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        <title>PFFデイレクターBLOG</title>
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            <title>エージェントとかセールスカンパニーとか呼ばれる会社あるいは個人があります</title>
            <description><![CDATA[<p>あっというまに帰国となりました。残念ながらJALのアムステルダム直行便が廃止されたので、10年ぶりくらいのKLM利用。機内では映画を見続けることにしているのですが、KLM（およびAir France)の映画紹介は、かなりどうでもいいマニアック、あるいは眉唾な裏話が必ずついてきて、面白いのでした。「日系航空会社の映画紹介ではあり得ないなあ・・・」と日本の真面目さをここでもまた発見する次第です。<br />
往路は、実は「ひとりアニメ特集」をしてみましたが、機内上映ラインナップがハリウッド作品満載なのにびっくりです。「ハリウッド映画が日本ほど公開されないのかも？」と考えてみたり・・・</p>

<p>日本は、世界で一番各国の映画が配給・公開されている国です。映画祭のラインナップを交渉する際も、日本国内の配給会社と交渉するケースが多いので、海外の映画祭ほど、作品をハンドリングしているエージェントというか、セールスカンパニーとの交渉がないかと思われます。この「エージェント」とは、たとえば、日本作品ですと「日本以外の劇場公開、テレビ放映、映画祭出品、DVD化、リメイク」などの交渉窓口になるわけですが（日本を含む、という場合もあります）、どうしても大きな商売が優先になるのは、ビジネスとして当たり前ではあります。映画祭も、勿論、手間隙かけての効果の高い、大きな、マーケットがあるような映画祭に力が入ります。小さな映画祭は「交渉しても返事ももらえない」ということは、珍しくない話です。大きな映画祭とは集客力抜群のメガストア、小さな映画祭とは商店街の小売店みたいなものかもしれませんね、ビジネス的には。フランス、ドイツ、オランダ、イギリスなどに会社が置かれてる場合の多い、つまり、ヨーロッパで盛んな仕事です。<br />
今、増加する日本からの放射性物質で汚染された貨物の陸揚げ拒否・返送でも話題のウラジオストック。「極東のヨーロッパ」と自分たちでも呼んでいるこの街に、「ウラジオストック映画祭」という、決して小さくない映画祭があります。コンペ部門の審査員を、桃井かおりさんや、岩井俊二さんが努めたこともある、東京から2時間半で行けるロシア=ヨーロッパです。この映画祭で昨年、日本からのコンペ作品の上映が出来ず、招待されたゲストは上映なしで帰国したという出来事がありました。フィルムの時代、人気作品のプリントの映画祭間転送がうまくいかず、ゲストの滞在期間に上映されずに終わった場に私も居合わせたことがありますが、ウラジオストックの場合は、フランスのエージェントからのデータがシステムの不具合で開かず上映できなかったのでした。何をどうしてもだめだとわかったのが、上映の2日前。すぐフランスに連絡したが、時差が8時間で向こうは深夜。つまるところ1日が消えてしまい、上映前日に電話でやりとりしながら再挑戦したが、だめで、審査員にはDVDで試写室審査に切り替えてもらい、会場は上映中止で平謝りの返金だったと、今回ミーティングした際に伺いました。<br />
この話の教訓は「上映素材チェックは遅くとも１週間前に終わろう」ということですが、そのことに加え、時差もなく、2時間半で行ける製作国・日本にある素材で何とかならないのであろうか？という残念さ。しかし、製作者側にも「エージェントを通さなくてはならない」という契約＝決まりがあり、それを破ることにかかる煩雑な交渉や、製作者＆映画祭双方とも、今後の長い付き合いへの配慮からの判断であることも理解できます。同時に映画祭運営者にとっては「テープ上映が確実だ」「バックアップの用意は必須」ということの再認識でもあります。</p>

<p>あら？話がロッテルダムから離れてきました。<br />
コンペ作品は無事完遂し、アイスランド、トルコ、中国、韓国（2作品。ひとつは3D!）、ギリシャ、ブラジル（2作品。ひとつは白黒シネスコ！）、ビルマ（！）、セルビア、ポーランド、タイ、ロシア、チリの最新作品をみました（日本作品は既に拝見してました）。こうしてまとめて観ると、不幸なセックスやドラッグや暴力、多いです。コミュニティの崩壊がまだ修復されないセルビアやロシアの辛さ、ひと際重いです。また、アジアって、なんだかスィートで柔らかな感じなんだなあと驚きます。そして、ヨーロッパの作品は、その作品国系のお客さんで溢れかえります。いやはや、面白いです。<br />
＊ロッテルダムには5段階評価方式の観客投票があり、上映翌日位には集計されリストアップされるのですが、コンペ作品で現在最も評価が高いのは、トルコ映画「VOICE OF MY FATHER」です。</p>

<p>見逃した作品も勿論沢山あります。ラウル・ルイス追悼トークや、フランスでつくられた足立正生さんのドキュメンタリーは、特に残念です。<br />
そしてともかく帰国し、中旬からはベルリン国際映画祭に参加します。昨日ベルリンのタイムテーブルが発表され、業界人は早速スケジュール作成にはいっています。この時期、ベルリンと、アカデミー賞が話題です。</p>

<p></p>

<p><br />
</p>]]></description>
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            <pubDate>Thu, 02 Feb 2012 07:14:04 +0900</pubDate>
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            <title>三池人気変わらず高きロッテルダム</title>
            <description><![CDATA[<p>「ブログの頻繁な更新を実現できる」と前回言ってみたにもかかわらず、できてません。「最優先事項は映画をみること！」と決め、それが達成できるチャンスとなった今回の滞在。予想以上ハードです。が、目標のひとつの「コンペ作品の全網羅」は間もなく終了します。ロッテルダムのタイガーアワードは「世界の映画」が対象ですので、めったに観る機会のない国の作品にも遭遇でき、「世界各国で2011年に創られた新人の作品を一挙にみる」ということが、いかに刺激的で貴重な体験かをしみじみ実感しているところです。が、一方で、失敗したのは、「人と会う時間がない」。<br />
1：映画をみる。2：人と会う。3：作品を出品する。この三つを全て同時に達成するには（そういう状況に置かれることが多いPFF）、ひとりでは無理だな～と90年代からずっと感じてきましたが、今回も同じため息です。映画をみるとは、即ち、映画の上映時間に合わせてスケジュールを決め、更に、そこで必ず約2時間を費やす必要がある。ということなのを、再認識。今回も、「ミーティングのみの日を設定し、滞在期間を長くすべきだったな・・・」と悔いています（ミーティングを集中的にこなして、映画はみない。というのは、映画祭では当たり前の仕事のやり方なのです）。同時に、見回せば「ひとりで参加する」映画祭や映画会社は、ごく少数派です。複数で滞在しないと1,2,3の同時達成は無理なのですね。映画祭のみならず、どんな仕事も、一人で出来ることに限界があるわけで、特に「時間」を要することは、どうにも工夫の仕様がない。と改めて学びます。更に、スマートフォンの普及により、メイルでのやりとりをPCでやってる場合ではなくなってますが、英語で携帯から通信するのは、ネイティブでない私には、ありえない時間がかかり気が狂う～～～～!!更に、携帯からの電話代高すぎる～～～～!!とかそんなこんなで、今回は、目標をひとつに絞り、映画をみることにまい進している次第です。同時に、一日5本平均の映画からの刺激が強すぎて、人と話していても集中力が落ちることを感じています。</p>

