開を控える李相日監督、『ゲゲゲの女房』の公開を控える鈴木卓爾監督、そして、各地で上映されるPFFアワード2010入選監督から、『あんたの家』の山川公平監督の3名に、強烈な印象を残した映画を5作品づつ推薦いただきました。
実はこの企画、今年2月から二ヶ月ごとに展開しています。「何をみようかな」と迷ったときに、ともかくこのブースにある作品を片っ端からみるといいよという企画です。
ここで、これまで推薦いただいた作品を一挙にご紹介します。
非常識に長くなってごめんなさい。お暇なときに、ちょこちょこご覧いただけると嬉しいです。
さて、現在展開中のPFFブースでは、3監督がどんな作品を推しているか、是非渋谷TSUTAYAを覗いてみてください！

<p></p>

<p><br />
<big><strong>TSUTAYA PFFブース企画2010 vol.1</strong></big><br />
<strong>おすすめします！<br />
今、元気の出る16作品。<br />
未来の映画を担う4名が、新生活を始めるあなたを元気にさせる<br />
とっておきの作品教えます。</strong><br />
<strong><small>2月25日より展開</small></strong></p>

<p><strong>◉市井昌秀監督　<small>『隼』『無防備』</small>◉</strong></p>

<p><u>『聴かれた女』　山本政志監督</u><br />
「変態」の対義語は「常態」？いや違う。「普通」か。「普通」って何？<br />
引越し先の部屋の壁の薄さから思わず隣室の盗聴を始める男。<br />
そんな男に感情移入していくオレって変態？<br />
俗に言う「変態」が許容される映画。変態バンザイ！</p>

<p><u>『ヴァイブレータ』　廣木隆一監督</u><br />
「誰かと触れ合いたい」って感情は孤独である自分を再認識させる。<br />
孤独な女にさりげなく差し伸べる男の手。<br />
からからの心をそっと、優しく撫でてくれる。<br />
ほんのちょっと元気出ます。</p>

<p><strong>◉井上真行監督　<small>『死ねない奴』『一秒の温度』</small>◉</strong></p>

<p><u>『飛べ！フェニックス』　ロバート・アルドリッチ監督</u><br />
人間、なんとかなるんじゃないかと思わせてくれた、ような気がする映画。<br />
汗ばんだ手を握ってワクワクして観た、ような気がする映画。<br />
映画がいつか断片的な記憶になっていく時、生き抜く力をもらった事だけは確信してる映画です。</p>

<p><u>『グライド・イン・ブルー』　ジェームズ・ウィリアム・ガルシオ監督</u><br />
不信！不安！不自由！<br />
現実に行き場を無くした時、<br />
ここで一人、白バイ警官は戦ってる。<br />
その姿が荒野と溶け合い、とてつもない安心感に包まれる映画。<br />
大人だって信用できる大人が欲しい！<br />
迷わず観ずに、迷ったら是非観て下さい。</p>

<p><strong>◉石井裕也監督　<small>『剥き出しにっぽん』『川の底からこんにちは』他</small>◉</strong></p>

<p><u>『オリーブの林をぬけて』　アッバス・キアロスタミ監督</u><br />
ブッシュ政権時に「悪の枢軸」とまで言われたイランで作られた映画。でも本当に優しくて良心のある映画。核兵器云々よりも、こんなにもあたたかくて深い眼差しがイランにある事の方が僕らにとっては重要だと思います。</p>

<p><u>『イエロー・サブマリン』　ジョージ・ダニング監督</u><br />
『アバター』を観た直後に、どうしてもこれが観たくなってDVDを買いました。この心地良い想像力の世界に漂うような感覚が僕は好きです。誰もが言いたいのに言えない「All You Need Is Love」を、しれっと歌い上げたレノンはやっぱり素敵です。</p>

<p><u>『河』　ツァイ・ミンリャン監督</u><br />
暗くて深い闇を抱えた崩壊寸前の人間達を、愛の眼差しをもって傍観的に観察するような、そんな映画です。意味化を拒むかのように進んでいくストーリーの中で、ワケも分からず時たま感動させられます。人生なんて、そもそもワケが分かりません。</p>

<p><u>『カッコーの巣の上で』　ミロス・フォアマン監督</u><br />
とにかく人間の臭い（駄目さ）をビシビシ感じます。そういったものに触れると、本当に勇気づけられます。安心もしますし、愛おしい気持ちになります。イケメンもいいですが、欠陥人間だって、視点を少し変えればすごくチャーミングに見えるんです。</p>

<p><u>『黄金狂時代』　チャールズ・チャップリン監督</u><br />
チャップリンには憧れています。軽いユーモアの中に隠された哀しみ、哀しみの中に隠されたユーモア。この人は「人生」というものを完璧に悟ったんじゃないか、その上で極上の娯楽映画を作ったんじゃないかと僕は勝手に想像しています。</p>

<p><strong>◉満島ひかりさん　<small>女優</small>◉</strong></p>

<p><u>『乙女の祈り』　ピーター・ジャクソン監督</u><br />
まるで作品の中に何かが宿ってしまったかのように、全ての瞬間が瑞々しい。<br />
作品の中の人々は、人間というよりも、生き物と呼ぶ方が、ふさわしいと思う。</p>

<p><u>『サマリア』　キム・ギドク監督</u><br />
こんな映画は観たくなかった。16歳の時に観て、衝撃を覚えた。<br />
キム・ギドク監督の作品はほとんど鑑賞したけど、この作品に、最も心が痛んだ。</p>

<p><u>『恋する惑星』　ウォン・カーウァイ監督</u><br />
フェイ・ウォンがもの凄く可愛い。魅力的過ぎて、恋してしまいそうなくらいに<br />
想像力が、好奇心がみなぎる映画です。多分、50回は観たような。</p>

<p><u>『ローズマリーの赤ちゃん』　ロマン・ポランスキー監督</u><br />
信じられないほど怖い。ミア・ファローを始め、役者が皆本当に素晴らしい。<br />
音楽も、演出も、素晴らしい、他に類をみない作品。ただ、信じられないほど怖<br />
い。</p>

<p><u>『ロリータ』　スタンリー・キューブリック監督</u><br />
夢うつつな、哀しい愛の話。観る時によって、状況によって、感じ方が様変わり<br />
する。優しさと虚しさが、作品中に煌めき、漂っている。</p>

<p><br />
<big><strong>TSUTAYA PFFブース企画2010 vol.2</strong></big><br />
<strong>悩んだ時はこれをみる！<br />
～私の人生を明るく照らす秘密の映画たち～<br />
3人の映画監督がこっそり教えます</strong><br />
<strong><small>4月28日より展開</small></strong></p>

<p><strong>◉石井裕也監督　<small>『剥き出しにっぽん』『川の底からこんにちは』他</small>◉</strong></p>

<p><u>『ストレイト・ストーリー』　デヴィッド・リンチ監督</u><br />
悩んだ時は、シンプルなものが一番。主人公のお爺ちゃんが兄貴と十年ぶりに再会するラストシーンは、この上なくシンプルで、だからこそ胸を打たれる。静かでやりきれない、孤独な夜に一人で観るのが乙だと思います。</p>

<p><u>『アンダーグラウンド』　エミール・クストリッツァ監督</u><br />
悩んだ時は、楽しいものが一番。ただ楽しいだけのものは馬鹿げているし、腹が立つ。だがこの映画は、人間に課せられた宿命のような悲しさを吹き飛ばそうとする、人間の根源的な明るさ、パワーを感じさせてくれる。</p>

<p><u>『ガープの世界』　ジョージ・ロイ・ヒル監督</u><br />
悩んだ時は、ファンタジーが一番。原作者は、僕が高校生の時から大ファンであるジョン・アーヴィング（映画監督よりも昔から作家に憧れます）。想像力さえあれば、人生のどんな苦しみや悲しみをも乗り越えられる。</p>

<p><u>『モダン・タイムス』　チャールズ・チャップリン監督</u><br />
悩んだ時は、チャップリンが一番。「教師も政治家も、大人なんて誰もが嘘をついているんだろ」と疑っていた中学生の時、チャップリンだけは「本当」を真摯に語っている気がした。それは今でも変わっていない。</p>

<p><strong>◉塚本晋也監督　<small>『鉄男』『双生児』『ヴィタール』『鉄男THE BULLET MAN』他</small>◉</strong></p>

<p><u>『七人の侍』　黒澤明監督</u><br />
高校生のころ、劇場中の観客がどよめくというすごい体験をした。それ以来、そんなどよめきのほんの少しでも起こせないかと映画を作り続けています。</p>

<p><u>『ブレードランナー』　リドリー・スコット監督</u><br />
ご存知サイバーパンクの金字塔。「鉄男THE BULLET MAN」のお父さん的存在です。今回は特にこの映画へのオマージュが強い。映像美を追求する徹底的なパワーに力をもらいます。</p>

