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        <title>PFFデイレクターBLOG</title>
        <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/</link>
        <description></description>
        <language>ja</language>
        <copyright>Copyright 2010</copyright>
        <lastBuildDate>Mon, 08 Mar 2010 12:30:32 +0900</lastBuildDate>
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            <title>新生活におすすめの映画たち</title>
            <description><![CDATA[<p>渋谷TSUTAYAに、PFFのコーナーがあります。通常はPFF関連の作品が集められているのですが、先週からちょっといつもとは違うラインナップが展開されています。<br />
3月＆4月というコーナー展開にあわせて、新しい生活、新しい出会いの始まる季節が一層楽しくなるような映画を、新しい監督たちに推薦してもらうという、初の試みが行われているのです。</p>

<p>選んだのは、2007年、2008年、2009年のPFFアワードグランプリ受賞監督たち（3人の名前が全部"い"で始まっていることに驚きました）と、『川の底からこんにちは』主演の満島ひかりさんです。</p>

<p>それぞれの選んだ作品をご紹介します。<br />
何故この作品なのか？は、各人がコメントを書きました。是非渋谷TSUTAYAで確認してください。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="mitsushima.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/mitsushima.jpg" width="99" height="99" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span>満島ひかりさん　推薦作品<br />
　『乙女の祈り』　監督：ピーター・ジャクソン<br />
　『サマリア』　監督：キム・ギドク<br />
　『ロリータ』　監督：スタンリー・キューブリック<br />
　『ローズマリーの赤ちゃん』　監督：ロマン・ポランスキー<br />
　『恋する惑星』　監督：ウォン・カーウァイ</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ishii.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/ishii.jpg" width="99" height="99" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span>石井裕也監督　推薦作品<br />
　『オリーブの林をぬけて』　監督：アッバス・キアロスタミ<br />
　『イエロー・サブマリン』　監督：ジョージ・ダニング<br />
　『河』　監督：ツァイ・ミンリャン<br />
　『カッコーの巣の上で』　監督：ミロス・フォアマン<br />
　『黄金狂時代』　監督：チャールズ・チャップリン<br />
 <br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ichii.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/ichii.jpg" width="99" height="99" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span>市井昌秀監督　推薦作品<br />
　『聴かれた女』　監督：山本政志<br />
　『ヴァイブレータ』　監督：廣木隆一<br />
　『タンポポ』　監督：伊丹十三<br />
  <br />
  </p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="inoue.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/inoue.jpg" width="99" height="99" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span>井上真行監督　推薦作品<br />
　『飛べ！フェニックス』　監督：ロバート・アルドリッチ<br />
　『グランド・イン・ブルー』　監督：ジェームズ・ウィリアム・ガルシオ<br />
　『街の灯』　監督：チャールズ・チャップリン</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/03/post-30.html</link>
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            <pubDate>Mon, 08 Mar 2010 12:30:32 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>塚本晋也監督＋川原伸一プロデューサー＋石井岳龍（聰亙）監督</title>
            <description><![CDATA[<p>昨日ご報告した蔡明亮＆李康生MASTER CLASSに引き続き、26＆27日には同じく「JAPAN国際コンテンツフェスティバルにおける国際人材育成事業及び交際人材交流事業」の一環として、ワークショップ『自主でできる音創りの可能性に挑戦する』を開催しました。<br />
会場は、渋谷のとある会議室。受講者は、今回も実作者に限り17名という、濃密で贅沢なワークショップです。<br />
昨秋10月24&25日、塚本監督と川原プロデューサーには、実際に短編映画を完成するというワークショップを行っていただきました。その際、最後の仕上げを駆け足で終わったことにいささか悔いが残ったこともあり、今回は「音」という映画で最も大切なもののひとつに集中してのワークショップとなった次第です。が、しかし、題材がこと「音」ですから、ここで文字で紹介するのは非常に困難ですので、ざっとした内容をご紹介します。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="tsukamotows01.JPG" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/tsukamotows01.JPG" width="200" height="134" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>初日26日は、まず、おふたりがどういう方法で音を仕上げているのか、という話と、塚本監督自身が、中学生で8ミリフィルムを廻し始めたとき、別出しでカセットテープに入れた音をあわせていた体験を皮切りに、映画の音をどのように工夫し、創ってきたのかの歴史を教えていただくことから始まりました。<br />
塚本作品は、アフレコでの製作が多いのが特徴です。アフレコでの製作をするか、同録での製作をするか、その判断も映画製作では必要です。そういった話も交え、公開を5月に控えた『鉄男 <span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="tsukamotows02.JPG" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/tsukamotows02.JPG" width="200" height="134" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>THE BULLET MAN』の一部を教材にして、科白、環境音、効果音、音楽、などをどうやってミックスしていくかについて、実際に素材と、その作業の過程をみせて下さいました。<br />
今回は、タイトルにあるように"自主でできる"＝自分のPCで映画をどこまで創れるか、がテーマです。川原プロデューサーは、そのために入手したPro Tools LE（3万円程度）などの機能を具体的に紹介してくれます。<br />
その後、受講者の質問に、おふたりに丁寧に答えていただきました。<br />
印象的だったのは、デジタル機器が一般化してきた頃の『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』（米・1999年）をご覧になった体験です。画は家庭用の小型カメラで撮られた誰でも可能なクオリティでも、音は非常によく計算され構築された立派なものだということに感嘆し、「音がしっかりしていれば、劇場公開において非常に強力な武器になる」ことを痛感したというお話です。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="tsukamotows03.JPG" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/tsukamotows03.JPG" width="200" height="134" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span>二日目、27日は、石井監督がゲストとして登場し、「デジタルは貧乏人の味方だ」というキャッチフレーズのもとに、自分で整音ができるソフトSound BoothやFinal Cut Proでの簡単なミキシング方法について紹介してくださり、塚本監督もメモに余念がありません。<br />
また、アフレコ、同録、そしてその二つをあわせたような岩波映画出身の監督たちが多用したという（具体的には黒木和雄監督の『竜馬暗殺』など）「撮影したその直後、役者さんたちがまだそのテンションの中にいる間に、科白を録ってしまう」という方法についても検討されました。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="tsukamotows04.JPG" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/tsukamotows04.JPG" width="200" height="134" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span>そして、ご自身の作品『シャッフル』（1981）の一部を題材に、アフレコのシーン、同録のシーンなど、具体的に、なぜその方法を選択したか、どう撮ったかについて説明下さいました。<br />
ただ、二日間とも、何度も出たのは、「科白がきちんと聞こえることが最も重要」です。また「現場で環境音を沢山録っておくこと」も繰り返し語られました。</p>

<p>今回は、自分で音も徹底的に創ってみることを選択した場合、その作業は、緻密で膨大であろうことが実感できた二日間であり、また、音も、結局は「自分は何を創りたいのか」という根本的な課題の元にあるものであり、それだけ特化したものではないということを、再度確認させられる時間となったと思います。</p>

<p>こうして、23&24日のマスタークラスと、今回のワークショップと、4日間の濃密な時間を過ごしてみると、映画を一本つくりあげるまでの、精神的、経済的、肉体的なテンションの継続と、イメージ＝自分の欲しいもののキープという、映画監督に求められるものの重さ、そして映画を創るということの困難さ、それと同時に、その創造的な深み、を、改めて確認する体験となりました。</p>

<p></p>

<p><strong>『鉄男 THE BULLET MAN』</strong><br />
>><a href="http://tetsuo-project.jp/">公式サイト</a></p>

<p><strong>石井岳龍(聰亙)監督</strong><br />
>><a href="http://www.ishiisogo-gakuryu.com/">公式サイト</a></p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/03/post-29.html</link>
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            <pubDate>Wed, 03 Mar 2010 11:38:57 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>蔡明亮＆李康生によるマスタークラスを行いました</title>
            <description><![CDATA[<p>「JAPAN国際コンテンツフェスティバルにおける国際人材育成事業及び国際人材交流事業」（主催：ぴあ株式会社・共催：NPO法人映像産業振興機構（VIPO））の一環として、ふたつのワークショップを企画したことは以前にもお伝えしましたが、まず、去る2月23日＆24日の二日間で展開した「MASTER CLASS」をご報告します。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="tuxaiws02.JPG" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/tuxaiws02.JPG" width="200" height="134" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>講師は、台湾からお招きした蔡明亮（ツァイ・ミン・リャン）監督と、蔡監督作品の主演俳優であり、監督としても活躍する李康生（リー・カンション）さんの2名。映画製作状況の大変厳しい台湾で、自身の創作を自力で追及する蔡監督の知恵と体験を、同じく厳しい状況で悩みを抱える日本の若い映画を志す方々に分けていただければと、「実作者」に限り30名を招待しました。<br />
会場は、東京国立近代美術館フィルムセンターの小ホール。蔡監督が自身で公開も手がけるきっかけとなった作品『ふたつの時、ふたりの時間』(2001）をはじめ、フランスとの合作である最新作『顔』製作に繋がった作品の上映もフィルムで行うという贅沢な時間となりました。</p>