<div class="news-img" style="padding-top:0.25em; margin-bottom:0;"><img alt="" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/P1300018web.jpg" width="240" height="159" /></div>
と、前置きが長くなりましたが、会場でひときわ目立つ『逆転裁判』のポスター。「なんだこれは？」と思ったら、三池崇監督の新作ワールドプレミア＆三池監督来場で盛り上がるロッテルダムなのでした。『殺し屋イチ』『オーディション』などで、世界中に熱狂的なファンを持つ三池監督。久方ぶりのロッテルダム登場に会場はもうそれは大騒ぎ。しかし、大量の作品を持つ監督なのに上映作品一本だけなんて勿体ないな～と思ってましたら、実は、『一命』と二本立てで、三池崇のふたつの顔、とでもいった企画が進んでいたそうなのです。が、予算削減のあおりを受けて、1本だけになってしまった、と。ああ残念！見てもらいたかったなあ『一命』・・・<br />
"予算削減"それはいまや映画祭のサブタイトルに漏れなくついてくるとしか思えない言葉です。全く、ひとごとではありません。
で、『逆転裁判』。ゲームを映画化した奇想天外な映画で、映画祭向けとは言いがたい作品ですが、こちらの観客人気投票では、推定500本の作品の中で、現在、ベスト10にはいっており、しみじみ人気の高い三池監督です。
＊おまけ（？）として、三池監督と緊張全開で食事の席にいる『東京プレイボーイクラブ』の奥田監督という珍しいツーショットを、ライターの中山治美さんからいただきましたのでご紹介します。

<p>話かわって、コンペティションのタイガーアワード。２作目までの長編映画が対象ですから、PFF同様、監督はほぼ20代、30代です。<br />
日本でみる機会の少ない中東、東ヨーロッパ、南米の作品など、驚かされるものが多いのですが、表現が政治的背景と切っても切れないのを実感します。数年前に、香港でルーマニア映画特集に通って以来、東欧映画の変化が気になっているのですが、今回のコンペにあったセルビアの作品から再び興味が高まり、時間がちょうどやりくりできたルーマニアのドキュメンタリーをみてみました。男女混合刑務所で、愛について取材した１時間の作品。設定そのものがあまりにも意外で、ぽかーんとしてしまいました。受刑者は私服で、女性は化粧ばっちり、アクセサリーも身に着けてます。受刑者同志のカップルが沢山いて、デートしてます。塀の外の一般人との結婚の際は、48時間の特別自由時間が与えられるので、その2日間を獲得するために、何度も離婚を重ねている夫婦がいます。なんといっても、取材者（数人）が、自由に刑務所内に入って、たっぷりインタビューや撮影をしているのです。全く不思議な１時間でした。実のところ撮影もインタビューも構成も「作品」としてのお薦めは難しいですが、未知の世界を知ったということでは、今もびっくりしています。</p>

<p>そして、日本映画ですが、すでに映画をつくっておられる方にはお馴染みの、フランクフルトの「NIPPON CONNECTION」のディレクター、マリオンさんから、「昨年の震災と原発事故以来、日本の若い監督たちがこれまでのエンターテインメント志向から、言いたいことを作品に織り込むという方向に転換したと聞いたけどほんとう？」と聞かれました。それがほんとうかどうか、「PFFアワード2012」に応募いただいた作品からはかるしかないので、「わからない」と答えるしかありません。マリオンも、作品探しに来日を続け10年たつわけですが、近年、日本の監督が自分の作品を自分で売り込む、プロモーション能力に長けてきたと感じるそうです。すばらしい～～～。しかし、変化がないのは、作品のクオリティの低さだと。「スクリーン上映に耐えられない音と画のクオリティの作品が多すぎるのは、なんとか意識を変えてほしい」と訴えております。<br />
そして、「NIPPON CONNECTION」本年は、60～70年代の日本の政治的映画と、311を取り上げた映画の特集を準備中とのこと。こういった特集が日本で実現する機会はまずありませんので、参加しちゃおうかなとこっそり考えてみた私。また、311の映画は、誠に大量に生まれてきつつあるようですが、海外の映画祭関係者が一番早くみているなと思い知らされています。その中で「ダントツは、平林勇監督のアニメーション作品だ」というのは、トニー・レインズさんでした。</p>

<p>時差ぼけで朝４時とか５時とかに目覚めてしまう健康な生活を送っています。日本時間にすれば、午後なんですけどね・・・</p>]]></description>
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            <pubDate>Tue, 31 Jan 2012 17:07:52 +0900</pubDate>
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            <title>アンゲロプロスとオリンパス</title>
            <description><![CDATA[<p>ただいま、オランダ・ロッテルダム映画祭に来ています。<br />
今回は、なんと申しましょうか、大変珍しい、そして大変残念なことに、PFF作品が招待されていないため、「一人で映画をとことんみる」という滞在に徹することとなりました。もしかしたら、初めての状況ですので、これまで一度も実現できていない「タイガーアワードノミネート作品完網羅」達成いきます！<br />
個人的な事情で昨年連続参加記録のとまってしまったロッテルダムですが、一年ぶりの印象は「ますますフレッシュで活気ある映画祭」。皆様既にお気づきのように、写真を撮る習慣の全くない私ですので、その感じを伝えるビジュアルがなくて恐縮ですが、間違いなく、今、世界で一番「いい感じ！」そして、「21世紀らしい」映画祭だと思います。帰国までに、折々、その感じをお伝えできたらと思っています。<br />
が、直前に聞いたテオ・アンゲロプロス監督の訃報に、まだがっくりきています。撮影現場での事故死！それも、警官の運転するバイクに撥ねられるなんて・・・実は、オリンパススキャンダルの出たときから、アンゲロプロス作品のことを頻繁に考えていました。何故なら、<a href="http://pff.jp/angelopoulos/" target="_blank">8年前のPFFでのアンゲロプロス特集</a>は、オリンパスの力で実現したからです。</p>