<p><u>『タクシードライバー』　マーティン・スコセッシ監督</u><br />
何度見たことか。見るたびに新しい発見がある。「タクシードライバー」のようなエポックメーキングな映画が作りたくて、映画作りの旅を続けていると言えます。</p>

<p><u>『青春の蹉跌』　神代辰巳監督</u><br />
ショーケンのなんとかっこいいことか。井上堯之さんの音楽のなんといかしたことか。中学生のとき、はじめて怪獣映画でない日本映画を映画館に見に行った作品。僕の青春そのものです。</p>

<p><u>『赤い殺意』　今村昌平監督</u><br />
本当のできごとがカメラの前で起こっているのかと思ったほど衝撃を受けた。ヌーヴェルバーグの映画を見るような、俳優の体から発するエロティシズムを含んだパワーを感じた。</p>

<p><u>『レインマン』　バリー・レヴィンソン監督</u><br />
心が落ち着くので、何回でも見る。ぼくにとっては癒しの映画です。俳優の演技に、深いメソッドがあるようで、映画を勉強したことがないぼくはそれはどんなメソッドなんだろうと興味がわく。</p>

<p><strong>◉深川栄洋監督　<small>『自転車とハイヒール』『60歳のラブレター』他</small>◉</strong></p>

<p><u>『E.T.』　スティーブン・スピルバーグ監督</u><br />
初めて映画館に行ったのは、子供会での体験。スクリーンの迫力、音の振動、大勢で一緒に観る環境に、同じく映画初体験の姉二人と圧倒され、終演後も放心状態。深川家は無言のまま、帰路に就きました。僕の原点です。</p>

<p><u>『グーニーズ』　リチャード・ドナー監督</u><br />
母にお小遣いを貰って初めて友達と観た映画。ロードショーでは無く、何度目かのリバイバルでした。プロになり、深川くんはどんな映画が作りたい？と聞かれたら、いつもグーニーズの様な子供が活躍する冒険活劇が作りたいと言ってます。</p>

<p><u>『家族ゲーム』　森田芳光監督</u><br />
映画の専門学校に入った時、実は監督は無理だと思って、録音部志望でした。色んな映画を観る内に、僕の様な人間がスクリーンに居た。『なんでもない、普通の人々』。僕はこの映画から『お前でも良いよ』と言われた気がする。</p>

<p><u>『百貨店大百科』　セドリック・クラビッシュ監督</u><br />
大人になり、僕はフランス映画に人生を教わりました。そして映画はフランス映画に学んだように思えます。僕には夢がある。数年後、ヨーロッパに旅立つ。今まで作った映画を仏訳して、上映会をしていた頃のように映画館を回る旅を。</p>

<p><u>『スティング』　ジョージ・ロイ・ヒル監督</u><br />
日本では無い映画。お洒落で、ユーモアに包まれ、人生を語り、出演者は素直、音楽は豊かに流れ、痛快な物語。あのメロディーが聞こえてくると、その世界にひき込まれる。誰にもあると思いますが僕には特別な一作。</p>

<p><br />
<strong>TSUTAYA PFFブース企画2010 vol.3</strong><br />
<strong>スクリーンでみたい！<br />
映画祭でみたい！<br />
はじまる！<br />
第32回PFFぴあフィルムフェスティバル</strong><br />
<strong><small>6月25日より展開</small></strong></p>

<p><strong>◉石井裕也監督　<small>『剥き出しにっぽん』『川の底からこんにちは』他</small>◉</strong></p>

<p><u>『バートン・フィンク』　ジョエル・コーエン監督</u><br />
中学生の時、深夜のテレビ放送で観ました。思春期に抱えていた孤独や不安、人生に対する違和感のようなものが、この映画の中に描かれている気がしました。あくまでも「気」ですが。だからこそ非常に勇気づけられた覚えがあります。</p>

<p><u>『真夜中のカーボーイ』　ジョン・シュレシンジャー監督</u><br />
ビデオで観ました。「よく分からない人達」が「よく分からない世界」の中でもがきながら、戦って負ける話です。この「よく分からない」感じがとても印象的で、リアルなんです。この「よく分からない」は、時として「よく分かる」よりも貴重です。</p>

<p><u>『短編集ヤン・シュヴァンクマイエル』　ヤン・シュヴァンクマイエル監督</u><br />
高校生の時、美術の先生がビデオで見せてくれました。「衝撃」以外の何物でもなかったです。世界は広い、と思いました。映画で人生観が変わったのは、これまでチャップリンとシュヴァンクマイエルだけです。</p>

<p><u>『赤い橋の下のぬるい水』　今村昌平監督</u><br />
18歳の時、深夜のテレビ放送で観ました。ああ、ここまで自由に映画を作ってもいいのかと、背中を押された作品。女の「潮」が高く高く噴き上がる場面では、人間の「自由」を感じました。以後、自由を感じられる映画は偉大だと確信。</p>

<p><u>『ジャック』　フランシス・フォード・コッポラ監督</u><br />
ＢＳのテレビ放送で観ました。人より４倍のスピードで成長してしまう少年の物語。少年とその周囲の人達が楽しそうに笑えば笑うほど、どこか哀しげに見えるという、不思議で優しい世界観。同監督の『ゴッド・ファーザー』より素敵です。</p>

<p><strong>◉荻上直子監督　<small>『かもめ食道』『めがね』他</small>◉</strong></p>

<p><u>『モーターサイクル・ダイアリーズ』　ウォルター・サレス監督</u><br />
革命家チェ・ゲバラの若き日の旅行日記。親友とふたり、バイクに二人乗りして旅をする。青い空とまっすぐに続く道。この映画を見ると、明日、旅に出たくなる。若者だけがもつ自由で<br />
尊い時間を満喫してください。</p>

<p><u>『蝶の舌』　ホセ・ルイス・クエルダ監督</u><br />
涙です。素晴らしいラストシーンです。人と馴染めない少年が老いた先生からいろんなことを教わります。自然のこと、蝶のこと、人生のこと。しかし、スペインの内戦が少年から大好きな先生を引き離す。ああ、涙。</p>

<p><u>『イル・ポスティーノ』　マイケル・ラドフォード監督</u><br />
詩は、ときにどんなものよりも強く心を動かされる。イタリアの小さな島で、詩人と地味な郵便配達員が交流する。島の美しい風景とうっとりするような詩が重なって、見てるこちらもう<br />
っとり。耳元で囁かれたい。</p>

<p><u>『天国の口、終りの楽園』　アルフォンソ・キュアロン監督</u><br />
エロイ！すばらしくエロイ！美しくエロイ！１７歳の少年２人が年上美人と「天国の口」を目指して旅をする。メキシコの暑くて青い風景の中、酒飲んでセックスして、少年たちは大人になる。ラストはジーンと切ない。</p>

<p><u>『グッバイ、レーニン！』　ヴォルフガング・ベッカー監督</u><br />
ドイツ統一直前に倒れた母。昏睡状態から覚めた母に、ショックを与えないよう、統一された事実を隠そうとする息子。その奮闘ぶりが優しくて悲しくて可笑しい。空に浮かぶレーニン像に重たい歴史を想う。</p>

<p><strong>◉平林勇監督　<small>『TEXTISM』『SHIKASHA』他</small>◉</strong></p>

<p><u>『西瓜』　ツァイ・ミンリャン監督</u><br />
やりきってるところが素晴らしい！怖じ気づかず、やりたいことを、やりたい放題にやっている。ストーリーで追わず、絵画や彫刻と同じ見方で見ると、ゴロッとした強烈な印象が残る。</p>

<p><u>『楢山節考』　今村昌平監督</u><br />
やりきってるところが素晴らしい！人間という動物の陰影がギッシリ詰まった作品。カンヌ映画祭のパルムドールを2回も獲った今村昌平監督作品。</p>

<p><u>『ダーククリスタル』　ジム・ヘンソン監督</u><br />
やりきってるところが素晴らしい！人間は1人も出てこないけどアニメじゃなくて実写映画！すべて想像上の生き物！ここまでやりたい放題作れるなんて！</p>

<p><u>『オアシス』　イ・チャンドン監督</u><br />
やりきってるところが素晴らしい！扱いづらいテーマや設定を、堂々と真正面から逃げずに作っている。ここまで出来る女優がすごい！それをやらせる監督もすごい！</p>