<p>初日23日は蔡監督おひとりで、二日目の24日は、蔡監督と李氏おふたりで、受講者の質問に答えて行くという方法ですすみました。通訳として、台湾をはじめ中国語圏の監督たちに絶大な信頼を受ける小坂史子さんに来日いただきました。<br />
まず、蔡さんの非常に丁寧な答えに感動。質問者の意を汲み、具体的な体験を交えながら、時に30分も答えが続きます。<br />
初日の印象的な言葉をいくつか挙げます。</p>

<p><strong>・「感動させる」ことを目的とした映画製作がつくり手を観客をおかしくさせている。自分はつくらなければと思うものをつくるだけだ。<br />
・映画を目標にしてはならない。映画は"到達目標があり、そこに至るプロセスをひとつひとつ潰して行けば完成する"というものではなく、映画は人生であると受け入れることである。<br />
・映画が映画館で上映されるのではなく、美術館に作品として収蔵されるということがこれからもっと始まってよい。私は今映画の新しい上映のされ方について挑戦している。</strong></p>

<p>そして、一部では大変有名な話なのですが、蔡監督たちは、自分たちの映画を、自分たちでチケットを手売りして動員を図ります。その活動についても、詳しくお話くださいました。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="tuxaiws01.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/tuxaiws01.jpg" width="200" height="134" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span><strong>・『ふたつの時、ふたりの時間』は初めて自分たちで製作した作品だったので、公開も初めて手がけてみて、劇場のブッキングが難しいことに直面した。それで、映画館を一週間単位で安くない値段で借りることになった。次にチケットを売り出すと、最初の一週間で5枚しか売れないことに仰天した。それまでの作品も動員は振るわなかったが、今度は自分たちの死活問題なので、本腰で取り組もうと思った。まず、出演者も一緒にゲリラで人の集まるところでチケットの手売りをした。一緒に写真を撮ったりサインをしたりもどんどんやった。次に、映画や演劇、芸術系の学校に連絡して、講演や時には上映をさせてもらった。そこで、特別に許可を貰ってチケットを売った。1000人集まっても、30人でも、同じ労力をかけた。今は、大体、公開が決まってからの1～2ヶ月でこういった講演に70箇所は廻るのが習慣になっている。また、映画館のない街や、島に、映写機とプリントを持って巡回興行も行っている。そうやって、現在はまず、1万枚のチケットを売ることが出来るようになっている。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="tuxaiws03.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/tuxaiws03.jpg" width="200" height="134" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>しかし、何度かの体験でわかったのは、この1万人は、増え続けないということだ。最初の1万人が何千人か増え続け、2万人になるということは起きず、人は入れ替わってもずっと1万人のままであることが最近よくわかってきた。ただ、自分で自分の映画をみせる活動をして、色々な発見や出会いがあった。演劇学校で上映と講演をやったときに、そこの教師から「あなたの映画は全く演技というものを否定していると思っていたので、学生には絶対に観てはならないと話していたのだが、それが大きな間違いであるとわかった」と謝罪されたりした。自分の作品を観たことがなくても、勝手に想像している人が多いのを、変えていけているという実感がある。</strong></p>

<p>さて、人口二千万人の台湾に比して日本はその六倍の人口一億二千万人。<br />
その日本でも、一万人の動員は、非常に困難な昨今です。それを、単純に人口比で言えば日本での六万人くらいに当たる数を動かす蔡監督たちの活動は、確実に台湾の何か「創作」に対する理解を少しづつ変えていくのではないかと思います。</p>

<p>すいません。長くなってしまいましたので、二日目を駆け足で紹介します。<br />
２４日は、主演の李康生、（愛称シャオカン）を迎えたこともあり、演出に関する質問も多く、前日の経験から、答えも短めに進みました。<br />
以下、すごくおおざっぱにまとめます。</p>

<p><strong>・李康生が、最初の数作品は一生懸命脚本を読んで参加したが、近年では全く読まず、やってくれと言われることをその場でやっていること<br />
・監督が、『楽日』での陳湘琪の役を、まわりがどんなに絶賛しても納得できず、それが何故か悩みながらラッシュをみたら、「かなしすぎる」からだと気付き、それ以降彼女もリラックスしてよい演技になったこと<br />
・撮影に際しては、現場を何度も何度も訪ね、よく観察し続けること。『顔』の製作前には、3年間ルーブルに通い続けたこと。日常的に場所と人をとにかくよく観続けることが大切なこと<br />
・多くの人に自分の作品を気に入ってもらおうと思わないこと。見知らぬ何万もの人を想定して映画をつくることは不可能であり、自分の周りの20人に理解してもらうためにつくることが、非常に大切であること。</strong></p>

<p>などをお話くださいましたが、トータル通訳入れてですが5時間以上お話いただきましたので、とてもここに全部は紹介できません。出来れば第32回ぴあフィルムフェスティバルのカタログに採録したいと考えています。<br />
終始笑顔で熱く語る「昔は嫌だったけど、最近はアーティストと言われるとちょっと嬉しい」蔡監督と、物静かで言葉数も少ないけれどしっかりした李さん。李さんの最新短編映画には、蔡監督が主演しており「時間はかかるけど悪くない演技をする」と李監督に評されていました。<br />
もう家族と言っていい、キャストとスタッフで生み出される蔡明亮映画。新作がますます楽しみになる二日間でした。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="tsaiws06.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/tsaiws06.jpg" width="110" height="150" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>＊珈琲をこよなく愛する蔡監督は、李さんと女優の陸奔静さんと3人で、コーヒーショップ「TSAI LEE LU 蔡李陸」を開店しました。最後の写真は、お土産にいただいたショップオリジナルの珈琲と、監督オリジナルレシピのクッキーです。</p>

<p></p>

<p></p>

<p></p>

<p></p>

<p></p>

<p></p>

<p></p>

<p><br />
</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/03/post-28.html</link>
            <guid>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/03/post-28.html</guid>
            
            
            <pubDate>Tue, 02 Mar 2010 16:34:27 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>ベルリン国際映画祭で語られていたこと</title>
            <description><![CDATA[<p>第60回ベルリン国際映画祭終了から10日ほど経ちました。<br />
寺島しのぶさんの主演女優賞受賞や山田洋次監督の特別功労賞、そして『パレード』の国際批評家連盟賞という大きなニュースとともに終了して、とても嬉しく思いました。<br />
今年は、映画祭60歳のバースデイと銘打たれ、過去の話題作受賞作を上映するプログラムが展開され、同時に恒例の「レトロスペクティブ」部門や「オマージュ」部門もあり、新旧作品が大量に上映される映画祭となりました。<br />
60回を機に、映画祭全体の有機的な連動を図ろうと、チケットシステムも改変し、これまではチケット入手の難しかったフォーラム部門が運営する会員制の映画館「ARSENAL1&2」の上映も入場が出来るようになったり、そこでマーケット上映がされるようになったり、"大きな映画祭"という印象が更に強まる今年のベルリンでした。</p>

<p>今回『川の底からこんにちは』が上映された「フォーラム」部門でも、島津保次郎の3作品や、『愛のコリーダ』はじめ歴史を彩る作品が上映されました。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="gregor.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/gregor.jpg" width="150" height="110" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>もともと、フォーラム部門は、40年以上前、自主上映活動を展開していたウールリッチ＆エリカ・グレゴール夫妻(右写真)が中心となって、権威主義的なベルリン映画祭に対抗する、自由で革命的な映画のための上映場所として立ち上げたセクションで、「コンペティション」部門や「パノラマ」部門と、極端に言ってしまえば"敵対"するポジションに、長い間ありました。<br />
しかし、グレゴール夫妻がフォーラムのディレクターを退いた10年前あたりは、映画祭の社会的ポジションも、映画そのもののポジションも変化を始め、運営する人々も様変わりして、現在のベルリン国際映画祭は、ベルリン市の収入を支える、世界で最も大きな映画祭として、運営されています。</p>