<p>その体験から、私の中で、オリンパスは「表現」というものに理解ある企業のひとつです。一度お伺いした開発中製品のプレゼンテーション会場でも、『ミクロの決死隊』のようなカプセル型内視鏡や、『スターウォーズ』から始まり、さまざまな映画でおなじみのホログラムによる伝達装置などが目の前に実現しつつある様子など、忘れ難いものがありました。オリンパスのみならず、さまざまに激動する日本。「この状態を生きていくには、体調整えないとなあ～」と、正月早々胃カメラ飲んだ私は、そこでもカプセル型内視鏡を使ってみたくてオリンパスを思い出したものでした。現実には、直径１センチ弱の黒くて細くて長い蛇のような胃カメラをぐりんぐりんと飲みました。快、不快は操作する医者の技術によって差が大きく、今回は実に苦しかった。結果は、胃壁がますますひどい状態で、更に、「こういう症状の人はピロリ菌がいるんですよね～。胃がん発症者の７割はピロリ菌がいるので、薬で退治する人も多いんですよね～。でも退治できないで終わる人も結構いるんですよね～」と言いっぱなしにされまして、「脅しと薬剤師の仕事が医者の仕事みたいだな～」と改めて認識しました。ピロリ菌と共生しますけど。</p>

<p>変な話はやめて、ロッテルダムのタイガーアワードに戻ります。長編15作品のうち、日本からは、『東京プレイボーイクラブ』がノミネートされています。奥田監督は、昨年に引き続きのロッテルダム参加。日本公開も目前の多忙な中の長旅です。<br />
賞の名称の「虎」。ほかにも、何らかのマスコットのある賞は多いです。バンlクーバーは「龍と虎」、ベルリンは「熊」、ロカルノは「豹」、ヴェネチアは「獅子」などなど。そして、本年から香港も、デジタルコンペティションという名前をやめて、「火の鳥」賞という名前に変わるそうです。香港映画祭発祥のきっかけとなったシネクラブに敬意を表し、その名前からとったそうです。<br />
マスコットがあると、デザイン展開が楽しくていいなあ～と思う私ですので、PFFも何かできないか？とまた考えていました。「P」だから「パンダ」とか「ペンギン」とかいかがでしょう。どちらも白黒のデザイン展開も素敵だし、いいマスコットです。</p>

<p>朝九時台から上映の始まるロッテルダム。が、規則正しい生活ができるので、頻繁にブログ更新できたらと思っています。<br />
</p>]]></description>
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            <pubDate>Sat, 28 Jan 2012 04:05:56 +0900</pubDate>
        </item>
        
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            <title>2月1日から公募受付を開始する予定です</title>
            <description><![CDATA[<p>思わぬ時間がかかってしまいましたが、「PFFアワード2012」公募受付を、2月1日から開始すべく、応募要項及び応募用紙の最終準備に入りました。応募締切は、変わらず3月31日当日消印有効です。こちらも、例年と同じく、作品の確実な到着のため、必ず書留郵便で発送ください＆本年の3月31日は土曜日ですので、郵便局の業務時間にご注意ください。<br />
来週、25日には、このホームページに応募要項と応募用紙をアップする計画です。<br />
昨年まで、応募はminiDVあるいはVHSコピーをご用意いただいておりましたが、本年からはDVDフォーマットでの応募受付に変更致します。「何故これまでPFFではDVDで受付をしてこなかったのか」それは、個人作成のDVDは、再生があまりにも不安定だからです。つまり、PCでしか観ることのできないDVDが少なからず生じる＝小さな画面での審査になってしまう、からです。<br />
PFFは映画祭です。フィルムセンターをはじめとする、大きなスクリーンで作品を上映します。「映画祭上映に近い環境で審査する」ことを前提に、応募要項を決定しています。しかし、テープでの応募は日々困難が増しているこの現実に、DVDでの応募受付を始めます。</p>

<p>何かを生み出そうとしている「個人」は、今、この世界の希望です。<br />
「組織のルール」が人の活力や意欲、感情、あるいは能力を壊す。「組織の利益」を行動基準にすると世界が狂う。現実をみる力が損なわれる。そんなことを改めて実感させる昨今の出来事をみていると、嘘の数字を自ら信じてしまった「大躍進」や「文化大革命」下の中国を思い出すのは私だけでしょうか？<br />
映画のみならず、文化芸術エンターテインメントは、ウソを創ってホントを更に際立たせる装置です。そこには、言い訳の出来ない、逃げられない創作の手間暇、あるいは、肉体を酷使した実行が必要です。ウソを創るのに、嘘やごまかしは一切介入できない。だからこそ、文化芸術エンターテインメントは人に伝わります。映画のみならず、その力に度々触れているが故に、PFFは活動を続けています。<br />
一方、ご存知のとおり、経済危機に真っ先に削られていくのは、文化芸術エンターテインメントの予算。増税や、選択肢の閉ざされた独占インフラの税金のような値上げを予告されると、1億3千万人に迫る日本の人口の「ひとりあたり1円」PFFにくれたなら、映画祭も映画製作も心配なく続けられるなあ、そしてその金額分、日本の映画文化の海外へのプロモーションや、国内での創作隆盛に貢献するがなあ・・・と妄想してしまいます。実は厳しい現実を豊かにするのは、文化芸術エンターテインメントの得意技ですが、あまり話題になりません。街の掃除や、生活インフラの整備と同列にある、人の暮らしを美しく快適にする必需品であるうえに、特に素晴らしいのは、そこには限りない選択肢があること。つまり多彩なことです。<br />
多彩であること。それこそが豊かさ。それこそが、社会のまともさです。<br />
今年も多彩な作品の応募を期待しています。・・・・う～ん、我ながらいささか無理な結びでした・・・<br />
改めます。<br />
未来の希望は個人の想像力と創造力からしか生まれないことを痛感する新年。その具体的な塊である自主映画。昨年4月1日以降に完成した自主映画であれば、全て応募可能な「PFFアワード2012」。ご応募お待ちしております。</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2012/01/21.html</link>
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            <pubDate>Wed, 18 Jan 2012 00:19:15 +0900</pubDate>
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        <item>
            <title>2012年3月「世界が注目する日本映画たち」ラインナップ決定</title>
            <description><![CDATA[<p>すでに所沢市近郊ではチラシの配布が始まっていますが、新年、3月17,18日に開催される、第12回「世界が注目する日本映画たち」。主催の所沢市と共に、PFF事務局でプログラミングを行っています。日本のみならず海外でも評判の作品を週末に一気に観る！というこの企画。会場は所沢市の総合文化センター「ミューズ」の中にある、通常、オペラやクラシックのコンサートも行われている「マーキーホール」です。<br />
今回は、3月17日土曜日に、『奇跡』と『ヘヴンズ　ストーリー』の2本。18日日曜日は、『歓待』『川の底からこんにちは』『海炭市叙景』の3本。というラインナップで決定です。<br />
チラシ制作の段階では、ゲストが確定しておらず、追って発表とさせていただいていますが、現在のところ、『ヘヴンズ　ストーリー』には、瀬々監督と主演のおひとり、山崎ハコさんが、『海炭市叙景』には、熊切監督が来場くださることが決まりました。ゲストは決定次第、所沢市のオフィシャルホームページに随時発表してまいります。<br />
「2010年～11年に国内外で話題となり、かつ、所沢近郊の映画館で公開されていない作品」という、数ある邦画からの作品選定は、毎回、上映したい作品の山に悩まされます。更に、これまでは、35mmフィルム作品上映に限られていた会場設備に、今回からはデジタル作品も可能となり、一層困難な仕事となりました。<br />
そこで、3月16日金曜日は、デジタル上映実現を記念する前夜祭として、『Peace』と『精神』を上映、かつ、監督の想田和弘監督をお迎えし、17&18日の上映作品に関係するゲストとの対談も予定しています。</p>

