上映作品紹介

◎招待作品部門 サプライズ上映

急遽決定した3作品が登場する本企画では、「映画のコツ」に登壇する周防&種田コンビが30年前に手掛けた『変態家族 兄貴の嫁さん』や、「映画内映画」でお披露目する『唇はどこ?』関連作品として、伝説の学生8mm監督だった長崎監督の8mm傑作『闇打つ心臓』を上映!また、「映画内映画」企画の1つとして、韓国の俊英チャン・ゴンジェ監督『ひと夏のファンタジア』も登場&監督緊急来日!いずれも、“サプライズ”な内容でお届けします!

第37回PFF「映画内映画」プログラム関連作品 特別上映

『闇打つ心臓』

監督:長崎俊一

新作『唇はどこ?』で見事な俳優ぶりをみせた長崎俊一監督の8mm傑作。
日本の自主映画の熱い季節を体験する!

自分たちの幼い子供を殺して逃げる若い男・リンゴォと女・伊奈子。友人である島本の斡旋で空きアパートの一室に転がり込む2人だが、犯してしまった過ちに苦しみ、もがき、自分自身に追い詰められていく…。80年代の自主映画の金字塔として語り継がれる、長崎俊一監督の伝説的8mm映画。今もなお観るものの心を揺さぶり続ける傑作。後に、自身の手で35mm版『闇打つ心臓 Heart beating in the dark』をリメイクした。

◎上映後、特別鼎談あり!
8mm自主映画製作の嵐のような情熱が渦巻いていた1970年代末から1980年代。伝説の学生作家長崎俊一監督の8mm代表作を特別上映し、長崎監督、山本政志監督、諏訪敦彦監督ら、時代をつくった監督たちのトークで時代を追体験する。

監督紹介

長崎俊一Shunichi Nagasaki

1956年生まれ。神奈川県出身。日大芸術学部映画学科在学中に8mm、16mmで自主映画を撮る。82年『九月の冗談クラブバンド』で劇場デビュー。86年、アメリカのサンダンス・インスティチュートに日本人として初めて招かれる。以降も幅広く作品を作り続ける。06年には、ロッテルダム映画祭で自作13本の特集上映が行われた。

上映日時
  • 【 東 京 】2015年9月19日(土) 14:15~
    ※上映後、長崎俊一監督、山本政志監督、諏訪敦彦監督による特別鼎談あり!

[1982年/72分/カラー/デジタル]
監督・脚本:長崎俊一 撮影:武藤起一 助監督:諏訪敦彦 撮影助手:川崎欣也、国松達也 音楽:大友良英
出演:内藤剛志、室井 滋、諏訪太郎

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