<p><u>『カルネ』　ギャスパーノエ監督</u><br />
やりきってるところが素晴らしい！馬肉！肉！肉！肉体！40分という中編で、ここまで肉な世界観を構築できるのが凄い。うらやましいのひと言。</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/08/post-41.html</link>
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            <pubDate>Sun, 29 Aug 2010 22:03:45 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>夏休みではありません・・・・</title>
            <description><![CDATA[<p>あ！と気付くと前回の日付から40日経ようとしています。<br />
第32回PFF終了からは、一ヶ月が経ようとしています。<br />
ずっと、映画祭の後片付けと、秋の全国展開の準備をやっています。かなしいかな、夏休みだったのではありません。<br />
それにしてもこの暑さ。欧州の人々が長期休暇を強制され、休み方に困っている様子を旅先でみたことも多い私には、休みは自分でとるほうがいいのでは？という考えがあったのですが、しかし、今ちょっとその考えを変えつつあります。全国民休暇制度を導入して、猛暑の期間、心配なく休むことができるようになると、何か変らないでしょうか？子供たちの夏休みと同じく、大人も夏休みにする。オフィスビルでフル回転するエアコンが止まる効果とか、長い時間をかけての心身の疲れのほぐしとか、自分の趣味の再発見とか、多彩な効果が生まれそうな気がしています。<br />
子供手当ての前に、大人手当てが急務では？というようなことをぼ～と考えながら、秋のPFFツアーのプログラム大詰めです。<br />
まず、最初の開催地、京都です。追いかけて福岡、名古屋、神戸と続きます。<br />
そのあとは（例年より少し遅れていてすいません）第33回PFF開催の具体化が始まります。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="caterpillar.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/caterpillar.jpg" width="240" height="160" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>PFF京都開催の会場は「京都シネマ」です。ただいま『キャタピラー』などを公開中で、東京の若松孝二特集を京都のプログラムにも、という希望も出ています。<br />
>><a href="http://www.kyotocinema.jp/" target=_"blank">京都シネマ</a></p>

<p>今回、若松孝二特集でしみじみ再確認したのは、「映画で食べていく」ということを微塵も揺るがせない若松孝二という監督の意志です。監督の、山あり谷ありの半世紀に渡る映画生活は、現在の若い監督たちにとっては不可能な体験や、その時代が含まれていますので、そのまま導入することは有り得ないのですが、「映画で儲ける」という強烈な意識は、目撃できるだけしておきたいものだと改めて思いました。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="wakamatsu-wakamono.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/wakamatsu-wakamono.jpg" width="240" height="160" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span>例えば『キャタピラー』。単館系の作品の「東京から徐々に全国に広がる」という公開の流れを覆し、自主配給でほぼ全国同時公開を成し遂げたこと、入場料金を自分で設定し交渉したこと、徹底的に体を張ってのキャンペインを展開したこと、など、驚くべき挑戦が多数起きています。企画から公開までの長い年月、意志の力をキープすることが、一番大きな仕事とも言える昨今の映画の仕事を、改めて考える、若松監督の行動です。<br />
>><a href="http://www.wakamatsukoji.org/" target=_"blank">『キャタピラー』公式サイト</a></p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/08/post-40.html</link>
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            <pubDate>Sat, 28 Aug 2010 23:01:10 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>映画は映画監督が引っ張っていくと、PFFは考えています</title>
            <description><![CDATA[<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="catarpilar.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/catarpilar.jpg" width="240" height="160" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>第32回PFFぴあフィルムフェスティバル始まりました！<br />
今年は映画祭ニュースでPFFスタッフが日々の状況をご報告するとともに、オフィシャルカメラマンとして現場に張り付いてもらっている内堀さんにも、会心のスチルを使ってレポートしてもらっています。<br />
コンペティション部門「PFFアワード」の１回目の上映が終了して、今日は最初のフィルムセンター休館日。これからの上映プログラムの最後の準備をしています。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="robi01.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/robi01.jpg" width="240" height="160" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span>実は、今年の「PFFアワード」は、女性客の増加を強く感じています。嬉しいことです。自主映画とか、商業映画とか、そんな区別なく映画を楽しむ人の増加にも関係しているのではないかと思います。<br />
PFFアワードの上映は、毎回できるだけ監督をお招きしてお話を伺っています。というのも、今更改めてお話するまでもなく、PFFでは応募された映画は監督が牽引しているという前提で考えているからです。</p>

<p>一ヶ月以上前の話で恐縮ですが、先月、馬車道の東京藝術大学大学院映像研究科と、西新宿の映画専門大学院大学で話しをする機会がありました。<br />
東京藝大のほうは、フランスの国立映画大学La femisのプロデューサーコースの学生6名を日本に招聘しての、日仏合同ワークショップの一貫でした。私は海外の映画祭がいかにチャンスとなるか紹介する役だったのですが、誰に向って何を話すのか、迷う場所でした。何故なら、それは、参加者の、立場の違い、望みの違い、言葉の違いが、多彩な場所だったからです。<br />
フランスのプロデューサーコースの学生にとって、プロデューサーとしてやるべきことは、同級生の監督の望む映画を実現するために、用意されている補助金をいかに獲得するか奮闘することです。明確な目標と、獲得すべきノウハウがあります。一方、日本のプロデューサーコースの学生にとっては、無名の若い監督への補助金も、無名の若いプロデューサーに降りる補助金もありません。現実では、プロデューサーを志す人たちの多くは、何らかの映画製作をしている会社に就職することが目標であることがわかりました。プロデューサーとしてのスタートラインが非常に差のある日仏だということを再認識です。同時に、そのワークショップの時間には、監督志望者も、一般の人もいました。何を話すのがよいのか、迷いました。更に、6人のためにフランス語の通訳もされます。そうなると、日本語で伝わりやすい言葉使いと、翻訳されて伝わりやすい言葉使いの使い分けも混迷しました。言い訳しているわけではないのですが、非常に難しい時間でした。<br />
そして、その一週間後に、映画専門大学院大学で、同じくプロデューサー志望の学生たちに、PFFのことを話す機会がありました。こちらも、プロデューサーとしてのキャリアの始め方に皆さん悩んでおられることを感じさせられました。就職のチャンスを、皆さん探しています。<br />
同時に、日本で「プロデューサー」は映画をどうプロデュースすることを前提としているのか、そもそも、その仕事の役割をどう定義しているのか、興味を持ちました。というのも、学生さんたちから、この監督の作品をプロデュースをしたいとか、この企画をプロデュースしたいとかいう具体的な話を伺う機会がなかったからかも知れません。また、考えてみると、PFFの活動は、監督を中心に置いたもので、他の視点で考えてみることがないため、「プロデュース」の意味が明確ですから、他の「プロデュース」がよくわかっていないのかもしれない自分も発見しました。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="saitama.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/saitama.jpg" width="150" height="216" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>これは一部では良く知られているのですが、昨年から最も話題になった自主映画『SRサイタマノラッパー』の入江監督のブログです。<br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/norainufilm/archives/51672315.html" target=_blank">http://blog.livedoor.jp/norainufilm/archives/51672315.html</a><br />
映画祭の最中に持ってくる話題ではないかもしれませんが、作品が話題になっても、収入は限られてる、という現実。映画をやればやるほど疲弊する、という現実を改善することは、常に映画に関わる人々の課題です。更には、観客がいるという状況をどうつくれるか、も、重い課題です。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="sakuragiminden.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/sakuragiminden.jpg" width="150" height="212" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span>実は『SRサイタマノラッパー』は、ゆうばり国際映画祭グランプリ受賞後、DVD発売が決定したことでPFFの応募を取り消ししたいと入江監督から連絡を貰い、当時の予備審査員たちはとても落ち込んでいた大人気作品でした。常にその動向を皆気にしていました。先日のコクーン歌舞伎『佐倉義民伝』では、重要な出演者としてこの映画のキャストが配されており、嬉しくなりました。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="bff2010_.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/bff2010_.jpg" width="160" height="226" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>話しはまた飛びますが、同じく先月は、吉祥寺バウスシアターで開催された「爆音映画祭」が大成功を収めました。吉祥寺のホテルに宿泊して通った人も沢山いたそうで、ロックフェスのような映画祭で素晴らしい事象です。<br />
映画が人をときめかすことが出来るということを証明する。これも映画に関わる人の課題です。</p>

<p>PFFでも、上記の課題に対して、出来ることからコツコツと活動を続けていますが、その世界は果てなく広く深く、まずは自分たちの活動である「映画祭」で出来ることが最初です。そして、PFFアワードに応募した方々に、映画祭会場で、実際にどんな作品が応募されているのか、入選しているのか、どんな人が監督しているのか、体験して貰いたいのが、今、映画祭真っ只中の私たちの最大の望みです。志を同じくする人たちが知りあえば知り合うほど、何かが生まれる可能性は高まります。映画祭という場で、多くの出会いを願っています。</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/07/pff-1.html</link>
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            <pubDate>Tue, 20 Jul 2010 00:43:26 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>PFF休止?!</title>
            <description><![CDATA[<p>先日、キネマ旬報「絶滅危機種問題」のページに、突然、PFF存続の危機と書かれて一同すっかり戸惑っていましたら、今度は、WikipediaのPFFページに「休止を発表」とどなたかが書き込みなさっておられ、PFF事務局一同びっくり仰天です。<br />
いや～、威張って言うことではありませんが、正直いって、いつでも存続の危機ですPFF。確かな保証のない世界です。でも、一回も休止の発表も、その前段階の、休止の決定すらもありません。</p>

