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PFFディレクターBLOGRSS

2011/06/16 21:53:20

ここでも即戦力が求められている?

NHK朝のヒロインに堀北真希決定というニュース。尾野真千子、井上真央、多部未華子、宮﨑あおい、池脇千鶴(敬称略)と、映画を観てきた人には「おお!」というキャスティングが続く近年。「新人発掘を映画に託し、安心できる女優を登用?」という図に見えなくもなく、いろんな場所で「即戦力」が求められる昨今だなあと感じます。テレビドラマをきっかけに、彼女たちの出演した映画を遡って観る視聴者が増えると嬉しいと同時に、映画もテレビも、次世代育成のゆとりを持てる状況を工夫しなくてはなと、自らの足元をみてしまいます・・・
 
今、渋谷ユーロスペースで公開中の『スリー☆ポイント』。自主映画作家の代名詞のような山本政志監督の新作に、明日は柴田剛、富田克也、真利子哲也のこれまた根性入った3監督のトークがあるそうで、「引き継がれる自主映画魂?」という感があります。歴史の伝承を目撃しに、明日、渋谷へ!みたいな感じでしょうか。
*富田克也監督の新作『サウダーヂ』は吉祥寺バウスシアターの「爆音映画祭」で、真利子哲也監督の『NINIFUNI』は東京テアトルで体験できます。
先日、生きる映画史のような犬塚稔(1901~2007)の自伝(ほぼ100歳で執筆)を遅ればせながら読み、脚本家、そして映画監督として、サイレントから映画の黄金期、そしてテレビ映画の時代まで知るその生涯が如何に稀有なものかを感じました。「歴史」。そこから発見できるものが多いなと昨今感じています。本年、第33回PFFは、映画の歴史を裏テーマに、プログラムを構成できなかと考えはじめています。
勿論、有無を言わさぬ歴史の"最先端"は、PFFアワード2011作品。これら作品を中心に、10日間でどんな映画の歴史を紡げるか、刺激的なプログラムを目指します。
そして、いよいよ仕事が切羽詰まってきたので、このブログ更新もプログラム発表まであまりできないことを予測。
また、これからは映画祭に集中なので、最後に、先日お名前をあげた菅谷昭松本市長のインタビューをご紹介します。

http://www.fng-net.co.jp/itv/index.html

 
インターネットの情報を検索してるとき、文字で起こされたもののほうが、映像をみるより時間がかからず助かる、と感じてる自分のゆとりのなさを知る昨今。文字起こしをしてくださっているサイト(「ざまあみやがれい!」や「みんな楽しくHappyがいい♪」「小出裕章(京大助教)非公式まとめ」など)はありがたい存在です...って、映画映像を生業にする身で、とんでもない発言すいません。
第33回PFFでは、た~っぷり映画映像の力、お見せします!

プロフィール

PFFディレクター
荒木啓子 Keiko Araki

雑誌編集、イベント企画、劇場映画やTVドラマの製作・宣伝などの仕事を経て、1990年より映画祭に携わる。1992年、PFFディレクターに就任。PFF全国開催への拡大や、PFFスカラシップのレギュラー化、海外への自主製作映画の紹介に尽力。国内外で映画による交流を図っている。

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