<p>2011年も残すところあとわずか。<br />
新年も、映画と人との一層素晴らしい出会いをつくっていけたらと思っています。<br />
一年間、ありがとうございました。</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2011/12/20123.html</link>
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            <pubDate>Sat, 31 Dec 2011 23:20:27 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>やりきれない訃報の多い12月</title>
            <description><![CDATA[<p>森田芳光監督のご逝去について、整理がうまくできません。ごく身近な方にとっても、全く予期せぬ出来事だったと聞き、一層考えてしまいます。<br />
かなしいことですが、多くの尊敬する、憧れの、お仕事をお願いしたことのある映画監督の訃報を聞いてきました。が、森田監督の場合、「自主映画の歴史上の人物がこんなに早くいなくなるわけがない・・・」という気持ちがぬぐえないのです。<br />
「審査員という依頼は絶対に受けないことにしているけど、ほかのことだったら何でも言ってよ」とおっしゃって、かつて入選したPFFのことを気にしてくださっていました。最新作、『僕達急行　A列車で行こう』は、私が個人的に森田監督の得意技であると考える、おたくを描くことで、すごい傑作になってるのではないかと、公開を心待ちにしていた作品でした。森田監督が初めて8ミリカメラを手にしたころ「とにかく何か撮る！」と都内を様々な電車が走る姿を追いかけ、繋いだ『水蒸気急行』という、人の出ない映画をつくられています。「映画って、リズムなんだな～」と思わされる作品です。2006年、マクセルの協力で、自主映画界伝説の『ライブ・イン・茅ケ崎』と一緒に、この『水蒸気急行』を8mmフィルムからデジタル化して上映する特別プログラムをPFFで設け、上映後、監督に当時のお話などを伺いました。変わらず走っている方、という印象でした。<br />
商業映画デヴュー作品『の・ようなもの』は、個人的に、まさに「落語家」がそこに生きている傑作だと思っています。「落語を映画化する」ということでは、現在、日活100周年記念として、デジタルリマスター版が公開中の『幕末太陽伝』の右に出るものはないかと思いますが、「落語家生活を映画化する」という点において、『の・ようなもの』は、他の追随を許さないのではなかろうか、と。独自の世界を持っている人たち、自分の好きで好きでたまらないもののある人たち、を映画にするときの森田作品を心待ちにしている私でした。偏ってますね・・・すいません。<br />
ご自身のプロデューサーとしての活躍、そして、一緒に事務所を運営する和子夫人のプロデューサーとしての卓越した貢献、など、次代に伝えていただきたいことも沢山ある森田監督の突然の訃報は、70年代から大きく変化を始めた自主映画の歴史が、21世紀の現在、すでに充分に長い、ということを改めて私に突きつけるのでした。</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2011/12/12.html</link>
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            <pubDate>Tue, 27 Dec 2011 01:51:14 +0900</pubDate>
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            <title>先にアップされた釜山レポートにあるように</title>
            <description><![CDATA[<p>この年末に、また風邪ひきまして寝込んでいました。迂闊です。<br />
アップ前に記しておきたいと思っていたのですが、『ダムライフ』が釜山国際映画祭のニューカレンツコンペティションに招待された、北川監督の体験レポートがアップされています。この中にもありますが、10月に私がこのブログで記した、「受賞者とそうでない人の(表彰式入場の）ゲートが違うようだ」という北川さんからの連絡は、その場の混乱による間違いであったことがわかります。巨大な会場での導線つくり、難しい仕事です。映画祭はイベント。今回の釜山のように、巨大な会場で初めての表彰式を行うという場合の準備だけでも、どれだけの人材やリハーサルや打ち合わせが必要であろうか？と想像してしまいます。そもそも、会場が巨大であるということは、参加者の集合時間も、随分早くにする必要がありそうです。となると、仕込みは一体何時から？<br />
つい職業病でそんなことをあれこれと・・・<br />
しかし、新たなことに取り組むことを毎年繰り返している釜山。活力も生まれようというものです。「変わる」ことと「変わらない」ことがうまく組み合わされている状態は、理想的ですね、どんな仕事でも。「変わりたくない」という人たちの多い日本の（一部のパワーを持つ人たちだけ、と思いたいですけれど）状況をみていると、変わらないで何がいいことがあるのか、教えて欲しいなあ・・・とこの年の瀬に風邪ひいて寝ながら、しみじみ考えてしまいました。勿論、あの天災がなかったらと願いたい。その意味では、変わらないでいて欲しかった。が、世界は、この大きな犠牲のあと、賢くなれる、改良できると進むのが、人間の知性でありましょう。そもそも、年間3万人以上が自殺することが続いていた社会を「そのままがいい」と言ってはならないでしょう。個人的には、政治の中心地を福島に移すせばいいのにと思っています。江戸時代から行政は東京。もうそこに限界があるのではと。明治維新という言葉はあれど、単に人が入れ替わっただけで、制度はもしかしたら古代から現在まで千年単位で何ひとつ変わっていないみたいだなあ・・・と。東京ベースで先祖代々行ってきた行政の仕事をまるっきり変えることを意気に感じられる人が、新たに政治に参加してはどうでしょうか？守るもの、創るものは「国」で、官僚とか政治家とかの「家業」じゃないよね・・・<br />
なんて、ここはそんなことを書くための場所ではないので、脱線してますが、首相が早稲田大学で学生たちに、TPPやら、消費税増税やらに反対する人たちの陰謀について話をしたというニュースや、外国人客接待のために国家予算が余る度に追加で買い込んだ高級ワインが47,000本たまってるとかのニュースが、泣けてくるのでした。早稲田大学にはPFFアワード入選を大学院への入学資格として扱っていただくことで、既に12名の方が学んでいます。カメラを通し人を正面から見つめる訓練を積んで来た彼、彼女らのことを思い出すと、そんな彼らに陰謀説を語る政治家・・・大学生の子供扱いされっぷりにびっくりしました。外国産ワインを買い込むセンスもしかり。海外の映画祭にお土産を持っていく場合、あるいは、来日したゲストを接待する場合、ポイントは「日本のもの」です。そこでフランスワインが登場したら、映画祭世界では笑いものだがなあ・・・政治の世界は違うのかなあ・・・いや、その前に国家予算をそんなことに・・・<br />
余談ですが、ここ2年の私の国内外へのお土産定番は、十火の「丸」というお菓子です。毎年何か感動するお菓子をみつけてお土産に、と考えていろいろ試していまるのですが、一方で、間違いない定番というものもあります。虎屋の小さな羊羹のセットは、世界的に高い人気、はずれなしお土産と言えましょう。<br />
食べ物の話は長くなるのでやめます。<br />
話は戻りますが、北川さんの釜山レポートに続き、飯塚さんのバンクーバーレポート、そして、森岡さんの釜山レポートに、永野さんのバンクーバーレポート、と、年明けから順次体験レポートを掲載する予定です。2月には、最新PFFスカラシップ作品『恋に至る病』を持って木村承子監督がベルリンへ。そのレポートも引き続き・・・という計画です。ご期待ください。</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2011/12/post-95.html</link>
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            <pubDate>Mon, 26 Dec 2011 23:51:30 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>福岡で初めてのPFFスカラシップ特集</title>
            <description><![CDATA[<p>本日、園子温監督が福岡に『ヒミズ』のキャンペインに訪れておられるそうです。前作『恋の罪』公開中に、新作のキャンペイン同時展開・・・・売れっ子です。<br />
その福岡で、年明け1月5日から、PFFスカラシップの特集が組まれることになりました。園監督の『自転車吐息』もラインナップされています。これまで21作品の製作をしてきたPFFスカラシップですが、今回、福岡では、会場となる福岡市総合図書館のキュレイターが11作品を選んでの特集です。<br />
福岡市総合図書館は、映像のアーカイブを持ち、日本では東京国立近代美術館フィルムセンターと同じく、FIAF(国際フィルム・アーカイブ連盟）のメンバーです。特に、90年代から所蔵されているアジア映画は、宝の山と言えます。外部上映はほぼ不可能ですが、図書館内の映像ホール「シネラ」での定期的な特集上映など、収蔵作品お披露目を行っていますので、チェックなさることをおすすめします。</p>