<p>いやはや初めて、どこからも一度も取材されていないのに確定記事の出る怖さ、というのを、身をもって体験しました。これまで色々な方々から聞いていた「裏をとらない情報発表」って、こういうことかと、納得です。<br />
このご時勢ですし、いえいえ、考えてみればずっとずっと長い間、文化芸術活動はどこも困窮を極めている日本です。しかし、それもまた人生というわけで、今はただあとわずかに迫った映画祭初日に向けての準備に邁進するばかりです。</p>

<p>週明け早々映画祭カタログを印刷に入れ、ゲストの皆様への最終案内をし、現場のシフトを整え、表彰式の準備をし、現場に搬入を始め、映写テストをし、などなど、などなどで、10日間があっというまに過ぎて、はっと気付くと7月15日。と予測です。</p>

<p>今年は、コンペティション部門のPFFアワードに、新しい賞が設定されます。<br />
「映画ファン賞（ぴあ映画生活賞）」です。<br />
ぴあ映画生活の会員から公募された映画ファンの審査員8名（予定）が、PFFアワード入選作品を全て映画祭会場でみて、審査会議を持ち、1作品に映画ファン賞を授与します。<br />
賞は「最も映画館でみたい監督」に贈られます。</p>

<p>もうひとつ、Post-itの協賛で、PFFアワード上映に際して、上映作品の感想を新発売の強力post-itに書き込んで特製ボードに貼り付けるというイベントが行われます。<br />
会場では、PFFアワード2010特製post-itが用意され、書かれたコメントはpost-it特設サイトにも掲載です。お気に入りの作品を是非是非ひろくアピールしていただき、自主映画をみたことのない人の背中を、ちょっと押してくださると嬉しいです。</p>

<p>今は日曜の昼下がり。<br />
カタログ原稿の最後の編集をしています。<br />
そんなこんなでシネマヴェーラで行われている足立正生特集に、計画通り通えていません。<br />
若松映画でも、寺島幹夫さんの参加している作品は面白いなあと思っていましたが、足立映画の「性教育ピンク映画」シリーズ寺島幹夫、面白すぎました。セックスシーンの殆どないピンク映画を乗り切る手法はこれ？と感心も。寺島幹夫参加作品を全て網羅する計画、潰えっぱなしです。</p>

<p>映画といえば（と申しましても、殆ど映画の話題のブログですけど）、秋の映画祭のプログラマーが来日する季節となりました。PFFにも試写にやってくる彼等との会話で、話題は園子温監督の『冷たい熱帯魚』が一番多いでしょうか。私も拝見してPFFのプログラムに入れたかったのですが、同時にバタバタと諦めかけていた作品の上映が決定してプログラム枠が足りなくなってしまいました。愛犬家殺人事件を題材にしたものすごい映画です。血の苦手な方にはおすすめしません。でも、お楽しみに！</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/07/pff.html</link>
            <guid>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/07/pff.html</guid>
            
            
            <pubDate>Sun, 04 Jul 2010 15:12:35 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>若松作品の状態について</title>
            <description><![CDATA[<p>カタログ制作やプリントチェックなどに追われ、もう二週間が経ってしまいました・・・。<br />
若松孝二監督特集のプリントチェック、出来るものは全て終了しました。<br />
 <br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/chihataiyoyorimo01.jpg" width="160" height="113" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>『血は太陽よりも赤い』(1966)は、噂通りの掛け値なしの傑作です。これが残されたただ一本のプリントということで、大切に上映されてきたそうですが、カラーパートの色の劣化はあります。＊映画祭チラシには、白黒と記していますが、パートカラーの作品でした＊そして、ショックなことに、最後の巻の崩壊が始まり、湾曲しています。これは、大変惜しい出来事ですので、何らかの改善方法がないか、ただいま必死に調査中。エンディングの重要な作品ですから、良好な上映を目指します。<br />
 <br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/seino%EF%BD%88oro01.jpg" width="160" height="113" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span>『性の放浪』(1967)は『血は太陽よりも赤い』に連続してみたのですが、ほぼ同時代に製作されたこれら2作品の豊かさに眩暈がしました。<br />
『性の放浪』は、現存する唯一のプリントである、16ミリ・シネスコサイズプリントでの上映です。ロードムービーでもある、この色褪せない面白さを、どう伝えたらいいのか・・・兎に角、『血は太陽よりも赤い』と『性の放浪』は是非ご覧いただきたいと改めて思いました。『性の放浪』のプリント状態は上々です。<br />
 <br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/sex%EF%BD%8Ajack01-main.jpg" width="160" height="113" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>『性賊/セックスジャック』は、誰もが声を揃える傑作であることを、再度確認です。秋山未知汚の存在感を、『ゆけゆけ二度目の処女』（シネマヴェーラの足立正生特集で上映があります）とあわせて、堪能していただきたいです。代々木公園の安保反対デモをゲリラ撮影したオープニングシーンからクラクラ。是非フィルムで体験して欲しい、瀬々敬久監督の選んだMy Best Wakamatsu作品です。プリント状態は、こちらも上々です。<br />
>>シネマヴェーラ　<a href="http://www.cinemavera.com/schedule.html" target="_blank">足立正生の宇宙</a><br />
 <br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/taijigamitsuryo01-main.jpg" width="160" height="113" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span>有名な『胎児が密猟する時』。My Best Wakamatsuに選んだ石井岳龍監督が、「当日は、どうしたらこんな発想が湧くのか監督に伺いたい」とおっしゃっていますが、登場人物は2人だけ。場所はあるアパートの部屋だけ。という実験作であり、男のどうしようもなさに関する映画です。これも、プリントはきれいで素晴らしいです。<br />
 <br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/seishoujogoumon.jpg" width="160" height="113" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>『聖少女拷問』。唯一の80年代の作品です。こちらも、現存する唯一のプリントである16ミリシネスコサイズでの上映です。最新作『キャタピラー』と共通する、戦争という暴力から来る女性への抑圧についての映画です。昭和初期の東北の冷害が生んだ飢饉のため、身売りするしかなかった5万人以上に昇る娘たちの側に立った作品で、兵隊に代表される権力者への怒りが根底に流れる、若松監督らしい作品と言えるかと思います。色の劣化が少し始まっていますが、充分にきれいです。なんだか大作の風格があります。<br />
 <br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/maria01.jpg" width="160" height="113" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span>最後になりますが、今回の特集記念に、若松プロダクションが所蔵するネガから、一本ニュープリントをつくることを決めたときに、若松監督が選んだのが『新宿マリア』(1975)です。監督にとって、思い出深い作品で、黒テントの女優、中島葵が主演しています。新宿の街を舞台にした、35年前の歌舞伎町、百人町、ゴールデン街の姿をくっきり残す作品ですが、他の上映作品といささか赴きの違うことに驚きました。監督がレバノンで毎日耳にしていた唄をバックに、美少女売春婦と、テロリストと、スクープを狙う記者と、その夫である映画監督が登場します。今回上映する若松作品の中で、一番ざっくりとした登場人物の設定かもしれませんし、他にない濃密なベッドシーンにも呆然とします。同時に、かなりロマンチックな恋の物語でありながら、強引な展開は、当時執拗に警察にマークされ大変な日々だったという若松プロダクションの状況を反映しているのかもしれません。そして、プリント状態ですが、現像所から色がにじむことを連絡いただきましたが、色むらが少し出ています。<br />
 <br />
以上が今日までチェックできたプリントです。その他ですが、『腹貸し女』と『寝盗られ宗介』は、状態のいいプリントであると報告を受けています。『逆情』は、プリントの完成待ちです。もうひとつ、サプライズ企画を、若松特集の最終回となる、7/25日17:30～の回で計画しています。実現次第お知らせします。</p>

<p>>>各作品の上映日程は<a href="http://pff.jp/32nd/timetable_tokyo.html" target="_blank">こちら</a></p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/06/post-39.html</link>
            <guid>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/06/post-39.html</guid>
            
            
            <pubDate>Tue, 15 Jun 2010 18:33:13 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>シネマヴェーラで足立正生特集が</title>
            <description><![CDATA[<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="adachi.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/adachi.jpg" width="171" height="240" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>チラシ完成が明日に迫り、ただいま発送や配布の準備に追われるPFF事務局です。<br />
6/19（土）～7/9（金）に、渋谷シネマヴェーラで足立正生特集「足立正生の宇宙」が開催されます。<br />
<a href="http://www.cinemavera.com/index.html">http://www.cinemavera.com/index.html</a></p>