<p>グレゴールご夫妻は、誰も知らなかった日本のインディペンデント監督を世界に紹介した最初の数人のひとり（というかふたり）で、若松孝二、小川紳介、山本政志、園子温、橋口亮輔監督など、ここから世界に旅立ったと言えるかと思います。その膨大な知識と映画への情熱には、ＰＦＦの試写室にお越しになる度に驚かされていました。現在も東京フィルメックスには毎年お越しになっておられますが、お会いできる機会がなく、ベルリンで久しぶりにお話しました。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ainokorida02.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/ainokorida02.jpg" width="150" height="110" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>そこで大島渚監督の話が出て、かつて『愛のコリーダ』がベルリン映画祭史上初の警察介入の上映中止騒ぎになったことは聞いていましたが、実際、グレゴール氏に裁判で３ヶ月の拘留が決まりそうだという状況になり、「そんなに静かな時間が持てるなら、映画の本を一冊書けるわ」とご夫婦で励ましあったというお話をはじめて伺いました。<br />
そういえば、いつもはフォーラムでの上映が多いＰＦＦの作品が、珍しくパノラマで上映された時には、会場の外で救急車を待機させておかれて、驚いたことを思い出しました。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="kichikudaienkai.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/kichikudaienkai.jpg" width="150" height="110" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>その作品は『鬼畜大宴会』ですが。<br />
この体験を通して、ベルリンの各部門のカラーの違いを身をもって学んだのですが、それも今は昔です。当時のディレクターは、もういません。</p>

<p>さて、今年のベルリンで一番気になった言葉。映画関係者からも、一般の映画ファンからも漏れ聞いた言葉。それは、「昔の映画のほうが面白い」「昔の映画のほうが新しい」「昔の映画のほうが刺激的」です。<br />
これは、映画に関わる人間にとって、ものすごく重い言葉です。<br />
ずっとそのことを考えています。<br />
ベルリンでは、先述した会員制の劇場「ARSENAL」（通常は、名作の上映や、監督の特集、そしてフォーラムで上映された作品のドイツ語字幕版を収蔵して定期的に上映する）の活動や、映画祭の「ジェネレーション」部門での、１７歳までの子供たちの学校動員や、子供審査員システム、子供だけによる質疑応答タイム（その様子がすごくかわいい）など、映画を観ることを体験させる活動や、映画ファンを育て育むための環境の充実にも力を入れています。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="tsaiws05.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/tsaiws05.jpg" width="100" height="155" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>この写真は、映画祭事務局の近くにあるチケットブースでの行列ですが、夜になると、徹夜で翌朝の販売開始を待つ人がいます。外は吹雪なのに・・・・また、今回『川の底からこんにちは』は、地元の学生さんたちに、上映の記録をお願いしたのですが、彼らの入手できる「学生パス」は、60ユーロでいくらでも映画を観ることができますが、条件は、朝８時半に学生パス専用のチケットブースに来てチケットをとること。それでも朝から長蛇の列です。<br />
泣けます。</p>

<p>こんなに映画に情熱を持つ観客のためにも、映画を提供する側は、「昔のほうが」と言われない作品を生み出したいと、改めて現在の映画について考えさせられた今年のベルリンです。</p>

<p>え～念の為ですが、『川の底からこんにちは』は、大変な人気でした。</p>

<p></p>

<p></p>

<p></p>

<p><br />
</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/03/post-27.html</link>
            <guid>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/03/post-27.html</guid>
            
            
            <pubDate>Tue, 02 Mar 2010 14:58:16 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>ベルリンから</title>
            <description><![CDATA[<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="kawanosoko01[1].jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/kawanosoko01%5B1%5D.jpg" width="240" height="160" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>ただいまベルリン国際映画祭滞在7日め。<br />
今回出品している『川の底からこんにちは』4回上映の最終回を終えました。<br />
夜が明ければ帰国の途につきます。</p>

<p>本年のベルリン国際映画祭は、日本映画がかつてなく大量に出品されています。<br />
<a href="http://www.kawakita-film.or.jp/filmfest.html">http://www.kawakita-film.or.jp/filmfest.html</a></p>

<p>『川の底からこんにちは』は幸い非常に人気を博する作品となり、上映の度に、嬉しい気持ちが高まります。1993年からベルリン国際映画祭に通う私ですが、作品と一緒に参加するのは、記憶に間違いがなければ、『ひみつの花園』『ワンピース』『アドレナリンドライブ』『pickled punk』『鬼畜大宴会』『空の穴』『Border Line』『バーバー吉野』『水の花』『パークアンドラブホテル』『夕日向におちるこえ』『無防備』そして今年の『川の底からこんにちは』で13回目です。こうして並べてみると、なかなかの数ですね。<br />
そして、今年は、初めて監督と私とのふたりだけでの参加であることに気づき驚きました。作品のスタッフや出演の方が一緒ということが当たり前になっていたんですね。<br />
また、これほどの悪天候での映画祭開催に遭遇したのも初めてです。おかげで、フランクフルト国際空港から、ベルリンまでのフライトがキャンセルとなり、バックパッカーのように、夜行の普通列車で7時間かけてベルリンまで移動するという、思いもよらぬ体験をしてしまいました。結局、東京の家からベルリンのホテルまで、30時間強をかけての移動となり、この時間かければブラジルでもアフリカでも行けるわ・・・とため息でした。人生、何が起きるかわかりません。<br />
ベルリンのトピックはまたご紹介したいと思います。</p>

<p>東京に戻ると、すぐに、ワークショップ企画の実行です。<br />
2月23日＆24日は、ツァイ・ミン・リャン監督と、主演俳優で監督でもあるリー・カンションさんをお迎えしての映画上映3本つきの2日間、そして、26日＆27日は、塚本晋也監督と、石井岳龍監督をお迎えしての音楽に関する2日間を実施します。<br />
この様子も、追ってお伝えします。</p>

<p>2週間前まで滞在していたロッテルダム国際映画祭は、歩いて移動できる場所に何もかも集まっていましたので、このブログも頻繁に更新することができましたが、ベルリンは、ホテルも会場も、さまざまな場所に散らばり、地下鉄やバスを駆使しているうちに一日が終わってしまいます。映画をみることだけにに集中できる年が少ないこともあり、ベルリン映画祭を"使いこなす"感覚まで至れないまま帰国することが多いのですが、街は刻々と変化しています。この数年で、英語が通じる場面が増えたことと、西欧の首都でありながら、物価が非常に安いことや、静かなことにも近年更に驚かされます。<br />
多分、今、ベルリンは、西欧都市の中でとても暮らしやすい街になっているのではないかと思います。</p>

<p>ところで、ロッテルダムでの美味しいお店は、イタリアンの「OLIVA」、ベルリンでは、和食の「ささや」。これが私の今のところの一番のおすすめです。<br />
</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/02/post-26.html</link>
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            <pubDate>Thu, 18 Feb 2010 11:41:53 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>A Brighter Summer Day</title>
            <description><![CDATA[<p>私のロッテルダム映画祭滞在の最後を飾ってもらったのは、故エドワード・ヤン監督の傑作「クーリンチェ少年殺人事件」"237分版"上映です。<br />
"クーリンチェ"は本当は漢字表記なのですが、うまく出てこないので、カタカナ表記でごめんなさい。英語のタイトルが、A Brighter Summer Dayです。<br />
2007年、東京でヤン監督の追悼上映を企画した際、最も上映したかったこの作品を諦めたのは、権利の問題です。日本からの出資で完成したこの作品は、その会社が倒産した際に、日本における上映の全ての交渉が難しい状態になってしまいました。<br />
世界各地でエドワード・ヤン追悼特集といえば、Brighter Summer Day無しには語れなかったとき、製作に関与していた日本でだけは、上映不可能だったのは、胸の痛む体験でした。</p>

<p>今回のロッテルダムでの上映は、「戦後」という特集の中で、2回だけの上映です。映画の時代設定が、1960年前後の、複雑な歴史に揺れる台湾を舞台にしているからです。<br />
上映は昨年、マーティン・スコセッシを中心に、世界のフィルムアーカイブが協力して起こしたWorld Cinema Foundationのもとで修復され、保存されたプリントを使っていました。</p>