<p>そんな「シネラ」でのPFF開催も、もう15年。毎回最新スカラシップ作品を紹介してきましたが、PFFスカラシップをまとめて観る事の出来る特集は、福岡初の出来事です。今回は全てフィルム上映。園監督の『自転車吐息』も、大変貴重な、この世に一本しかない、英語字幕も付いた16ミリフィルムでの上映です。先月末には、イタリアのトリノ映画祭で「園子温特集」が組まれていました。学生時代の8mm作品から最新作まで18作品を上映。およそ30年のキャリアを持つ、堂々とした巨匠なのだなあ園監督・・・・と、改めて認識です。</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2011/12/pff-4.html</link>
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            <pubDate>Mon, 19 Dec 2011 18:14:19 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>『生きてるものはいないのか』を観て外に出たら、世界が違ってみえました</title>
            <description><![CDATA[<p>明日からPFFin神戸が始まります。オープニングを飾るのは「PFFアワード2011」からの2作品『春夏秋冬くるぐる』と『Recreation』です。それぞれの監督、日原さん、永野さんともご来場くださるのですが、『Recreation』は地元、神戸芸術工科大学在学中の作品ですので、教授の石井岳龍監督をお迎えして、師弟対談を企画しています。<br />
石井監督が『突撃!博多愚連隊』でPFFに入選なさったのが1978年。33年後の今や後進を育てる側にたたれていることにしみじみするのですが、その神戸芸術工科大学の学生たちも参加したご自身の新作『生きてるものはいないのか』が、すごい。<br />
前田司郎さんの戯曲を、前田さん自身が脚本化している『生きてるものはいないのか』。舞台は拝見しておりませんが、映画は、終わって外に出て歩き始めると、世界が全く違って見えるのです。<br />
心底驚きました・・・・</p>

<p>というわけで、明日から暫く関西に滞在することとなり、本日はいささか修羅場。留守中の19日には、アップリンクで『あんたの家』上映と山川監督とジャーナリスト今井彰氏の対談が。元自衛官で気骨の人、山川公平監督が今井さんとどんなお話を展開するのか楽しみだったので残念です。また、「群青いろ」の上映会もこの週末。こちらはチケット完売という知らせをいただき、追加上映実現を祈っているところです。</p>

<p><br />
</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2011/12/post-94.html</link>
            <guid>http://pff.jp/jp/directorsblog/2011/12/post-94.html</guid>
            
            
            <pubDate>Fri, 16 Dec 2011 12:34:07 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>劇場デジタル化問題についての追記です。</title>
            <description><![CDATA[<p>二週間ほど前に、「デジタル化による日本における映画文化の未来について」というシンポジウムのことを書きました。既にその映像をご覧になった方も多いと思います。未見の方のために、パネラーの一人だった瀬々敬久監督が紹介なさっているものを載せておきます。『ヘヴンズ ストーリー』の公式サイトにありました。</p>

<p><a href="http://ameblo.jp/heavens-story/day-20111125.html" target=_"blank">http://ameblo.jp/heavens-story/day-20111125.html</a></p>