<p>全19作品でラインナップされたこの特集は、日大映研時代の貴重な自主映画も含め、足立正生監督作品を中心に構成されていますが、足立正生脚本＆若松孝二監督作品も5作品上映されます。『日本暴行暗黒史　異常者の血』『性犯罪』『ゆけゆけ二度目の処女』『新宿マッド』『性輪廻　死にたい女』です。<br />
みたい。</p>

<p>また、PFFで上映する『胎児が密猟する時』にも登場する主人公丸木戸定男が活躍する「性教育ピンク映画」シリーズ３本『堕胎』『避妊革命』『性地帯（セックスゾーン）』もあり、1960年代後半のむちゃくちゃでアナーキーな若松プロの熱が伝わる特集でもあります。<br />
そんなわけで、PFFからのDMにも、足立特集のチラシを同封する計画浮上中です。こんなに沢山通ったら、夏のPFFまでに皆様の映画貯金が尽きるのでは・・・と心配でもありますが、お伝えしてみました。<br />
この特集チラシ、なかなかにきっぱりと「革命」なデザインで、映画のスチル使用ゼロなところが、非常に面白いです。</p>

<p>PFFスカラシップ作品『家族X』はクランクアップして、皆様精算に追われています。ＰＦＦは、明日からカタログ制作に入ります。こうして、新たなステップに入る6月のPFF事務局です。<br />
これから、ゲストの追加情報や、短編スペシャルでの上映作品情報など、公式サイトでアップしていきます。また、ここでも詳しい作品情報をお伝えします。</p>

<p></p>

<p></p>

<p></p>

<p></p>

<p><br />
</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/05/post-38.html</link>
            <guid>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/05/post-38.html</guid>
            
            
            <pubDate>Mon, 31 May 2010 19:40:55 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>若松孝二特集企画詳細です</title>
            <description><![CDATA[<p><strong>若松孝二特集～こわくない!!はじめての若松体験～</strong><br />
と題して、今回のＰＦＦで若松孝二監督の特集を行います。</p>

<p><br />
<div class="news-img" style="width:160px;"><img alt="" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/caterpillar01main.jpg" width="160" height="113" /><br />
<span class="text10">『キャタピラー』<small>＠若松プロダクション</small></span><br /><br />
<img alt="" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/gyakujo01.jpg" width="160" height="113" /><br />
<span class="text10">『逆情』</span><br /><br />
<img alt="" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/maria01.jpg" width="160" height="113" /><br />
<span class="text10">『新宿マリア』</span><br /><br />
<img alt="" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/chihataiyoyorimo01.jpg" width="160" height="113" /><br />
<span class="text10">『血は太陽よりも赤い』</span><br /><br />
<img alt="" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/seinoｈoro01.jpg" width="160" height="113" /><br />
<span class="text10">『性の放浪』</span><br /><br />
<img alt="" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/seishoujogoumon.jpg" width="160" height="113" /><br />
<span class="text10">『聖少女拷問』</span><br /><br />
<img alt="" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/taijigamitsuryo01-main.jpg" width="160" height="113" /><br />
<span class="text10">『胎児が密猟する時』</span><br /><br />
<img alt="" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/sexｊjack01-main.jpg" width="160" height="113" /><br />
<span class="text10">『性賊/セックスジャック』</span><br /><br />
<img alt="" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/netorare01-main.jpg" width="160" height="113" /><br />
<span class="text10">『寝取られ宗介』</span><br /></div>若松孝二の「名前は知っていても、作品をみたことがない」人の数は驚くほど多いと感じ続けてきたことがきっかけです。"若松監督は怖い"というイメージが先行していることも感じるのですが、作品をご覧になるとすぐわかるのが、監督の子供のような直感とフットワークの軽さ、若者のような「今これを映画にしなくては」という使命感、そして、年を経たこその、次代を担う人たちへの暖かいまなざし。そして、その映画は簡潔で明確なのです。<br />
この機会に、是非、独自の道を歩む若松監督の初体験を、特に女性にしていただきたいと考えています。（ちなみに、最新作『キャタピラー』の助監督は若い女性ばかりですよ）</p>

<p>さて、ラインナップです。100作品を超えるといわれるフィルモグラフィーの中から、今回は、ソフト化されていない作品を中心に、監督の思い出も伺いながら6作品を選びました。ニュープリント制作が実現した作品もあります。<br />
また、現在活躍中の監督たち3名が、自分の一番印象に残った若松作品を選び、上映後、若松監督に直接作品について伺うという「MY BEST WAKAMATSU」企画も実施します。</p>

<p>＜PFFのためのニュープリント作成作品＞<br />
『逆情』1964年、<br />
『新宿マリア』1975年＊公開時のタイトルは『売春婦マリア』ですが、脚本タイトルである『新宿マリア』が若松監督のなかでは映画イトルです。</p>

<p>＜未ソフト化作品＞<br />
『血は太陽よりも赤い』1966年、<br />
『性の放浪』1967年、<br />
『聖少女拷問』1980年</p>

<p>＜名作＞<br />
『腹貸し女』1968年<br />
MY BEST WAKAMATSU＜石井岳龍監督選＆対談＞『胎児が密猟する時』1966年<br />
MY BEST WAKAMATSU＜瀬々敬久監督選＆対談＞『性賊/セックスジャック』1970年<br />
MY BEST WAKAMATSU＜阪本順治監督選＆対談＞『寝盗られ宗介』1992年</p>

<p>また、7月15日には「前夜祭特別上映」として、最新作『キャタピラー』を東京で初めて一般上映です。若松監督、主演の寺島しのぶさん、大西信満さんが舞台挨拶に登場します。</p>

<p>この『キャタピラー』、6月にまず沖縄で公開が始まります。米軍上陸が日本で最初に行われたのが6月の沖縄だったからです。8月には、広島と長崎で原爆投下の日の公開、東京は終戦の日（の前日の土曜日）の公開と、非常に覚えやすいスケジュールでの公開が控えています。<br />
また、この12月には、存命中の映画監督としては異例の、40作品にのぼる回顧展がパリのシネマテークで開催されることも決定したそうです。<br />
その衰えることのない世界の理不尽さに対する怒りと、行動への情熱を、今回の特集をきっかけけに、もっと知りたくなる方が増えることを願っています。<br />
・・・・と書くと、また、"怖い映画ばかり"だと思われてしまうんだろうなあ・・・と困っています。</p>

<p><br />
<strong>『キャタピラー』</strong><br />
>><a href="http://www.wakamatsukoji.org/">公式サイト</a></p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/05/post-37.html</link>
            <guid>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/05/post-37.html</guid>
            
            
            <pubDate>Fri, 28 May 2010 17:41:58 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>PFFチラシ進行＆爆音映画祭はじまる</title>
            <description><![CDATA[<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="sogo-hyo1.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/sogo-hyo1.jpg" width="250" height="352" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>昨夜映画祭チラシが校了しました。<br />
初校戻しをきれいなままで・・・・を目標にしましたが、ぜんぜんダメダメで、これまでの人生、初校に全く問題なく進行できた体験が、たった一度しかないことを悲しくかみ締めたのでした。<br />
そしてHPも、早いアップを目指して格闘中。前売り券は、6月12日から発売。それまで、プログラムの細かい紹介をここで続ける予定です。（まず明日は、若松孝二特集の詳細をお伝えしたいと思っています）</p>

<p>チラシデザインは、ponyrideの塙さん。イキのいいのが登場しますのでご期待ください。<br />
ポスターは、大島依提亜さん。原画は渡部満画伯。そしてこれから本格的に始まる映像制作は、吉野耕平さん、表彰式の映像は山岡信貴さん。レギュラーメンバーで、よりよい映画祭クリエイティブを目指します。<br />
山岡さんは、新作映画『死なない子供たち』があります。<br />
<strong>『死なない子供たち』</strong><br />
>><a href="http://www.shinanai-kodomo.com/">公式サイト</a><br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="mitakahanten.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/mitakahanten.jpg" width="240" height="179" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span>先週お亡くなりになった荒川修作さんの三鷹天命反転住宅(左写真)を舞台にした作品で、山岡さんご自身がここに住んでおられます。一度しかお邪魔したことがありませんが、これが、素晴らしい。あんまり居心地がよくて、ものすごく長居してしまい、その後も暫く住みたい欲求が続き困りました。今思い出すと、やっぱり住みたい。天命反転住宅が、この『死なない子供たち』にどう撮られているのか、楽しみです。<br />
 <br />
 <br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="bff2010_.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/bff2010_.jpg" width="160" height="226" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>楽しみと言えば、今週末から始まる爆音映画祭。<br />
主宰するboidの樋口さんから、デジタルの音調整の困難を伺いましたが、そうなのです。映画祭でも、デジタル作品の上映は、フィルムより遥かに困難だというのは、知られていない事実。<br />
その困難なデジタル上映が多数ある今回の爆音映画祭。行きたいプログラム満載ですが、会場のバウスシアター・Theater2での関連イベントに登場する『スコット・ウォーカー　30世紀の男』上映に感動してます。<br />
スコット・ウォーカー。60年代に人気だったウォーカー・ブラザーズのメンバー。知らない人はぜんぜん知らない、でも『ポーラX』でわかる人は多いかもの人。私にとっては、人生最初に「ロックを漫画にすることに成功してる・・・」と感動した水野英子の漫画「ファイアー」のモデルとなった人です。『スコット・ウォーカー　30世紀の男』は、ベルリン国際映画祭で最初に観ましたが、監督は若いアメリカ人。それまで何箇所かで上映するたびに、「スコット・ウォーカーを知ってる人いますか？」と質問してきたが、毎回数人しかいなかった、自分も良く知らなかった、と話してました。<br />
制作出資者のひとりがデヴィッド・ボウイで、余裕のコメントを作中で述べてます。</p>