<p>アーカイブプリントは、商業映画のプリントとは違って、厳しい使用条件が課せられます。<br />
通常、多くの映画館は、プリントを繋いで、一本の大きなロールにして自動上映できるようにします。しかし、アーカイブプリントの上映に際しては、「絶対に繋がない。切らない」という必須条件のもとに、主催者は誓約書を書かされます。上映に使う映写機の申告も同時に必須です。これは映画祭では日常的な作業であり、2台の映写機で切り替えをしながら上映をします。何故なら、そのプリントは世界に一本しかない可能性が高い、人類共有の文化財だからです。<br />
さてところが、ロッテルダムでは、想像もしえないことが起こりました。プリントが、繋がっているのです。端から端まで。完全に。巻終わりの黒味から、次の巻の始まりの黒味からカウンターまで、一切切らずに、繋げて上映されたのです。<br />
確かに、切っていません。一切。繋いでいますが、その繋ぎは、映像部分にダメージはないでしょう。それは、確かにルールは守っている、一本繋ぎで上映できる効率的な上映方法かもしれません。「う～む。いよいよ映画祭にも効率化の波がやってきたか・・・」としみじみと時代の変遷を感じた滞在最後の朝から午後にかけての4時間でした。でも、一生に、これが最初で最後の体験でありたいなと思いましたが・・・</p>

<p>ともかく、思いがけない体験できる映画祭という場所。クラシック作品の上映に際しては、そういえばもうひとつ面白い思い出があります。あれは数年前の釜山国際映画祭。インドの古い映画を観にいきましたら、あれれ？とうとう観客は私ひとり。字幕投影操作のスタッフ含め、スタッフは会場に5人ほど。完全指定席制をとる釜山映画祭ですから、ひとりのスタッフは、多分彼女の仕事であろう指定席に座るよう指導しにきます。でも、ひとりしかいないんだよ～。いやはや、一人のための上映をしていただくことは、まだ他では味わってません。ともかく、映画祭は最新作品がやはり人気ですね。<br />
さて、数日後に向うベルリン国際映画祭では何が待っているのでしょうか。先週は、マイナス10℃も珍しくなく「毎日アルプス登山に出かける気分だ」と言う人もいたベルリン（今週はマイナス5℃くらいまで上がったらしい）。びっくりして思わずセール期間のロッテルダムの靴屋で、emuのボアのブーツを買ってしまい、日本で買ったほうが安かったことに泣きました。お店の人に、これはすぐに伸びるから、ワンサイズ小さいのを買うこと＆素足で履くのが一番暖かいと教えられ、やってみたらほんとに、劇的に暖かく、「裸足で履くなんて、水虫になるんじゃない？」という声をよそにとりあえずベルリンは乗り切ります。</p>

<p>ところで、ロッテルダムでは、今月の23日＆24日に開催する、ワークショップの打ち合わせも大きな目的でした。ツァイ・ミン・リャンさんと、リー・カンションさんをお招きして開催する豪華な時間。ツァイさんは現地では、間もなくオランダ公開となる『顔』の取材でほぼ三日間缶詰状態でした。<br />
オランダでは、アムステルダムのフィルム・ミュージアムが現在一手にアート系映画の公開を担っているそうで、『空気人形』の公開がそちらで決定した是枝裕和監督も、多数の取材を受けていました。<br />
映画祭ではフィルム・ミュージアムとのコラボで、吉田喜重監督の特集もあり、今年のロッテルダムには、撮影所の時代を知る吉田監督、ピンク映画の世界を知る崔監督の特集があり、世界公開の続く是枝監督、そして、コンペティションや短編上映に参加する、自主映画の時代の監督たちと、まるで日本の映画の歴史がそのまま移動してきたような、すごいことが起きていたのですが、かなしいかな、映画を通じての国力のプロモーション意識の薄い日本を痛感する、何も起きない状況には、色々と考えさせられました。<br />
映画を通じてのプロモーション、まだまだ未開発な日本です。ひとごとではありません。</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/02/a-brighter-summer-day.html</link>
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            <pubDate>Tue, 09 Feb 2010 22:46:02 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>フライドポテトにマヨネーズ</title>
            <description><![CDATA[<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="potato.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/potato.jpg" width="240" height="400" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span><div class="moblogkun-entry"><p>ロッテルダム滞在四日目の夜がやってきました。<br /><br />
あっという間に日が過ぎて、石井監督たちは帰国しました。<br /><br />
寒さは少し和らぎましたが、暖かい食事をひとりでとれる店が少ないのが不便な毎日です。<br /><br />
暖かいと言えるかどうか微妙ですが、ファーストフードとして人気なのは、ポテトフライ。みんな山ほどマヨネーズをかけます。<br /><br />
レストランでもマヨネーズ。この写真、ちっとも伝わらないかもしれませんが、ポテトとマヨネーズです。こちらのマヨネーズは味が薄いので、たっぷり必要なんでしょうが、凄いカロリーだわと人ごとながら不安。でも、滞在中に一度は食べちゃうジャンクです。<br /><br />
<br /><br />
今日は、昨年中国で大ヒットした『南京南京』をプレス試写で観ました。二年前から北京在住の奥原浩志監督から「この映画を"映画"として人と話したいのに、何か否定的なことに触れると"日本人だから（否定したいん）だ"というリアクションになってコミュニケーションが止まってしまう。でもそこで必死に話そうとして、言葉が上達する効果があったかも」という冗談まじりのメイルをもらったときから色々想像してました。<br /><br />
私が中国語圏の映画祭で一番長く通っているのは香港国際映画祭で、もう二十年になりますが、ここでは南京関係のフィクションもノンフィクションもよく上映されます。八路軍兵士たちを描いた映画の特集などもたびたびありました。それらの上映会場に身をおくと、かなり辛いのも確かです。回りは日本と中国の戦争と、それに続く世界大戦の体験者やその子孫に囲まれているわけです。<br /><br />
が今日は、オランダの映画祭でそれもプレス試写会なので状況が違います。ちょっとゆとりをもって映画に入ることが出来、考えることができました。<br /><br />
実は昨日、ヨーロッパの映画祭関係者と話しをしていて、「JALの倒産やトヨタのリコールなど、まさか!なことが次々に起きるし、映画会社は色々危ないという噂が流れてくるし、日本はどうなっちゃたの？このまま対外的なイメージダウンが続けば、プロモーション上手の中国に負けちゃうよ!もっとうまくイメージアップしなくちゃ」と言われ、「え？日本と中国は"VS"な関係なの？」と改めて考えたのでした。<br /><br />
どうも日本は鎖国へ向かい、中国は広がりというふうに見えるらしい。<br /><br />
そんなことも思い出しながら、『南京南京』をみていると、この映画でもはしょられている、約70年前の日中戦争は「何故起こったのか」ということを知らなさすぎる私たちということに帰っていきます。パレスチナのように千年単位ではないけかもしれないけれど、これも充分長い歳月です。<br /><br />
南京の虐殺があったのかなかったのかではなく、それにまつわる映画が絶え間無く生まれてくるのは何故なのかを、映画関係者であり、かつ、国際映画祭では一種、国を代表すように話しかけられてしまうことになる私は考えてしまいます。<br /><br />
<br /><br />
とか言いながら、十年二十年通っている映画祭のある街で、この数年一番気になっているのは、回転寿司屋の増加とそれらが行列になる盛況、そしてかつてガラガラだった日本レストランの満員ぶりだったり...「世界中が和食に目覚め旨い魚が日本に届かなくなる」という説が現実になっていく恐怖...いや、あまり人に言える話しじやないけれどほんとに凄い和食人気の定着です。普通にスーパーに巻き寿司セットが売られていて、みたこともないお箸が添えられているんです。このセットの写真は次回撮ることにします。</p></div></p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/02/post-25.html</link>
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            <pubDate>Tue, 02 Feb 2010 05:59:29 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>オランダから</title>
            <description><![CDATA[<div class="moblogkun-entry">
<img src="http://pff.jp/jp/directorsblog/mobile-updata/20100130_4b63ae59a6a35.jpg" width="240" height="400" alt="Image003.jpg" /></div>
<p>2010年も一ヶ月経とうとしてしているときのブログ更新って・・・・遅すぎますね。<br />
ロッテルダム国際映画祭に着きました。年末から、息つく暇のない毎日が続き、取りやめを真剣に考えたロッテルダム参加ですが、海外出品をお手伝いしている石井裕也監督の『君と歩こう（TO WALK BESIDE YOU)』が、昨日28日の１回の上映で、観客投票10位に入っているニュースに喜ばされ、24時間起きてる頭痛も吹き飛ぶ感じです。