<p> 新宿のK'sシネマで　先週まで上映していた『ヘヴンズ　ストーリー』はDVD化予定がありません。できるだけ上映チャンスをつくりたいと思い、PFFが企画に参加させていただいている、所沢市主催のイベント「ミューズ　シネマ・セレクション　世界が注目する日本映画たち」でも上映を致します。来年3月17日です。今回、K'sシネマでは、「ヘヴン＝天」繋がりで、『天皇ごっこ』と『天使突抜六丁目』の相互割引サービスも実施したそうで、ちょっと感動してしまいました。『天使突抜六丁目』は気骨のプロダクション"シマフィルム"の贈る、京都を舞台にした一作ですが、監督の山田雅史さんのロマンチックさが色濃く出た忘れがたい作品です。京都のような古都を歩く時、こんな、どこにもない場所があるのではないか、と、ふと期待する人多いかと・・・<br />
</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2011/12/post-93.html</link>
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            <pubDate>Fri, 16 Dec 2011 11:49:09 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>ケン・ラッセルと侯孝賢と</title>
            <description><![CDATA[<p>ケン・ラッセル監督が亡くなりました。<br />
私がPFFに初めて観客として参加したのが1987年、ケン・ラッセル監督の大特集と最新イギリス映画の特集に通いたくてでした。そして、これが、人生で映画祭の初体験でした。デレク・ジャーマン、ビル・ダグラス、アレックス・コックス、ニール・ジョーダン、デヴィッド・ヘア、ピーター・グリーナウェイなどなど。これら監督の作品上映チャンスが少なかった頃です。そして、告白します。当時「一般公募部門」と呼ばれた現在のPFFアワードが目的ではありませんでした。すいません。<br />
しかし1987年。現在のPFFアワード応募監督のかなりが、まだ生まれていないなと思うと、大変な昔に思えます。映画祭カタログも買って今も持っています。後にPFFで仕事するなどカケラも思わなかったときでした。映画評論家の川口敦子さんのインタビューに、ケン・ラッセル監督が非常に感動していたのを覚えています。<br />
そして、そのとき、実は、ケン・ラッセルより、多くのイギリス映画より激しいショックを受けたのが、偶然が重なって観た、侯孝賢監督の『童年往時』（原題であり、日本公開タイトルですが、PFF上映時タイトルは『阿孝の世界』でした）。そこから台湾ニューウェーブと呼ばれたあの時代を体験できたことを、しみじみ嬉しく思っています。<br />
そして、侯孝賢監督と言えば、ナント三大陸映画祭。フランスで中国語圏の映画を積極的に紹介していた映画祭で、『フンクイの少年』（フンクイは漢字ですがうまく出ません・・・）で侯監督を高らかに世界に知らしめた映画祭です。これ、いわばチンピラ映画です。しかし、「映画の王道、それはチンピラ映画」ではないでしょうか？そのナント三大陸映画祭で『サウダーヂ』がグランプリというニュースに、改めて「チンピラ映画よ永遠に」と感慨が湧きました。<br />
チンピラ映画の魅力、それは、「切なさ」です。断言してますけど。<br />
そして世界に誇るチンピラ映画の本家、それは日活映画だったのではないかと。日活100周年を記念したチンピラ映画祭りをしたいくらいです。で、つい、ひとり映画祭して観てしまいました。『赤い波止場』(1958)と『紅の流れ星』(1967)二本立て。舛田利雄監督がセルフリメイクした二作です。ジャン・ギャバン主演の名作『望郷』をベースにした、東京から神戸に身を隠すチンピラの物語を、石原裕次郎（小栗旬を彷彿とさせます）が演じる『赤い波止場』そのリメイクは渡哲也（妻夫木聡を彷彿とさせます）が演じる『紅の流れ星』。10年という時の流れは、ヒロイン像を大きく変えていますし、ゴダールの『勝手にしやがれ』も導入したという『紅の流れ星』は、会話やスタイルに変化がありますが、どちらも切ないチンピラの話。あからさまな他の映画からのパクリは素晴らしいですし、あきらかに、後にこれらの作品を香港映画がパクって、更に震えるチンピラ映画を創りあげています。<br />
映画は、盗んでなんぼだなあと、改めて思う二本立て。ただ、時の流れは映画産業の衰退も映し出して興味深いのです。『紅の流れ星』はあきらかに『赤い波止場』より低予算。60年代から映画産業の斜陽は叫ばれていたことを痛感しながら、でも今よりずっとお金あるなあと思うのでした。<br />
この二作品をみたのは、神戸が舞台だからでもあります。<br />
17日から始まるPFFin神戸。今回は夜の上映のみで8日間の展開。神戸には2日ほど参加しますが、その昼間に、これら2本の映画に出て来るロケ地を訪ねてみたいと思います。美術は両作品とも木村威夫さん。二作共通のロケ現場もあります。ロケから40年を超える月日が経っていますので、もう現存はしていないでしょうが、面影でもあればと期待です。<br />
昔、映画評論家の宇田川幸洋さんが、史跡観光に行かなくても映画にすべて記録されているから、昔の暮らしは映画を観ればわかるというようなことをおっしゃってましたが、改めてそう感じる古い映画を観る喜びです。<br />
あ、渡哲也さんといえば、東映映画ですが『仁義の墓場』これ、全人類必見。<br />
・・・つい、映画ファンのブログ?になって失礼しました。<br />
＆ヨーロッパでは、中国語の出来る映画祭ディレクターがたくさん生まれた80年代なんだなあ・・・とふと思い出しました。</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2011/12/post-92.html</link>
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            <pubDate>Thu, 01 Dec 2011 23:41:12 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>デジタル化による日本における映画文化の未来について</title>
            <description><![CDATA[<p>と題されたシンポジウムが、フィルメックスの会期中に朝日ホール10階で開催されていました。が、迂闊にも逃した私。<br />
その日、11階での上映が終わったあと、ロビーにアップリンクの浅井さんを囲む熱い熱気を発する人々の輪が・・・・「これは一体何？」と思いましたらば、階下で開催されたシンポジウム「デジタル化による日本における映画文化の未来について」の流れで、浅井さんがご自身の体験から、とりあえず試す価値ある、低予算で実現できる劇場のデジタル化のノウハウを引き続き伝授しておられるのだと、居合わせた利重剛監督に教えていただいた（あわわ）更に迂闊を恥じる午後でした。このシンポジウム、映像で観ることができるそうなので、これから検索してみます。<br />
考えてみれば、PFFは現在、イベント開催会場の方々と映写技師の方々に頼ることばかり。昨年までの事務局は試写室を持っていましたので、8ミリ、16ミリ、35ミリ、デジタルと、全てのフォーマットに対応できること、スタッフも映写できること、が目標でしたが、それがなくなってから、一挙に弛緩してるのか自分？と深く反省しました。<br />
それにしても、ノウハウを伝授する浅井さんの姿、頼もしかった。いつも「インディペンデント」という言葉が浮かんでくる方ですが、アップリンクの紹介する映画のように、ニッチなマーケットがとても重要だと改めて思う会話を、先日海外からのお客としたことを思い出します。<br />
フィルメックスに合わせて来日した方々がいます。メイルでしかPFFとの交流のなかった方々と、そんな来日チャンスに直接お会いできるわけですが、今回は、PFF作品を頻繁に上映してくださるカナダの新しい、しかし熱心で誠実な映画祭、「新世代映画祭」のクリスさんと、『川の底からこんにちは』『ハラがコレなんで』を配給してくださるイギリスのthird window filmsの、アダムさん。「日本映画にこだわる西欧の映画人はみな友達！」という側面がありますので、やはり二人はお友達。別々のアポイントメントで始まったのに、いっしょくたになってしまいました。<br />
アダムさんは、惚れた監督の作品をずっと紹介していくことに情熱を注いでおり、石井裕也、園子温、中島哲也、藤田容介、三木聡、といった監督を、可能な限り紹介し続けたいのだそうです。「海外で三木聡BOXを出したのはうちだけ！」と威張っていましたが、もっといろいろな監督と出会い、たくさんイギリスに紹介したいのです。<br />
イギリスは、日本のようなレンタルビデオショップマーケットはなく、セル主流。それも、セルで一本数百円からというのですから、感覚が違います。ただし、セルの本数は、日本と同じく、メジャー系でなければ、数百本・・・それで公開とDVD販売で商売が成り立つのか？と不思議なのですが、ニッチなマーケットは手堅いとおっしゃる。『おくりびと』がめちゃコケるイギリスでは、癖の強い映画が強いのだそうです。<br />
ただ、日本の制作会社、配給会社は、Celluloiddreams とFortissimoという、アジア系作品のセールスに強いと言われる2大エージェントはじめ、大きなところに作品を預け、高額で売ろうと狙うことが近年常識になってしまったので、彼らの商売では値段が上がりすぎて、時間をかけても、結局売れない＝買えないということが起こりすぎていて、ほんとうに残念なのだと。小さいけれども、情熱ある会社に個別に対応してくれるほうが、結局はずっと得なはずなのに・・・と嘆いておられました。<br />
とてもよくわかります。<br />
日本映画、近年海外セールス苦戦。いえ、日本映画に限らず、小さい映画は世界中で冷えてます。<br />
私が、出会う映画人（いや、映画祭人とか映画監督ですね、正確には）に近年よくする2つの質問があります。<br />
Ｑ：お国で有名な日本の監督は？　Ａ：ほぼ間違いなく、北野武と宮崎駿です。<br />
Ｑ：あなたが個人的に会いたい監督や、好きな映画は？Ａ：非常に高い確率で、黒沢清と是枝裕和です。<br />
これらBIG4の作品がどのくらいセールスに成功しているのか？となると、宮崎駿以外、楽観的な数字ではないのではないかと思われます。が、小さい売り買いをコツコツやることを覚悟すれば、意外にまだまだ開拓できる顧客がいるのではないかと、ビジネスに積極的にタッチしない私でも感じるのです。<br />
それにしても、「好き」とか「会いたい」とかに挙がる黒沢監督と是枝監督。近年ますます、その技術の冴えにほれぼれするお二人です。黒沢監督のWOWOW作品、楽しみです。<br />
＊文中敬称略・五十音順で失礼しました<br />
</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2011/11/post-91.html</link>
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            <pubDate>Tue, 29 Nov 2011 01:37:17 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>愛？</title>
            <description><![CDATA[<p>東京フィルメックスが終了し、チケット3枚を使えず終わりました。が、これでも私にとっては成績がよい。以前、某映画祭で買い込んだ前売りを１枚しか使えずに終わったときもあったのを思い出し今更がっかりしたり、何度「当日券主義になろう」と誓ったのかも思い出したり・・・・今回はかなり慎重にスケジューリングしたつもりだったのですが、東京で仕事をしていると、どうしても仕事優先にせざるを得ない時があることを改めて痛感です。<br />
それはともかく、一日に5作品観ることが可能なフィルメックスですが、今回は一日4作品参加が最多な日となり残念ではあるものの、多彩な映画をまとめて観ると、色々と刺激されます。<br />
しみじみと思ったのは、「愛」。<br />
正体の知れない、なんらかの映画への愛、映画製作への愛、が心を揺さぶるのだなあと、久方ぶりに初心に戻るようなことを感じてしまいました。そのきかっけとなったのは、『これは映画ではない』。「愛」としか言いようのないものが、そこにありました。<br />
そこから、「愛」にも多種多彩なものがあるなあと折々考えています。たとえば、「映画愛」はたまた「自己愛」で映画は成り立つか？ということなどなど。と、頭ぐるぐるしてるときに、立川談志さんの訃報。<br />
ご自身が落語というか、落語とイコールな存在というか、そんな稀有な方が死ぬということがあるもんか、と、多くの方がお感じになるように、私も呆然としています。そこから、ぐるぐると「では、映画監督における、映画とイコールな存在って？」と考えています。映画は、ひとりではできない創造だから、そんな存在は有り得ない、という結論も含め、ですが、それでも、そのポイントは？と。映画の技術？才能？映画への愛？敬意？畏怖？本人のチャーム？情熱？。簡単に答えが出るとも思えませんが、とにかく数日で必死にみた9作品を通して、不調な思考回路のメンテナンスも始まった感じの充実感があります。<br />
そして、仕事と関係なく映画を観る喜び。この快感を感じることが、映画を仕事にする不幸とも言えましょう。</p>