<p>ボウイといえば、昔イギリスのロック雑誌のインタビューで"夢は図書館のある家を持つこと"と言ってましたが、この映画でのコメント、自宅の図書館らしき背景で撮られており、「お！夢達成か？」と思いました（当たり前か）。同じころ同じ雑誌で読んだインタビューで、間もなく来日するダライ・ラマ（呼び捨てていいのか）の「ミルクティは、チベットのよりイギリスのほうがずっと美味しいですよ。あたりまえじゃないですか。あはははは」という言葉が、忘れられません。そのインタビュー全体から伝わる、ダライ・ラマの信じられないくらいリラックスしてて正直な感じが、他の人のインタビューになかったからです。その後、ロンドンのマダム・タッソー蝋人形館でみたダライ・ラマの人形に、これまた仰天。鼻毛と耳毛がふさふさしてて、笑ってて、蝋人形なのに、リラックスしてて「悟るってこういうこと？」とひどく感心したのでした。</p>

<p>話が逸れましたが、爆音映画祭では、カート・ヴォネガット作品の映画化では唯一の成功作と言われる『スローターハウス5』はじめとする大作の数々の中で（乱暴なくくりですいません）、3人の若い監督作品が上映されます。入江悠さんの『SRサイタマノラッパー』、瀬田なつきさんの『彼方からの手紙』、関連イベントで、製作中の『サウダージ』が話題の富田克也監督『国道二十号線』。最近、会う人たちの間で最もよく名前を聞く監督たちです。</p>

<p><strong>爆音映画祭</strong><br />
>><a href="http://www.bakuon-bb.net/">公式サイト</a></p>

<p>最後に、李相日監督の『悪人』がいよいよ完成しました。<br />
吉田修一原作の殺人についての映画。主演は妻夫木聡と深津絵里。ものすごく楽しみです。</p>

<p><strong>『悪人』</strong><br />
>><a href="http://akunin.jp/">公式サイト</a></p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/05/pff61hp.html</link>
            <guid>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/05/pff61hp.html</guid>
            
            
            <pubDate>Wed, 26 May 2010 13:11:34 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>素晴らしき30年代生まれ監督たち</title>
            <description><![CDATA[<p>2006年のPFFアワード審査員を務めてくださった伊藤俊也監督から、新作『ロストクライム　閃光』の試写案内のお電話をいただき、大変恐縮しています。三億円事件の真相を追う刑事たちの物語です。1968年、白バイ警官、ジェラルミンケース、色々なイメージが頭に浮かびます。<br />
7月3日公開。試写に行く習慣のない私はまだ拝見しておりませんが（映画は映画館でね！）面白いことは間違いないと思います。勿論拝見します。 <br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="torakkuyaro.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/torakkuyaro.jpg" width="169" height="240" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>2007年のPFFアワード審査員を務めてくださった鈴木則文監督から、ご著書「トラック野郎風雲録」発刊の案内と、その発売を記念しての「鈴木則文映画まつり」（文芸坐・5月15日～24日）のチラシとお手紙をいただきました。大変恐縮しています。"トラック野郎シリー<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="suzukisokubun.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/suzukisokubun.jpg" width="171" height="240" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span>ズ奇跡の全作上映と、全国則文ファンの募金により実現した『忍びの卍』ニュープリント公開を含む、最高傑作24本を一挙上映！"という濃い映画まつりです。行かねばなるまい。そして、もともと小説家を志していたという則文監督ですから、エッセイ集も間違いなく面白いはず。必読ですね。 <br />
更に、2008年のPFFアワード審査員を務めてくださった佐藤純彌監督の新作『桜田門外ノ変』も公開を控えています。</p>

<p>ふと気付くと、皆さん1930年代生まれです。そして昨年のPFFの特集はクリント・イーストウッドと大島渚。本年は若松孝二。この3人も30年代生まれです。</p>

<p>大きな戦争を記憶し、復興する街の息吹を知り、職業としての映画監督という道のあった映画の黄金期に活躍し、その後の政治の時代であり映画衰退の時代を試行錯誤し、強い心と頭と体で生き抜いて来た方々。そんな映画監督たちの知恵と力が伝承されていくことを願わずにはいられません。</p>

<p>しかし一方、こんなふうに名前が並ぶと、「映画って男の仕事？」と呟いてしまうのでした。</p>

<p><br />
<a href="http://www.lostcrime.jp/">『ロストクライム　閃光』</a><br />
7月3日公開</p>

<p><a href="http://www.sakuradamon.com/">『桜田門外ノ変』</a><br />
10月16日公開</p>

<p><a href="http://www.shin-bungeiza.com/">新文芸坐l公式サイト</a></p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/05/30.html</link>
            <guid>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/05/30.html</guid>
            
            
            <pubDate>Sun, 16 May 2010 11:16:41 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>撮影所があった頃はきっと・・・ </title>
            <description><![CDATA[<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="genba.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/genba.jpg" width="240" height="180" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>今朝から『家族X』の撮影が始まりました。午後は少しだけぴあをロケ地に撮影です。</p>

<p>オフィスで仕事している私の傍らを、撮影スタッフが出入りしている状況に「きっと撮影所で映画をつくっている時って、こんな感じだったのだろうなあ」と想像しました。スタジオにセットを組み、スタッフルーム、俳優部屋があり、小道具大道具を内部でつくり、録音撮影衣装の部屋があり、事務所があり、ミーティングルームがあり、食堂があり、全部その場所で済ませることが出来る撮影って、時間も経費も計算しやすかろうとしみじみしました。今、撮影はセッティングと撤収とめまぐるしく巡回です。みんな陽に焼け尽していきます。天候が悪いと大弱りです。食事は冷たいお弁当です。日本の各地で、映画スタジオ設営計画が、何十年も何十回も、あがっては消え、あがっては消えしているのが、誠に残念です。</p>

<p>そんな、遥か半世紀以上前に失われた風景を考えながら、未来の映画人のための映画祭のカタログ準備をコツコツやってる晴天の5月の午後なのでした。</p>

<p><small>＊写真は、撮影中の吉田監督（手前）と志田カメラマン（帽子）です。</small></p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/05/post-36.html</link>
            <guid>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/05/post-36.html</guid>
            
            
            <pubDate>Sat, 15 May 2010 17:05:10 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>第20回PFFスカラシップ作品『家族X』いよいよ撮影開始</title>
            <description><![CDATA[<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="oharai.JPG" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/oharai.JPG" width="300" height="201" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>最新PFFスカラシップ作品『家族X』の撮影開始を明日に控え、オールスタッフが集まりました。イン前恒例の御祓いをぴあで行ったのです。何よりも大切な現場の安全を祈願するのですが、しみじみ興味深い習慣です。無宗教と言われながら、生活のあらゆる場面で、神仏やら霊やらの話が自然に出てくる日本の面白さを感じること、それを外国人に指摘されること、多いです。</p>

<p>実は映画祭スタッフも、映画製作スタッフも、どちらももう既にくたくたのふらふらな感じで、アワワワしている今日この頃ですが、「忙しい」とは「心を亡くす」と書き、「慌しい」とは「心が荒れる」と書くくらいだから、気をつけようとひっそり言い聞かせる毎日です。漢字の力でしょうか。<br />
漢字といえば、先日ちょっと息抜きに入ったお店で、高校生くらいの娘が、母親らしき人にこんな話をしていました。「女の子の名前に"子"をつける風習は、「子」の字を構成してる「一」＝生まれた最初のときから、「了」＝人生が終わるまで、一生「子」の字の前につけた字のことが続くように、という願いで定着したんだよ」と。つまり、「美子」なら「ずっと美しく」、「和子」なら「ずっとなごやかに」という願いですね。たまに外に出ると、いい話が聞けるなあと、しみじみして仕事に戻ったのでした。（子のつく名前が激減したのは、気になるところですけれども・・・）</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="all stuff.JPG" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/all%20stuff.JPG" width="300" height="201" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span>それはともかく、『家族X』は、PFFアワード2008の審査員特別賞を受賞した『症例X』の吉田光希監督による長編映画で、今夏のPFFのクロージング作品。７月29日夜の上映です。<br />
『症例X』は、科白を削ぎ落とし、人の動きと空間で見事に母と息子の日常をみせてくれましたが、『家族X』も、静かで強靭な映画が生まれる予感がします。<br />
タイトルにもなった「家族」を演じるのは、南果歩さん、田口トモロヲさん、郭智博さん。<br />
実は吉田監督は学生時代に塚本晋也監督の現場で働いた経験があります。それもあってか、撮影は塚本組の志田貴之さん。そして主演の田口さんも塚本監督との縁が深いですね。※写真は今朝の吉田組オールスタッフミーティングです。</p>

