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PFFディレクターBLOGRSS

2012/08/06 01:21:29

本日プログラム上映日時の発表です

お待たせしております第34回PFF上映日時を本日発表します。

「PFFアワード2012」16作品と、「映画のルックを浴びてみる!マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー&ジャック・カーディフ」の5作品は、各2回上映。
「日本映画最新作」「追悼・森田芳光監督幻の8mm作品たち」「テレビドラマに挑戦!WOWOWドラマをみる。」「第22回PFFスカラシップ作品お披露目+世界グッドモーモーニング!!ライブつき上映」は、各1回上映のプログラミングです。

本年も、会場の東京国立近代美術館フィルムセンターは、レギュラー上映とは異なり、PFF開催には「完全指定席制」を導入します。前売り券をお求めになると、確実に席が保障されます。

このあと、11日のチケット一般発売日には、公式サイト工事中の『贖罪』の詳細や、森田芳光監督の追悼企画におけるトークゲストの発表、PFFアワード最終審査員5名の発表が実現するよう、ただいま鋭意努力中です。

同時に、事務局は、着々と開催準備に突入中。
スカラシップ作品の撮影もクランクアップし、編集へと突入します。
私はカタログ編集に向かうちょっとした合間の気分刷新に、ものすごく久しぶりに~文芸坐が、新文芸坐になってはじめて~オールナイト上映に出かけてきました。
「ゴダール+ジガ・ヴェルトフ集団」4本立て。音楽についての菊地成孔さんのトークつきです。
なんといっても、菊地さんのいつも目からうろこの音楽情報を聞きたかった。そして(実はDVDbox持っているんですが)この時代のゴダールをスクリーンでみたかった。

いや~!行ってよかった!ものすごくリフレッシュしました。
菊地さんのお話も、勿論面白かった。上映作品は『東風』『たのしい知識』『ウラジミールとローザ』『万事快調』。22時半スタート6時半終了の、8時間を映画館で過ごしました。ああ久しぶり。
映画館閉館のニュースが、またバタバタと飛び込んだ先月ですが、「"映画館の無い街"更新記録が伸びるばかりの現実は、ひとりでも多く映画館に行かないとストップしない」と、改めて身にしみます。

ところで、自分がオールナイトというか、映画みていてめったに眠ることがないタイプだな、と、ふと気づきました。
長距離移動の飛行機の中で、徹夜明けですごくお酒飲んでも滞空中ずっと映画みていられます(←脳梗塞とかの原因になるので、真似するのはやめましょう。私ももうやめます)
これまで、唯一、はっきり眠ったのは、タルコフスキーの『ノスタルジア』と『鏡』。
まず、タルコフスキー・オールナイト4本立てで、この2本を眠ってしまい、「もう一度昼間に挑戦!」と意気込んだものの、またまた眠ってしまい、3度めの挑戦で、何とか『鏡』は完走したものの、『ノスタルジア』はまたまた眠ってしまい、以来、再挑戦できないまま今日に至る。というわけで、『ノスタルジア』は、私の中で眠れる最高傑作映画です。
・・・・思い出したので、次はきっと完走します。

ゴダールに戻りますと、
たまに、「自主映画って、ゴダールみたいな映画でしょ」と言われることがあります。自主映画をみたことがない方に。
「ゴダールみたいな映画あったら、すごいよね?」と心で思いつつ、「それはどんな映画を指しているのだろうか?」と考えます。そして、今、「それは多分『東風』のような映画?」と思います。公開時にご覧になった方々の記憶に、「自主映画」と焼き付けられているのでは?と。
楽しい。
ゴダールのような自主映画、たくさんでてほしい。
リアルタイムに衝撃を受けた50年代60年代生まれの映画作家に続く、新世代に、「映画は教養である」という気運、盛り上がってほしいな、とも思う朝でした。

オールナイトの話に流れてしまいました。
第34回PFF開催まで、あと6週間。
本年は、会場の「開場から上映開始まで」のインターバル映像を、ちょっと楽しくしてみたいなあと考え、横浜在住の若いアニメーション作家に会いに行きました。
どんなアイデアを盛り込んでくださるか、とても楽しみにしている私たちですが、そのとき、久しぶりの横浜で、これまたリフレッシュ!
50年代、60年代の日本映画、横浜が舞台によくなってますねえ。
映画人も、銀座から車を飛ばして、横浜に遊びに行くの日常的だったとか、
くらくらしますねえ。
あ、今度は横浜に話が流れた・・・

オールナイトと横浜。つい、濱口さんの『親密さ』みなくちゃオールナイトで、とつぶやく自分が危険です。中華街のおいしい店調査とかしちゃう自分が危険です(「山東」の水餃子おいしい!)。
実は、所沢での春の恒例イベント「世界が注目する日本映画たち」プログラミングも、今月のTSUTAYA企画更新も、締切り迫る私なのでした。


プロフィール

PFFディレクター
荒木啓子 Keiko Araki

雑誌編集、イベント企画、劇場映画やTVドラマの製作・宣伝などの仕事を経て、1990年より映画祭に携わる。1992年、PFFディレクターに就任。PFF全国開催への拡大や、PFFスカラシップのレギュラー化、海外への自主製作映画の紹介に尽力。国内外で映画による交流を図っている。

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