<p>この週末は、随分以前にお伝えした「映画屋とその仲間たち」の4回目のボランティアバス出発でもありました。木曜夜から土曜夜までを使い、被災地で映画上映とフリーマーケットを行うのです。前回9月はPFF開催と重なり、さすがに誰も参加できなかったPFF事務局ですが、今回は3名参加です。私は東京で入稿間際の印刷物との格闘が必要で離れられませんでしたが、毎回同じ場所を訪問するこの活動、継続の力を発揮していることを参加者のお話しを伺うたびに感じています。<br />
次回は1月、そして3月と、極寒の時期。寒さの想像がいまひとつできていないことに気づく今日この頃です。<br />
</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2011/11/post-90.html</link>
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            <pubDate>Mon, 28 Nov 2011 05:22:33 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>群青いろ作品とかエンディング・ノートとか</title>
            <description><![CDATA[<p>「群青いろ」は脚本家で監督の高橋泉さんと、俳優で監督の廣末哲万さんで構成される映像制作ユニット。2004年のPFFアワードで、それぞれの監督作品『ある朝スウプは』『さよなら さようなら』が、グランプリと準グランプリとなり、その後『ある朝スウプは』が劇場公開ヒットと同時に海外でも多くの受賞をし、一躍注目を集めました。その前もその後も、多くの作品を生むふたり。高校中退後完全に独学で映画をつくってきた二人は、最初、録音の方法がわからずサイレント映画を撮っていたとか。近年の長編作品は、PFF、東京フィルメックス、東京国際映画祭などでお披露目されてきました。ただし、「群青いろ」の作品でDVDで観ることができるのは、『ある朝スウプは』『さよなら さようなら』『14歳』のみ。他は上映の機会を逃さず観るしかありません。<br />
そんな彼らの久方ぶりの自主上映会が決定という連絡をいただきました。12月18日午後5時から渋谷オーディトリウムにて。（最近頻繁にこのブログに登場する渋谷オーディトリウム。ものすごい数のイヴェントが行われていて、スタッフの気力体力に感服するばかりです。）昨年、東京国際映画祭でお披露目された最新作『FIT』の上映と、これまでの制作作品のダイジェスト紹介、トークショーなどで構成されるそうです。<br />
『FIT』の東京国際映画祭上映に参加なさった方はお気づきでしょうが、あの会場で使用された英語字幕版は製作上の不備でいささか完璧な状態とは言えませんでした。が、その後ダビングをやり直し、素晴らしい状態のものが完成。ベルリンや香港での上映は大変美しい画面でした。この機会を逃すと次はいつ上映されるかみえない『FIT』。監督の廣末さんの作品を観続けている方には、驚きの新境地をみせられる渾身の力作です。</p>