<p>縁で言えば今年のPFFの特集企画である若松孝二監督と縁の深い足立正生監督の『幽閉者』では、岡本公三をモデルにした主人公を田口さんが演じておられます。<br />
その足立さんの特集が、6月に渋谷のシネマヴェーラで展開されます。勿論、無敵のコンビである「足立正生・脚本」＆「若松孝二・監督」の作品も含まれます。6月のシネマヴェーラと、7月のPFFで、このコンビの重要な作品の多くを観ることができるわけです。</p>

<p>PFFの今年の一番大きな招待企画は若松孝二特集です。現在、ネガしか存在しない作品からのニュープリント製作にも初挑戦。ソフト化されていない作品の上映とあわせ、レア感満載です。また、My Best Wakamatsuと名付けた、若松監督ご指名の監督たちの選ぶ作品上映と対談も実現。石井岳龍監督、瀬々敬久監督、阪本順治監督が登場します。残念なのは、園子温監督のスケジュールがあわなかったこと。ちなみに園監督が迷わず選んだ若松作品は『ゆけゆけ二度目の処女』。詩人・園子温らしい選択です。（『ゆけゆけ二度目の処女』は、シネマヴェーラの足立特集にラインアップされますよ）</p>

<p>今年の若松特集は、若松監督をなんとなく怖いと思っている、若松未体験者に参加してほしいと願いラインナップをすすめています。怖くないんです。若松孝二。是非一度お試しください。<br />
</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/05/20pffx.html</link>
            <guid>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/05/20pffx.html</guid>
            
            
            <pubDate>Fri, 14 May 2010 15:03:46 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>ヒエロニムス・ボッシュ</title>
            <description><![CDATA[<div class="news-img" style="width:120px;"><img alt="" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/wakamatsu.jpg" width="120" height="120" />
<span class="text10">若松孝二監督</span><br />
 
<img alt="" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/yamamura.jpg" width="120" height="120" />
<span class="text10">山村浩二監督</span><br />
 
<img alt="" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/hirabayashi.jpg" width="120" height="120" />
<span class="text10">平林 勇監督</span><br />
 
<img alt="" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/yaguchi.jpg" width="120" height="120" />
<span class="text10">矢口史靖監督</span><br />
 
<img alt="" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/suzuki.jpg" width="120" height="120" />
<span class="text10">鈴木卓爾監督</span><br />
 
<img alt="" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/cassavetes.jpg" width="120" height="120" />
<span class="text10">ジョン・カサヴェテス監督</span><br />
 
<img alt="" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/lee.jpg" width="120" height="120" />
<span class="text10">イ･サンウ監督</span><br /></div>本年のPFFメインビジュアルは、お馴染みのカメラを持った幼稚園児奈緒子の、ヒエロニムス・ボッシュ煉獄探訪です。
厳しい時代を楽しもう、生き抜こうという、渡部満画伯のメッセージですね。
ボッシュの好きなデザイナーさんの多さに、いろんな製作物の進行も盛り上がっています。
今月中旬には、まずはポスターが登場しますので、ご期待ください。

<p>ボッシュといえば、オランダの中世の画家ですが、同時に、マイクル・コナリーの生み出したアメリカの孤独な刑事も同じ名前を持ちます。複雑な過去を背負って、殺人犯を追うハードボイルドヒーロー。ヒエロニムス（ハリー）・ボッシュという珍しい名前も、その過去と関係します。<br />
著作の多くは映画化権を早くに買われているといわれているコナリーですが、なかなか実現していません。（昨年のクリント・イーストウッド特集で、コナリー原作による『ブラッドワーク』を上映しました。こちらは、主人公はマッケイレブというFBI捜査官ですが）<br />
最新翻訳作品『エコー・パーク』のあとがきによると、コナリー作品には未訳のものがまだまだあること、しかし、昨今の海外小説の販売不振で、出版社が購入に二の足を踏んでいることが語られていました。洋画の不振と同じことが起きています。<br />
評価の高い作品は値段が高騰している→しかし日本での海外作品の需要は減少している→投資分の回収が出来ない→日本に入ってこない</p>

<p>沢山外国語をマスターして、全部原語で読んだりみたりすることを考える時代になったようです。<br />
映画も文学も、状況はどんどん100年前に戻っていますね。</p>

<p>実は本年のPFFの招待作品部門も、邦画が中心になります。<br />
まず、インディペンデントの王者とも言える、若松孝二監督の特集。<br />
ここでは、ネガの存在だけ確認された作品、DVD化されていない作品など、貴重な作品の上映や、若松監督ゆかりの3監督の選んだmy best Wakamatsu企画など、レア企画満載です。若松監督にもご登場願います。</p>

<p>そして、「日本に於いて短編映画とは何か」を考える特別講座。<br />
短編アニメーションについて山村浩二監督に、世界の短編映画状況について平林勇監督に、長編監督にとっての短編映画について矢口史靖＆鈴木卓爾監督に作品上映とお話をお願いします。撮りおろし作品も登場します。</p>

<p>PFFは、その始まりの1977年から、映画をつくる人、つくりたいと思っている人、映画を知り始めもっと映画をみたい人、映画で何かをしたい人のためのプログラミングを行っています。<br />
33年前に比べて、学生が自分の生まれた街よりも郊外に置かれた学校に通い、授業のカリキュラムと課題とバイトに追われて、都心で映画をみること、あるいは、学外で自分の居場所をみつけることが困難になっている昨今、映画をスクリーンでみないまま、映画をつくるのも普通になってきました。<br />
そんな中で、PFF開催の2週間は、映画という刺激のある時間と空間をつくれたらと考えています。<br />
上記のプログラムの他に、インディペンデント映画の父であるジョン・カサヴェテス作品、韓国のファズビンダーとも言われる、イ・サンウ作品など、海外の刺激的な作品も上映します。勿論、映画祭の花と言われる、最新作品のプレミアも。</p>

<p>わずか二週間なのに、我ながら眩暈のする豪華なプログラムを揃えた第32回PFF.<br />
今月中旬に詳細を発表です。<br />
7月16日～30日。夏休みのスケジュールに、PFFを入れてください。</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/05/post-35.html</link>
            <guid>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/05/post-35.html</guid>
            
            
            <pubDate>Wed, 05 May 2010 20:12:57 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>招待作品部門は欲張り企画になりそうです</title>
            <description><![CDATA[<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="kabuki-za01.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/kabuki-za01.jpg" width="240" height="180" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>歌舞伎座建てかえに伴うさよなら公演が間もなく幕を閉じます。新しい歌舞伎座はどんな建築になるのか、期待が高まります。<br />
四月興行千秋楽のチケットは疾風のように完売し、他の日もあっという間に売り切れて、幸運にもとれたチケットを眺めて「絶対行かなくちゃ！」と殆ど仕事のように通いました。（「入っててよかった歌舞伎会」としみじみしました）<br />
有り得ない豪華キャストに、豪奢な衣装、著名な演目、と、濃厚なさよなら公演が続きます。<br />
その昔は、衣装やセットの意匠にばかり眼がいった私ですが、近年では、かなしき職業病が嵩じて「うわ！楽屋の采配大変そう・・・」とか「香盤表つくるの大仕事」とか、「さよなら公演あと、のお客様の継続動員企画って、プレッシャーだろうなあ・・・」とか、裏方の苦労ばかり考えて、さっぱりいけません。<br />
自分の仕事の定まらない、まだ何も考えなくていいときに、文化、芸術、エンターテインメントを浴びるのが一番楽しいなあと、改めて確認です。<br />
この一年のさよなら公演の全てを拝見したわけではありませんが、先月からお客様の熱気がぐんと高まり、初体験の方がどっと増え（特に女性）ている感触があります。そんな中で、開演前のざわめきや、興奮がまるでコンサート会場のようで忘れ難いのが、宮藤官九郎さんの書き下ろした『大江戸りびんぐでっど』（09年12月）だった印象があります。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="kabuki-za02.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/kabuki-za02.jpg" width="200" height="150" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span>ざわめきや、興奮をもたらす企画。大切だなと思います。<br />
人の心を波立たせる、平常でない心理状態にさせる、何かの棘を残す、瑕を残す。作品はそんな力が必要だなと（"瑕"も"棘"もネガティブに使われやすく使うのが難しいですが）近年改めて思います。<br />
本年、第32回のPFFは、招待作品部門でも、そんな作品を紹介していきたいと思います。<br />
詳細は、HPにて5月中旬発表を予定していますが、本年は20世紀のPFFのように、多彩な企画を予定しています。邦画は、秋公開作品の新作プレミア上映、若松孝二特集、短編映画について考える特別企画を展開します。海外からは、韓国とアメリカの作品を紹介する予定です。<br />
GWには、おおよそのラインナップをひとあし早くここでご紹介できることを目標にしています。<br />
コンペティション部門の「PFFアワード」とあわせて、映画祭上映を是非体験していただきたいと願っています。</p>