<p>本年は日本映画が例年に増して更にバラエティに富むラインナップになり、「東京で見逃してもカバーできるかも」とつい考え反省。海外では日本で観ることの難しい外国映画をみましょうと自分に言い聞かせながらプログラムブックをみています。<br />
映画祭シンボルの虎は、時々デザインが変わるので、それぞれの虎の姿が、作品の思い出とクロスする効果があります。<br />
ロッテルダムの日本映画ラインナップはこちら↓↓<br />
<a href="http://www.kawakita-film.or.jp/filmfest.html" target="_blank">http://www.kawakita-film.or.jp/filmfest.html</a></p>

<p>更に、ヨーロッパ行きのフライトでは、うまくやりくりすれば、５本の映画を観る事ができますので上空から既に映画祭の始まりです。携帯より少し大きいくらいの画面のパーソナルTVが主流になった昨今の機内装備ですが（昔、大きなスクリーンで数本の映画を決まった時間に上映という方式だったときは、乗客の頭の位置＝観ている人の数で人気作品がすぐわかって面白かった）、どの作品が人気か簡単にはわからなくなったことに加え、小さい画面でも力のある映画は明らかにわかるなあという厳しい現実を実感します。例えばまだ公開中の『母なる証明』。いつどこで観ても凄いものは凄いなと再確認。イーストウッド映画のようですね。ロッテルダムでもまた観ようと思わされました。</p>

<p>そういえばポン・ジュノ作品は黒澤明に似ているところもありますね。年末年始に読んだ映画本のひとつ、小林信彦さんの『黒澤明という時代』は、「黒澤の全作品を全てリアルタイムで観ている人間にしか書けない本にしたい」という気迫の伝わる、発見の多い内容です。特に、映画は公開時に観なければ別のものになる（という言葉は使っておられませんが）、ということと、『酔いどれ天使』で黒澤の構築した三船敏郎演じるやくざのファッションが、どれだけ本当のやくざに真似され、彼らのファッションを変えたかという「映画の影響力」にまつわる話は、胃が痛いです。映画が一歩先を行く、ファッションを風俗をつくる、という技術、まだまだ磨ける気がします。</p>

<p>そしてまた、年末にいただいた『冬の兵士』は、予想よりはるかに厳しい、アメリカの志願兵と傭兵を使っての最新の戦争方法に呼吸困難ともいえる困惑を新たにしました。単純に、「徴兵制度があると、戦争の話題はもっと表に出てくる」のかも知れませんが、更にもっと多くの未来への教訓が溢れている感触があります。 この本をきっかけに、ウォネガットが亡くなって興味が更に減少したアメリカ関係のものを、小説も含め久々にいくつか読んでいます。</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2010/01/post-24.html</link>
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            <pubDate>Sat, 30 Jan 2010 12:58:17 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>冬の兵士</title>
            <description><![CDATA[<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="winter-soldier.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/winter-soldier.jpg" width="240" height="320" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>メリークリスマス！<br />
そして、あっというまに、新年がやってきます。<br />
数年ぶりに会ったイギリス在住の友人が、彼女もボランティアとして翻訳に参加した「冬の兵士」という本を下さいました。"イラク・アフガン帰還米兵が語る戦場の真実"という副題の示すように、若い帰還兵の証言集で、岩波書店から出ています。年末年始の読書リストが更に充実してしまいました。<br />
戦争が、常に世界のどこかで続いており、戦争の影を纏う切実な映画が絶え間なく生まれます。先日も、大変遅ればせながら、井口監督が『人のセックスを笑うな』製作の際に参考にみたというイタリアのヴァレリオ・ズルリーニ監督の『激しい季節』と『鞄を持った女』を拝見し、成瀬巳喜男に繋がる戦争の影を痛切に感じました。もう65年も前になる第二次世界大戦の検証も、今まだ充分にすすまない日本の現実を思うと、他国に於ける戦争の検証を色々考えてしまいます。月日はあっと言う間に経つけれども、人の記憶は消えないことは、辛いことでもあり、幸いなことでもあります。</p>

<p>そして、今年は、生誕100年を記念した催しが沢山ありました。田中絹代、太宰治、松本清張。この3人が生きていれば同じ年とは俄かには信じがたいのですが、想像してみると、例えば、宮崎あおいと、同年齢の小説家志望でデカダンしている青年と、夢を胸に家計のために必死で働く青年がいる、となるとすんなりわかるので、活躍の時差が大きいことの驚きだなと納得します。65年前には、この3名は35歳。全く違う戦後を過ごしたことを思うと、人生予測不可能なことを実感です。</p>

<p>来年は、正月からフィルムセンターで、デビュー50年を記念した大島渚特集が組まれています。<br />
夏のPFFで開催した大島渚講座の採録が、来月発売のSWITCHで楽しめますので、ご一読なさると、きっと更に充実した大島体験をしていただけると思います。<br />
また、まだご報告できていませんでしたが、PFFin名古屋の大島渚講座では、地元在住の一尾直樹監督が『帰って来たヨッパライ』と『新宿泥棒日記』を講義してくださいました。『帰って来たヨッパライ』は、現実感のない若者が、当事者意識を持つに至る物語であり、『新宿泥棒日記』は、ドキュメンタリーとフィクションの融合をいち早く試み、ホントとウソを映画でみせる冒険に成功した稀有な作品であるという（非常に乱暴にまとめてすいません）お話は、実に刺激的で、大島渚講座中1,2を争う面白さでした。<br />
その一尾監督は、新作を完成したばかりです。タイトルは『心中天使』（しんちゅうてんし）。来年公開予定ですので、お楽しみに！</p>

<p>PFFも28日に仕事納め（年末年始も「PFFアワード2010」の審査は継続中ですが）。<br />
年明けはロッテルダム映画祭が待っています。この映画祭でこれから一年の話題になる新人監督作品の多くが出揃い、様々な映画祭で監督たちが再会を繰り返します。<br />
例えば、昨年ですと、韓国の『Breathless』。多くの映画祭で賞はこの作品へと行き、PFFスカラシップ作品の『不灯港』はスペシャルメンション授与が続きました。（『Breathless』の日本公開が予定されていると聞きます。是非ご覧下さい。）今年は、コンペにPFFからの出品はありませんが、どんな作品が登場するのか楽しみです。同時に、ロッテルダムは、この一年の話題作が最後に集まる映画祭でもありますので、見逃した作品をまとめて観るチャンスにもなります。オランダ方面に旅行をお考えの皆様は、アムステルダムから電車で1時間ばかりのロッテルダムで映画祭三昧の一日もいかがでしょうか。<br />
但し、ロッテルダムは安い宿がないので、宿泊はおすすめしません。</p>

<p>2月には、ワークショップ企画の第三弾を予定しています。<br />
第三弾は、前回よりいささか深い内容になる予定で、二つの違ったワークショップを設定する計画です。<br />
順調に行けば、年明け早々に詳細をお伝えしますので、お楽しみに！</p>

<p>長くなってしまいましたが、本年もありがとうございました。<br />
皆様、よいお年をお迎えください。<br />
（文中敬称を略させていただきました）</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2009/12/post-23.html</link>
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            <pubDate>Fri, 25 Dec 2009 17:41:09 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>神代辰巳監督＆ロッテルダム＆ベルリン</title>
            <description><![CDATA[<p>先日ラインナップをご紹介した「世界が注目する日本映画たち」。十回目を迎える来春の上映7作品の一本『人のセックスを笑うな』は、本調有香さんが脚本を執筆なさっています。<br />
本調さんの脚本家デビューは、95年にお亡くなりになった神代辰巳監督の『インモラル・淫らな関係』です。<br />
神代監督といえば、『<strong>青春の蹉跌</strong>（せいしゅんのさてつ）』に思い出があります。<br />
塚本晋也監督がこの作品を常々大好きな映画に挙げておられて、PFFでも昔、"若手監督の選ぶベスト作品特集"といったような企画で、上映したことがあります。その時来場された塚本ファンの若い女性が、アンケートに「さすが塚本監督、あくまでも"鉄"に拘るなあ～と感激したんですが、鉄ではなかったのですね」と書かれていて、ウケました。そのお客様の頭にあったのは、きっと、映画『青春の<strong>砂鉄</strong>』。どんな内容を想像してらしたのでしょうか・・・・・・<br />
そういえば、磁石を砂に入れると鉄がくっついてくること、大人になって試してみることがありませんね。</p>