<p>廣末さんのことを紹介していると、どうしても思い出すエピソードがあります。それは、2003年就寝中にアパートが火事にあった話。着のみ着のままで部屋を飛び出し難を逃れたものの、部屋には『ある朝スウプは』のビデオテープ（懐かしの8ミリビデオ）が入ったままのカメラが・・・・諦めるしかないと煩悶するなか、鎮火後の瓦礫の中から出てきたカメラの中身が奇跡的に無事で、PFFアワード2004に応募できた。と。嘘のような本当の話です。<br />
そして、その火事は、階下にひとり暮らしの老婆が、電気代が払えず蝋燭の灯で暮らしていたことが発火原因でした。夜中に起きたときに灯がなければ不安です。そのために灯していたのでしょう。アパートは、『ある朝スウプは』の舞台にもなっている、一部屋と台所にトイレのみついた造り。かつては学生や新婚夫婦の生活場所として活躍していたタイプのアパートですが、1980年代後半からは、独居老人の入居が増え続けている、先日新宿で火災にあい多くの被害者を出したアパートと同じ系列の、"風呂なし低家賃"のアパートです。<br />
1980年代からと書いたのは、橋口亮輔監督が90年代中盤まで同様のアパートで暮らしており「新規には一人暮らしの老人しか入ってこない」という話に驚いた記憶があるからです。すでにその頃から、老人の居住可能な住宅問題は始まっていたことを、改めて思い出しました。<br />
かつては社員として生活を保障されていた「映画監督」という職業。現在ではフリーランスとして生きていくわけで、新たな立場での老後生活のサンプルケースがまだありません。ひとごとではない課題です。<br />
また、かつては「社員」だったと同時に、「スタジオ」という職場に出勤していた映画監督。こちらも遥か昔の夢のような暮らしです。が、しかし、たまにスタジオで撮ることの出来る映画もあります。内田けんじ監督の新作は、フルセットでスタジオ撮影、35ミリ2キャメと聞き、いにしえの映画製作の日々を体験できるというだけでも感嘆しました。完成が大変楽しみです。</p>

<p>話がまたそれてきました。やっと拝見できた「エンディング・ノート」です。<br />
一流大学を卒業して、一流企業に入り、役員まで務め退職し、専業主婦の妻としっかりした3人の子供と、仲のいい会話のある家庭を築き、これからゆっくりしようという矢先に末期がんが発見された父の死の準備を、末娘である砂田麻美監督が追う作品です。この一家を観ていると、とても懐かしい感じがするのです。多分、ここに「想定される日本の家庭」の象徴のような一家が登場するからではないかなと。あらゆる日本の家族のイメージ、消費者としてメーカーやメディアから想定される家庭、学校で語られる「家族」、そんな姿がここにあるなと思いました。日本では6000万人位という就労者のうち、大企業と申しますか、上場企業と申しますか、そんな職場にいるのは1200万人位だとか。この1200万人余りを前提に社会「イメージ」がつくられているのだなあと、妙に納得したのでした。「現実」は勿論違うのですが。<br />
そして、もうひとつ、この映画ではっと気づかされたのが、「カメラを向けられることに慣れている主人公」です。監督のお父様、砂田知昭さんは、若いときは8mmカメラで、監督の麻美さんが成長されてからは彼女が常に持ち歩くビデオカメラで、膨大な映像を記録されています。記録されることが日常になっていることも、その発言が整理され、明確で、他者に向かう態度もオープンであることに繋がるのではないか？と感じられてならなくなりました。砂田知昭さんの世代では珍しい「記録される」暮らしですが、現在ではもっと頻繁に生まれています。今後の人々のメンタルが、撮られることで変化する＝しているのではないかと、改めて考えはじめています。</p>

<p></p>

<p><br />
</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2011/11/post-89.html</link>
            <guid>http://pff.jp/jp/directorsblog/2011/11/post-89.html</guid>
            
            
            <pubDate>Sat, 19 Nov 2011 16:20:45 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>完売・・・それは甘美な響き</title>
            <description><![CDATA[<p>ぼやぼやしていたので、東京フィルメックスのチケット購入が駆け込みになってしまいました。平日昼間3回券の販売は一足先に終了していて、あわわわ～と涙。チケット販売の注意事項はちゃんと読まなくちゃね！と自分に注意。そして、購入中、完売回が次々告げられ、ひゃ～！と嬉しくなりました。イベントをやっていると、「完売」とか「売り切れ」ほどゾクゾクする言葉はありません。「いいな～」とうっとりしてしまいます。<br />
完売、それは、①公開されるかどうかわからない作品。あるいは、②公開決定しているけれども、少しでも早くみたい作品。に生じがちです。PFFの場合、「PFFアワード」作品はあきらかに①なのですが、いわゆる一般映画のように完売が難しいのが現実で、毎年告知に工夫を重ねて改良を目指しています。いつか、軒並み完売！となりたい。<br />
と「いつか」という言葉を使いながら、自分が結構長く映画祭に関わっているなあ、結構長く生きてるなあと思うことが最近ちらほらあります。<br />
たとえば、佐藤雅子さんという方の料理本が復刻されました。「私の保存食ノート」「私の西洋料理ノート」の二冊。これは、私が少ないお小遣いをやりくりして人生で最初に買った料理の本でした。当時1,000円。復刻版は2,500円。その差に、なんだかものすごく長生きしてる感じがしてしまいました。確かロッキンオンでどなたかがこの本に触れていたので買った記憶があります。久しぶりにみてみると、当時、スパイスやら食材やらが今より遥かに入手困難だったことを思い出しました。そのあと、山のような料理本を試してきましたが、子供時代に本屋で悩んで一所懸命やりくりして買った本や物は、何度の引っ越しでも手放さないものだなあと、改めて確認したのでした。一方で、現在では料理本を読めば、おおよそその味がわかるかも・・・という料理本読み（ちょっと自慢かも）。何でも数を重ねれば、見識が生まれると信じたい、年月を重ねるほど賢く鋭くなると思いたい今日この頃。映画もたくさんみなくちゃね、と映画祭をおすすめする次第でございます。<br />
神戸近郊の皆様、「PFFin神戸」チラシ配布が始まりました。神戸は座席指定制ではないので「パスポート」があります。毎日KAVCに通うことの可能な方には、お薦めしたいお得なチケットです。</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2011/11/post-88.html</link>
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            <pubDate>Fri, 18 Nov 2011 10:37:48 +0900</pubDate>
        </item>
        
    </channel>
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