<p>そしてもうひとつお知らせです。<br />
明後日、28日水曜日から、渋谷TSUTAYAのPFFコーナーのラインナップが変ります。<br />
6月までの二ヶ月間、3人の映画監督が、「悩んだ時に観る映画」を告白します。<br />
映画に、人生に効く映画が16本＆過去のPFFアワード入選作品も揃います。悩んだ時に是非役立てて欲しいと思います。告白するのは、塚本晋也監督、深川栄洋監督、石井裕也監督です。お楽しみに！</p>

<p>＊余談ですが、日本一の名女優とはこの人のことではと、さよなら公演で目撃するたびに改めて感じさせられたのが坂東玉三郎さんでした。息をのみます。</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/04/post-34.html</link>
            <guid>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/04/post-34.html</guid>
            
            
            <pubDate>Mon, 26 Apr 2010 17:58:50 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>座頭市とか時代劇とか</title>
            <description><![CDATA[<p>阪本順次監督の『座頭市　THE LAST』の公開が来月に迫ってきました。<br />
劇場公開時に拝見したいと考えていますので未見なのですが、今回、「最後の座頭市」を演じる香取真悟さんに「PFFアワード2008」の最終審査員を務めていただいた際、その真摯な仕事に感じ入ったこともあり、期待が高まっています。</p>

<p>90年代から、時代劇や時代小説にかなり親しんでいる私ですが、ティーンネイジャーの頃に興味があったか？と問われれば、ぜんぜんなかった気がします。けれども、そんな年頃でも、魅かれてやまない方は沢山おられるでしょう。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="jidaigekiha-sinazu.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/jidaigekiha-sinazu.jpg" width="130" height="210" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>たとえば、最近相次いで出版された、春日太一さんによる『時代劇は死なず！京都太秦の「職人」たち』と『天才　勝新太郎』は、７７年生まれの著者、春日さんがまだ小さな子供だったころに活躍された方々を、丹念に取材した労作です。学生時代から時代劇を研究していたという春日さん。きっと少数派の学生だったことでしょう。おかげで、嬉しい本を読むことができました。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="jidaigeki-gensaku.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/jidaigeki-gensaku.jpg" width="145" height="210" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span>また、時代劇映画のガイドブックとして、素晴らしい本もあります。<br />
様々な時代小説の編者として著名な細谷正充さんの編纂された『時代劇原作選集～あの名画を生み出した傑作小説～』です。過去に色々な人に薦められて観た映画が網羅されていたことにまず感動。そのうえ、原作と映画の違いも一目瞭然。二弾三弾と編纂していただきたくなるのです。2003年に編まれた本ですので、現在では紹介されているソフトの入手が容易ではないかもしれませんが、一体どの映画から観ればいいのか迷われたら、是非お薦めしたい本です。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="miwotsukushi.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/miwotsukushi.jpg" width="136" height="200" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>時代小説では、新世代の登場が盛んですが、ベストセラーとなっている高田都さんの『みをつくし料理帖』シリーズ3冊は読み出したら止まりません。心と体に沁みる料理と人情の物語ですが、「人情」となると時代設定を江戸時代にするのが一番しっくりくるのかなあ・・・と改めて考えます。現代を舞台に、人情物語は成立しないのか？物語をつくる仕事に携わる人々にとって、これは大きな課題。</p>

<p>現在の料理にまつわる人情話、を考えていると、小説ではありませんが、魚柄仁之助さんの『世渡りの技術』のあとがき。それから、久住昌之さんの『野武士のグルメ』からいくつか。を思い出しました。昨年出版された本からは、これらが強く印象に残っています。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="adabore.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/adabore.jpg" width="190" height="276" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span>ところで、時代小説の書き手には、かつて脚本家をなさっていた方や、監督だった方など、映画にまつわる方々も多くおられるのですが、日本映画監督協会の事務局におられた河治さんも時代小説家として活躍しておられます。最近は歌川国芳一門を主役に置いたシリーズ『国芳一門浮世絵草紙』が楽しみなのですが、丁度今、府中の市立美術館で、膨大な数を揃えた国芳の展覧会が開催されています。国芳の絵を見てから河治さんの小説を読むと、更に楽しいかも知れません。</p>

<p>今日はちょっと現実逃避して時代劇のことを考えてしましいました。<br />
来週にはＰＦＦ32回めのプログラムを固めるべく、鋭意調整中です。</p>

<p><br />
<a href="http://www.the-last-1.jp/" target="_blank">『座頭市　THE LAST』</a><br />
5月29日(土)ロードショー</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/04/post-33.html</link>
            <guid>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/04/post-33.html</guid>
            
            
            <pubDate>Tue, 13 Apr 2010 16:55:32 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>第32回ぴあフィルムフェスティバルいよいよ始動します</title>
            <description><![CDATA[<p>木村威夫さんが突然亡くなり、その膨大な資料を引き継いでいく人たちのことを考えていました。<br />
日本で最も細部に渡って、日本人の生活の足跡を美術の資料として集め続けておられた方です。<br />
PFFでは、1994年に最終審査員をお願いし、その後も幾度かお目にかかる機会に恵まれました。<br />
つい一週間前には、所沢のイベントで上映した『人のセックスを笑うな』の美術について井口監督とお話し、木村さんの"神の降りてくる"お仕事について伺ったばかりでした。<br />
残念です。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="dragon.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/dragon.jpg" width="198" height="198" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>香港国際映画祭で、ブルース・リー特集もあったことはご紹介しましたが、時間があわず、たった一本だけスクリーンで観ることができました。『ドラゴン怒りの鉄拳』。東映映画、日活映画の影響が爆発する画面にうっとりで、木村威夫さんの仕事はじめ、日本の映画美術に憧れたスタッフが香港にも沢山いたことは間違いないことを考えていたときの訃報でした。</p>

<p>木村さんもそうですが、20世紀の前半、大きな戦争の前に生まれ、青春時代を過ごされた方々の創作に打たれることが多いことは、多くの方が感じていることだと思います。<br />
本年はそんな体験のビッグチャンスがひとつあります。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="kurosawabook01.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/kurosawabook01.jpg" width="147" height="213" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="kurosawabook02.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/kurosawabook02.jpg" width="147" height="213" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>黒澤明監督の生誕100年。<br />
スクリーンで上映される機会が実はあまりない黒澤明作品ですが、今年は増えます。小林信彦さんの「黒澤明という時代」と、文庫化された脚本家・橋本忍さんの「複眼の映像」を読んでからスクリーンで黒澤映画を観れば、映画学校に行かなくても大丈夫。映画がとてもよくわかります。<br />
ほんとです。<br />
是非多くの方にこうして大画面の黒澤体験をしてもらいたいと思っています。</p>

<p>さて、発見の多かった今年の香港国際映画祭ですが、コンペの受賞がやはり多かった中国の自主映画の動きは、どうしても無視できません。<br />
奥原監督からも少しお話を伺った中国の自主映画製作ついては、また改めてご紹介したいと思っています。<br />
帰国してから、一番大切なのは、勿論第32回ぴあフィルムフェスティバルの準備です。<br />
まず、コンペティション部門「PFFアワード2010」の入選発表を、4月9日に予定しています。<br />
その後、5月中旬には、映画祭の全貌を発表する計画です。<br />
今年は、我ながらかなり多彩な映画祭になりそうです。どうか"映画祭貯金"の開始をお願いします。後悔させない2週間を約束します。<br />
ほんとです。</p>

<p>あ、最後に、香港でのお薦めのレストランは、ノースポイントの市場の2階にある「東寶」と、ジョーダン駅の近くにある「新斗記」。「東寶」には、フルーツ・チャン監督の『花火降る午後』を観てから出かけられることをお薦めします。出演者の経営するお店です。創作料理も多い活気溢れる味です。「新斗記」は、かつて映画関係者のたまり場だった伝説の店「新兜記」の突然の閉店に、その味を惜しむファンたちの呼びかけで、音は同じまま文字を変えて新にスタートしたお店です。子豚のローストが絶品です。</p>]]></description>
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            <pubDate>Fri, 02 Apr 2010 18:32:18 +0900</pubDate>
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