本年「PFFアワード2013」には、511作品の応募をいただきました。4か月の審査期間を経て厳選された16作品から、あなたのための1作品に遭遇してください。21世紀の自主映画、驚くほどのエンターテインメントです。
「PFFアワード」についての詳細は、「PFFアワードについて」をご覧ください。
PFFアワード2013 映画ファン賞(ぴあ映画生活賞)、観客賞(名古屋)受賞作品
最愛の人の世界が広がったとき、愛が試される
[2013年/73分/カラー]
監督・脚本・編集:平野朝美/撮影:市来聖史/助監督:白井恵美子/録音:茂木祐介/照明:伊集守忠/音楽:venetit haas
出演:川籠石駿平、北 香那、松永拓野、九太朗
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音のない世界で充足していた春樹と直。音楽によって2人の間に亀裂が入り、亀裂によって愛が深まる。心を震わせ、悩み惑いながら、春樹は歌い、直は聴く。音のない世界に悲鳴のような歌が響きわたる。
◎レインダンス映画祭(イギリス)、インド日本映画祭(インド)出品作品
1984年生まれ。東京都出身。ENBUゼミナール監督コース卒業。
学習院大学文学部を卒業後、出版社に勤務しつつENBUゼミナールの夜間監督コースに入学。文学への興味から脚本にシフトして映画にいきつきました。これまでの作品から視点を変え、人に観てもらうことを意識してドラマチックな作品を目指したのが『震動』です。撮影の半年前からのリハーサルで楽器や手話を特訓の上、群馬県中之条町で10日間合宿して撮影しました。もっとも悩んだのはラストカットです。
【繰り返し観ている作品】『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』(01年)/【最近観て面白かった作品】『風立ちぬ』
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