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PFFディレクターBLOGRSS

2011/06/14 00:58:27

試験前の中学生のように

切羽詰まっているときほど、全く関係ないことをやりたくなりますよね。
今、現実逃避に、映画館で観たい映画リストや、新居のインテリア案なんかつくちゃって、「中学生か?」と反省している深夜です。悪くすると色鉛筆探しそうです。「小学生か?」です。シールも貼るか?そんな馬鹿をやっていると、暫く自分に禁止を誓った福島第一原発情報収集の封印を解くようなサイトが送られてきました。妊婦の友人から「辛いけど最後まで読みましたが、ご存知でしたか?」と。

カレイドスコープ http://kaleido11.blog111.fc2.com/

視覚に訴える力の大きさを実感する、直視するのに勇気が必要な写真。
妊婦や幼児を持つ親たちにとって、この現実はどれだけ重いかと想像します。子供の給食を断る手続きや、プールの日を休ませる手続きなど、都内でそれがいかにマイノリティーな行動か知るという体験談も耳にします。長野県松本市の菅谷昭市長のように、知識と経験と現実把握力と決断力と行動力ある首長に恵まれた市民の幸せを羨む声も多いです。
「知識と経験と現実把握力と決断力と行動力」のある、今、現実を改善できる人材が、そこまで枯渇しているはずはないと信じたい日本ですが、そもそもそんな人物を「探し出す」術がないのかも・・・「今何が必要か」わかっている人が探す立場にいないとそうなるなあ・・・う~む、仕事はしみじみ何でも同じだなあ、問題点も同じだなあ、と、改めて身に沁みます。
しかし、21世紀の子供たちを20世紀の価値観の犠牲にしては国が滅びますから、ここは知恵の集めどころです。大人は常にそこを考えて生きていかなくてはですね。
ああ、しかし、国が"滅びる"とか"亡びる"とか、ここまで現実感を持って言う日が来るとはなんだか嘘みたいです・・・・

ところで劇場公開中の映画ですが、『NINIFUNI』是非!

プロフィール

PFFディレクター
荒木啓子 Keiko Araki

雑誌編集、イベント企画、劇場映画やTVドラマの製作・宣伝などの仕事を経て、1990年より映画祭に携わる。1992年、PFFディレクターに就任。PFF全国開催への拡大や、PFFスカラシップのレギュラー化、海外への自主製作映画の紹介に尽力。国内外で映画による交流を図っている。

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