<p>この神代辰巳監督の特集が、監督の故郷佐賀で、12月5日から18日まで開催されています。<br />
PFFin福岡の宣伝や運営の手助けをしてくださったり、予備審査員として参加くださることもある、芳賀さんが経営なさっている佐賀の映画館「CIＥＭＡ(シエマ）」の2周年記念イベントと、神代監督のご実家、神代薬局120年記念もあわせての企画で、会場は勿論「CIEMA」です。<br />
折角なのにこのニュースをお伝えするのが遅れてしまいましたが、初日の5日には、出演俳優、スクリプター、助監督らを迎えてのトークや、渚ようこさんの歌謡ショーも開催されました。</p>

<p>1996年、橋口亮輔監督の長編第二作『渚のシンドバッド』がコンペティション上映となった際に、初めてオランダのロッテルダム映画祭に参加したのですが、丁度神代監督の追悼特集が行われていました。日本のピンク映画やポルノ映画が海外に積極的に紹介されはじめた時期でもあり、様々なお客様が来場し、思わぬ笑いも出る会場でした。<br />
そのときに、アフレコ使いの面白さが印象に残りましたが、今年PFFで特集した大島渚監督にも、同時録音とアフレコの実験の面白さを感じたように、60～70年代に活躍した監督たちの音の実験は、非常に興味深いと思います。かなりアナーキー。</p>

<p>毎年1月末開催のロッテルダム映画祭も、かなりアナーキーな映画祭で、近年、ヨーロッパで重要な地位を占めてきています。その直後の2月に開催されるベルリン映画祭と、昨今は作品のとりあいが生じるため、この時期は、作品を出品する私たちにとって、胃の痛くなる季節です。<br />
本年は、2年前に世界で初めて石井裕也監督に注目して、自主映画4作品を一挙に特集してくれたロッテルダム映画祭と、監督自身が是非挑戦したいというベルリン映画祭と、石井監督の新作2作品のプレミア上映に、悩ましい一ヶ月を過ごしました。最終的には、それぞれ1作品づつ上映いただくという素晴らしい結果になったのですが、映画祭ディレクターとしては、ロッテルダムのあの英断を想い、映画プロデューサーとしては、ベルリンにトライすることが必須であり、ふたつの立場の両立の難しさを、今回も痛感しました。</p>

<p>話はもどって、佐賀の<strong>CIEMA</strong>を先ほどご紹介しましたが、九州には個性的な映画館があります。<br />
熊本の<strong>DENKIKAN</strong>、大分の<strong>シネマ5</strong>など。九州新幹線の開通に伴い、週末を福岡で過ごす人が一挙に増加し、各地の繁華街はますます閑散としてくるのではないかと懸念されるなか、それぞれ大きな営業努力を強いられています。映画が、興行としての過去のノウハウが無力になっている昨今、細やかな人と人とのつながりや、絶え間ない運営の工夫がどこまで楽しめるか。映画に関わる人々の共通の課題のような気がします。</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2009/12/post-22.html</link>
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            <pubDate>Mon, 07 Dec 2009 13:09:04 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>入場料金の適正価格とは・・・・</title>
            <description><![CDATA[<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="kavc.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/kavc.jpg" width="200" height="250" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>先週末の神戸＆名古屋同時開催を最後に、第31回ぴあフィルムフェスティバルの上映が全て終了しました。<br />
一年中映画の上映が映画館と同等に続けられている、映写やスタッフの装備がしっかり整った会場である「神戸アートビレッジセンター（KAVC）」があるから、２都市の同時開催を展開出来たので、KAVCには本年も感謝感謝です。</p>

<p>PFFの開催会場は、映画館が京都の「京都シネマ」しかありません。各地の公共ホールての展開が中心です。<br />
東京は国立のフィルムセンターですし、仙台、名古屋、神戸、福岡は、県や市の公共施設のホールです。もうかれこれ10年、これらのホールで、担当の学芸員の方々と共に開催していますが、<br />
その建物の設計意図や、出来上がったものの使い勝手、その後の運営体制など、個々の運営団体の哲学や状況が伝わってきて、全国各地の「映像文化のポジション」を、毎年学んでいる感覚があります。これは、かなり貴重な体験ではないかと感じています。</p>

<p>また、映画館として機能する神戸以外は、皆、一般興行を行わないため、基本的な上映料金の設定が低くなっています。そうすると、何が起きるかというと、通常料金として観客の中にインプットされた料金以上の値段設定に対して、クレームが出ます。<br />
つまり、PFFの料金は高い。安くしろ。というクレームです。<br />
映画館で開催される映画祭は、通常の入場料金より多少安く設定する場合が多いので、その類のクレームには繋がりませんが、逆に、通常料金より高くなるイベントとなると、主催者側からすると、不利です。<br />
本年は、特にその不利な部分を感じさせられる場面が多かったように思います。</p>

<p>そんなこともあって、入場料金について考える機会が多かった秋なので、いくつかの実験をやってみようと考えました。<br />
まず、一日じゅう、正価でロードショーをはしごする。という実験をしました。<br />
あまり時間の組み合わせがうまくいかず、一日4作品しか廻れませんでしたが、1800円×4作品で7,200円。晴れた日曜日、この金額で出来る他のことをあれこれ考えてしまう金額でした。<br />
しかし、よく耳にする、日本人の平均的な映画館に出かける回数は、一年に1作品というデータが正しいのだとすると、私はそのたった一日で4人分を消化したのです。<br />
映画祭の観客には、年に数百本を"スクリーンで"観るという人もいます。レンタルビデオやDVDではなくてです。そんなことを思い出すと、どう考えても、一年に一本もみない人の数は膨大であろうと思われます。<br />
ただ、広い意味で言えば、映画で食べている私たちですから、映画にそれを還すのは、至極当然のことと思えます。映画で食べてる人が映画館で映画をみることを習慣にするだけで、かなりの観客動員が図れるのではないかと感じました。</p>

<p>その後、レディースデイや映画の日、前売り券での入場、映画館ではない場所での上映のはしごなど、プランしていますが、慌しくしてしまい、まだ実行できていません。一日4作品をはしごするシリーズを出来るだけ試し、映画の適正価格についてもっと考えてみたいと思います。</p>

<p>かつて、映画は散髪代と同等価格が設定の基準だったそうです。<br />
その散髪代も、現在はさまざま。<br />
あらゆることに、新たな基準が必要になってるなという感を、ここでも強くしました。</p>

<p>神戸の会場、神戸アートビレッジセンターは、淀川長治さんのふるさと新開地にあります。かつては映画館だけでも10軒が林立する神戸一の繁華街だったのですが、今は昔です。<br />
近所の洋食屋「一平」が美味しいです。</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2009/12/post-21.html</link>
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            <pubDate>Tue, 01 Dec 2009 17:56:34 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>世界が注目する日本映画たち</title>
            <description><![CDATA[<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="pyon-yan.JPG" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/pyon-yan.JPG" width="283" height="214" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>このタイトルの映画イベントを、毎春、所沢市民文化センターの「ミューズ　マーキーホール」で開催しています。主催は、所沢市文化振興事業団。PFFで企画制作を行っています。「世界のアーティストが集うコンサートホールで、一年に3日間だけ行われる映画イベント」として定着し、来春10周年を迎えます。</p>

<p>最初に所沢市の皆さんと共に企画を考えた際に、このホールの音響と、この企画のために設置した大スクリーンに上映する作品のセレクション基準として、"邦画"であり、"国内のみならず国際的な評価を持つ"というイメージが湧きました。所沢が日本の航空発祥の地であることや、日本大学映画学科の校舎があることも関連するでしょう。そして、所沢近郊の映画館で観ることのできない作品＝"単館公開系の作品を集める"ことも、決まりとなりました。<br />
当時、20世紀の終わり、日本映画の海外での人気が非常に高まり、海外での公開本数も増加していました。その勢いを、ひとりでも多くの方にお届けしたいとも思いました。<br />
毎年、8本を上限としたラインナップを行います。<br />
来春の開催日程は、3月20日（土）、21日（日）、22日（月・祝）です。<br />
ラインナップは、『愛のむきだし』『ウルトラミラクルラブストーリー』『空気人形』『ぐるりのこと』『ディア・ドクター』『人のセックスを笑うな』『フィッシュストーリー』の7作品です。いづれも、国内のみならず、海外映画祭や海外の劇場公開で人気を博した作品です。</p>

<p>この企画を10回続けて、変化を肌で感じることがあります。<br />
会場の映写設備が35ミリフィルムに限られるため、ビデオ作品の上映を断念する必要があるのですが、近年、ビデオでの秀作が増加しています。それから、毎年出来るだけ新しい監督の作品を紹介したいと考えているのですが、海外で人気の監督が、レギュラー化してきています。例えば、河瀬直美、黒沢清、是枝裕和、諏訪敦彦（敬称略）という面々が、10年間ずっと変わらず世界中に観客がいます。</p>

<p>現在、映画をつくるチャンスを掴むには、海外とのコラボレートは必須事項とさえ言えるのではないかと思えます。世界中の映画マーケットが縮んで来ている現実とは、世界中にその映画の観客がいるという前提で作品をつくるという風に「前提を変える」ことだ、と、多くの映画人が気付いて、行動を始めています。このことを映画製作に取り組む常識としなくてはならない21世紀がやってきました。"言葉より強い映画の力"で、世界に愛される映画監督の増加を祈りながら、毎年「ミューズ　シネマ・セレクション　世界が注目する日本映画たち」を企画しています。</p>

<p>その7回目のラインナップの1本に、ヤン・ヨンヒ監督の『ディア・ピョンヤン』という作品がありました。監督の家族を追ったドキュメンタリーです。このヤン・ヨンヒ監督が、本を出したという連絡をいただき、先日、出版記念パーティーというものに初めて参加しました。<br />
『北朝鮮で兄（オッパ）は死んだ』というタイトルで、佐高信さんが聞き手で監督が様々な体験を話しています。このパーティーは、佐高信さんの『日本の権力人脈』、目加田設子さんの『行動する市民が世界を変えた』という3冊合同のパーティーだったので、多くの政治家がスピーチに登場し、会場の雰囲気も、政治に親しんだ人々の集いな感じで、私には何もかも新鮮で面白かったのですが、映画関係のパーティーも、映画に親しみのない人々にとっては、不思議な世界かもとふと冷静に考えました。自分があるカテゴライズされた世界にいることは、なかなか気付かないものだということに、気付かされた夜でした。同行したベルリン映画祭フォーラム部門のディレクター、クリストフ・テルヘヒト氏に、スピーチなどを説明しようにも、政治用語をさっぱり知らないことを愕然と気付かされ、通訳という仕事の凄さも実感したのでした。</p>

<p>さて、作品をご覧になった方はご存知でしょうが、『ディア・ピョンヤン』は、非常な勇気を持って発表された作品です。この作品を上映したときの、観客の皆様の反応が大変興味深かったのを覚えています。「人は、聞きたいことだけを聞き、みたいものだけを観る」という言葉は真実だなあ・・・・ということを再認識した瞬間もあった体験でした。是非、多くの方にご覧いただきたいと思います。<br />
そして、新作『ソナ・もうひとりの私』の完成も近いとのこと。釜山国際映画祭で未完成バージョンながら御披露目をし、その場でベルリン国際映画祭での完成版招待も決定したとのことで、拝見できる日が楽しみです。</p>

<p>ベルリン国際映画祭といえば、前述のテルヘヒト氏と、パノラマ部門のディレクター、ウィーランド・シュペック氏が先週東京に滞在し、セレクションを行いましたが、プログラム決定連絡はアジアツアー終了後とのこと。とりあえず気がかりなことは忘れてしまって、日々の仕事に邁進です。<br />
この週末は、PFF名古屋と神戸の同時開催。2都市を駆け足でまわります。</p>

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            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2009/11/post-20.html</link>
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            <pubDate>Tue, 24 Nov 2009 22:06:42 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>福岡＆仙台＆美味しいお店</title>
            <description><![CDATA[<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="sendai.JPG" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/sendai.JPG" width="300" height="201" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="yurusare01.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/yurusare01.jpg" width="300" height="178" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>まず、福岡の瀬々監督による大島渚講座についてです。<br />
学生運動に詳しい瀬々監督ですから、同じく京都大学時代、運動に参加していた大島渚監督の作品について、「どの視点からどの世代に向かって描いていたか」という、非常に面白い話を展開してくださいました。"運動に参加すること"と、"映画監督になること"がシンクロしていた時代が、確実にあると思います。それらの人々による、作品の解析は、この混乱した世相に非常に役立つのではないかと、もっと他の機会がつくれないかと考えてしまいました。<br />
福岡での上映は、『太陽の墓場』と『日本春歌考』。<br />
2作品とも、松竹から提供いただいたプリントでしたが、どちらもとてもよい状態で、福岡市立総合図書館が持つ非常にクオリティの高い映像ホール「シネラ」の大画面での上映は格別でした。</p>

<p>今年のＰＦＦ企画のはじまった春からずっと、大島＆イーストウッド漬けの日々のためか、大変まずいと思いつつ、現在の劇場公開作品がゆるく感じられてしまって困っています。1930年代生まれの監督たちの持つ冒険心、好奇心、強さを、現在にふさわしい別の形で継承していくつくり手の出現を期待している自分を知るこの半年でした。</p>

<p>そして、哀しいかな、その大島＆イーストウッドとも、来週末の神戸と名古屋のPFF開催を最後にお別れです。<br />
先週末の仙台では、映像専門学校の授業の一環として、イーストウッドの『許されざる者』を約70名の10代の学生にみていただきました。幾人かの方々の心に、小さく痕跡が残ってくれることを祈っての上映でした。<br />
仙台会場の「せんだいメディアテーク」は世界的に評判の建築物で、市の図書館としても、さまざまな講習会やイベント会場としても、大変利用頻度の高い、街のランドマークです。9回目のPFF開催で初めて宮城県出身のPFFアワード入選者が登場したこともあり、老若男女の非常に熱心なお客様にご来場いただけました。<br />
今年はアワード入選の4監督が来場して、上映後のトークを行ったのですが、全国で一番豊かな時間が持てたかもしれません。『映画製作において、手を抜いていいところはひとつもない』ことを、つくり手として痛感させられる、映画の中の小道具、舞台設定、台詞などについての鋭い質問が、特にご高齢の方々から出、なにひとつないがしろにできないものづくりの厳しさと楽しさを再認識させられました。<br />
PFFアワード作品＝自主映画をこれまで一度もみたことがないであろう多くのお客様の姿に、主催者としては、少々ハラハラしましたが、良い時間となって大変うれしく思いました。</p>

<p>実は全国ツアーは、各地の美味しいお店を再訪する楽しみでもあります。毎年各人「ツアー貯金」をして年に一度の贅沢に備えます。福岡は「山ちゃん」、京都は「有恒」、仙台は「一心」や「Jus」や、数え切れないほどありますが、これは仙台の担当者の小川さんも美味しいもの好きで一緒に参加してくれるからです。関西は神戸の「千代」や大阪の「炭味屋」、「花かご」など、関西の胃袋大王の宣伝マン、船井さんが教えてくださいます。<br />
いや、食べ物の話になると激しく脱線するので、このへんで。</p>

<p>週明けの24日は、鎌倉で「アカルイミライ」と「トウキョウソナタ」の上映の後、黒沢清監督と対談という川喜多記念映画文化財団の企画に参加します。10年ぶりくらいになる鎌倉行きですので（思い出してみますと、前回はジャジャンク監督と山形国際ドキュメンタリー映画祭の藤岡さんと小津墓参にまいりました）、さまざまな映画関係の場所を散策してみようと思っています。<br />
最近、鎌倉を舞台にと言えば、吉田秋生さんの漫画「海街diary」。新刊がものすごく待ち遠しいです。</p>

<p>そんなこんなで、明日から始まるFILMEX、また数えるほどしか参加できそうもなく悲しくなっています。<br />
海外の映画祭でみそびれた映画は、「大丈夫だ、TIFFとFILMEXで日本語字幕つきでみせてくれる！」と自分に言い聞かせて帰ってくるのに、東京にいると、ほんとに映画祭に通うのが難しくなります。今年はコンペや招待作品以外に、メルヴィルあり、私の一番生まれたかった30年代特集はあり、ず～と浸っていたかっただけに、心から残念です・・・・・</p>

<p>と悲しんでもいられません。<br />
PFFの神戸開催には兵庫出身でグランプリ受賞の井上監督はじめ蔦監督、加治屋監督、岩永監督が、名古屋開催には、愛知出身の武田監督はじめ、飯塚監督、蔦監督がやってきます。蔦監督はとうとう全国制覇達成しそうです。<br />
是非ご来場ください。</p>

<p>また今日も長くなってしまいました・・・</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2009/11/post-19.html</link>
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            <pubDate>Fri, 20 Nov 2009 14:42:45 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>そして印象的な言葉を</title>
            <description><![CDATA[<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="tsukamotows.jpg" src="http://pff.jp/jp/directorsblog/updata/tsukamotows.jpg" width="300" height="201" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>また日が経ってしまいましたので、印象的な言葉を駆け足で記してみます。</p>

<p>●10月24日＆25日の「「自主映画」製作の基礎知識＆ワークショップ」<br />
塚本晋也監督、川原伸一プロデューサー、志田貴之カメラマン、林啓史プロデューサー補にお越しいただいた2日間で、2本の短編映画を生むことができました。<br />
ほんとうは、『自宅で、自分のPCで、音にこだわれるまでこだわる』という、映画の仕上げに力を注ぐところまで行きたいねと企画ちゅうに川原プロデューサーがお話していたのですが、やはり、そのためには"３日間"が必要でした。それだけが心残りですが、受講者のオリジナル脚本2本を映画に出来たのは、かなり画期的なことだったと思います。<br />
＊写真は、ワークショップでの撮影風景。撮影を見守る塚本監督が手前にいます。<br />
初日は、塚本監督に、映画製作の心構えともいえるお話を様々に伺いました。<br />
その中で、最も印象的だったのは、毎回、映画の企画を進め始める前は、もうこんな苦しいことはやめたほうがいいのではないかと煩悶する。という話です。しかし、同時に、毎回、いや、人はどうせ（必ず）死ぬ。ならば、一度の人生、やるだけやってみようと決意することの繰り返しだと。<br />
同じようなお話を、これまで何人かの監督から伺いました。<br />
池波正太郎さんの小説にたびたび出てくる「いのちがけ」という言葉がありますが、私の仕事を通して、まさにこの言葉を実感することが珍しくありません。先日封切られた、松田優作さんのドキュメンタリー「SOUL RED」も、いのちがけの俳優の記録でした。</p>

<p>●ＰＦＦin京都　<br />
沢山のゲストに来場いただきましたが、私の進行した大島渚講座の一部をご紹介します。<br />
10月26日＜林海象監督「絞死刑」＞日本映画監督協会の理事長だった大島監督のエピソードを色々ご紹介くださいました。林監督曰く、やけに熱い監督たちの時代。特に、ライバルを自認していた今村昌平監督が、大島監督が倒れた報を聞き、病床から起き上がり、（この隙に）映画を撮ろうとしたという話には、驚きました。<br />
10月27日＜渡部眞撮影監督「御法度」＞カメラマンの仕事は、現場を円滑に動かすためのサービス精神が非常に重要であることが強く伝わるエピソードの数々に驚きました。また、現在教鞭もとっておられる渡部さんの、次代の為の映画の環境づくりがなされなくてはならないという危機感が強く伝わりました。<br />
10月28日＜若松孝二監督「愛のコリーダ」＞東京に引き続き参加いただきました。<br />
今回は完成以来、33年ぶりにお客様と一緒にスクリーンでご覧になり、その直後のトークということで、東京とはまたひとあじ違う（東京は予算や収入の話が多かったのですが）臨場感あるお話になりました。しかし、何度もおっしゃっていたのは、「どうしてもこれをやりたいという想いは、必ず実現する」ということでした。</p>

<p>とここまで来て、福岡以降はまた明日。<br />
これから仙台開催に向かいます。</p>

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            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2009/11/mata.html</link>
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            <pubDate>Thu, 12 Nov 2009 17:20:49 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>ブログ失格なこの日付・・・</title>
            <description><![CDATA[<p>前回の日付から、3週間経ってしまいました・・・・反省。先ほど、申し込んでおいた市川準監督のボックスが届き、情感溢れるブックレットに感動していました。特典でついているＣＭ集も楽しみだったのですが、ダノンやキリンビールが漏れていて、すこし残念でした。すいません、マニアックな発言でした。</p>

<p>この3週間を振り返ると、オランダのロッテルダム国際映画祭、台湾の台北映画祭、ドイツのNippon Connectionのために試写をし、塚本晋也監督と海獣シアターのプロデューサーやスタッフの面々に2日間のワークショップを実施いただき、京都のPFFに3泊と福岡のPFFに4泊の旅をし、京都の大島渚映画講座では、林海象監督、渡部眞カメラマン、若松孝二監督、福岡の大島渚講座では、瀬々敬久監督にお話を伺い、東京フィルメックスで御披露目される大森立嗣監督の新作を拝見し、エネルギー充填のために舞台を観て（生の舞台にはいつも励まされます）、豪華中華料理会を行い、といったことがありました。生まれて初めて眩暈が起きて生まれて初めて点滴をしたのも楽しい思い出です。</p>

<p>海外のディレクターやプログラマーの方々の話や、イベントでのトークを随時紹介しようと始めたこのブログなので、大変遅ればせながらで間抜けですが、いくつか興味深いお話をお伝えしたいと思います・・・・なのに、写真がない！これまたブログ失格ですね。思い出すと、写真撮ることが全く習慣になっていない人生です。お会いした方々との記念写真も皆無。極端に言えば、写真を頼りに振り返ると、さっぱりわからない人生かもと、突然気付いて笑いました。そんなこんなで、暫く写真無しでご勘弁ください。</p>

<p>ユーチューブを使っての一部ライブラリー作品の公開を始めようという企画もあるロッテルダム国際映画祭は、１月の開催です。一昨年刷新されたディレクターは、舞台芸術の方面から来た、映画初体験のルトガー氏。プログラマー達より若い好奇心いっぱいのディレクターで、映画祭全体に「新しいことをしよう」という意欲が満ち溢れてきたような気がします。プログラマーのヘルチャン氏は、もう毎年おなじみですが、ルトガー氏は初来日。たった3日の滞在ということで、観光時間もなく、到着後ホテルに荷物を置いてすぐPFFまで来てくださいました。ヘルチャン氏は、一日PFF試写室に篭りっきりで、英語字幕つきPFFアワード作品を完走。気になった作品へのコメントを次々と述べるのですが、その最初に、必ず「とてもいい作品だが、いくつかの問題がある」と枕言葉のようにひとこと入るのが面白くてたまりません。「問題のない作品に出会ったことがあるか？」という質問には、応えてくれないのでした。ところで、オランダといえば、大麻が合法であることが有名ですが、大麻カフェやバーが「禁煙」なのはご存知でしょうか。大麻はOKだが煙草は吸ってはいけないのです。オランダは、現在、禁煙運動徹底中。ホテルの宿泊には「このホテルのいかなる場所でも喫煙しない」という誓約書を書かされ、違反すると即追い出されますので、喫煙者の方は、ロッテルダム映画祭参加の際は覚悟ください。</p>

<p>以前紹介した、学園祭のようなNippon Connectionは、マリオン、ホルガー、ぺトラの3人で鑑賞。台北映画祭のディレクターのジェーンも同席です。ジェーンとは暫し、亡くなったヤスミン監督の追悼。東京国際映画祭参加の合間を縫っての試写だったので、持ち帰り作品もあり、まだまだセレクションに時間がかかるでしょう。Nipponn Connectionに受けるだろうと予測した『大拳銃』、受けてました。皆さん、東京国際で観た、石井裕也監督の『君と歩こう』が面白かったと話しています。11月はベルリン国際映画祭や21日からの東京フィルメックスにあわせて来日する映画人など、また海外映画祭の人々がやってきます。最新スカラシップ作品『川の底からこんにちは』の英語字幕版も完成しました。海外の御披露目を決めなくてはなりません。</p>

<p>24日＆25日の塚本晋也監督と海獣シアターの皆さんを迎えてのワークショップは、大学&amp;専門学校生16名、高校生9名、社会人3名の受講生で実施されました。初日は、塚本監督の体験談や映画製作にまつまる話を中心に展開し、高校時代の傑作『原始さん』はじめ、幻の作品も御披露目されました。2日めは、任意に提出された短い10脚本を提出者にプレゼンしてもらい、多数決の結果、受講者を2班に分けて2作品を撮影敢行。編集までを完遂しました。この2日間のトピックスや、京都＆福岡でのゲストたちの貴重な話は、長くなるので、また明日。写真も探してみます。</p>]]></description>
            <link>http://pff.jp/jp/directorsblog/2009/11/post-18.html</link>
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            <pubDate>Thu, 05 Nov 2009 15:23:21 +0900</pubDate>
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